公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

プレミアムカップオートレース回顧

2006-02-13 00:45:38 | 大レース回顧集

年に2回行われるG1プレミアムカップオートレースの優勝戦が12日、船橋オートレース場で行われた。

6・仲口武志が試走で3.26という超ド級のタイムをマークするも、本番では反則妨害を取られ失格。

スタートは4・池田政和が出た。これを8・岩田行雄、5・浦田信輔がすかさず追い、3・高橋貢は初手7番手という苦しいスタート。

しかし、度々白煙を出していた池田は機力が悪く、2周回で早くも岩田に抜かれる。しかし返す刀で池田は4周回目に岩田を抜き返す。一方、高橋はスルスルと4番手に浮上していた。

6周回2センター付近で高橋は岩田、浦田の2車をまとめて抜き去り、ついに池田の後位へ。

最終回、余裕のあった高橋がついに池田を抜き去りトップへ。池田も1センターで抵抗するが及ばず。高橋が同大会初優勝を果たした。2着池田、3着は浦田だった。

試走では4番目のタイムでしかなく、スタートも一瞬置いていかれた感じの高橋だったが、道中落ち着いて捌ききり、当地は1月のG2さざんかカップに続く優勝。また、スーパースター王座決定戦で敗れた池田に借りを返した。

とりわけ岩田、浦田の2車抜きは圧巻。逃げる池田も機力が悪く、ここでほとんど勝負がついている感じだった。錚々たる顔ぶれで行なわれた今回の優勝戦でも力の違いを見せ付けた格好。

このあとGレースの斡旋はなく、3月に行なわれる飯塚の全日本選抜に照準を合わすことができる。昨年は年初から苦しみ、それがたたってとうとうSG無冠に終わったが、この時点で早くも全日本選抜の本命といえるのではないか。

池田は終始白煙を上げるという機力の悪さを抱えながらも、こちらも力の違いを見せて2着に入った。やはり高橋と双璧のBIG 2といえるだろう。この池田もGレースは全日本選抜まで斡旋がなく、今度はSGの舞台で高橋に借りを返したいところ。

浦田はなんと今年4つ行なわれたGレース全てで優出を果たしている。昨年のスーパースターフェスタ・トップスターカップの優勝以来好調を維持している。このあと行なわれる浜松G2も出場予定だが、やはり当面の大目標は地元の全日本選抜。BIG 2を地元で迎え撃ち、撃破したいところだろうし、今の浦田だったら十分可能だろう。


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