公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

面白い1日だったね

2005-11-14 13:32:45 | 現場レポート

13日、京都競馬場へ行った。

菊花賞のときはJRAカードの指定席購入システムが変わった(6月まではその週の開催の指定席の予約・購入だったのが、7月から翌週のそれに変わった)ことから、

「しまった!」

と思って予約すらできなかったわけだが、今回は天皇賞の日に予約を終えたわ。でも、前のやり方のほうがよかったな。

当然1レースから見ていったわけだが、かといって1レースからガンガンやるわけではない。しかしこの日の京都は面白い名前の馬が一杯いたね。

のっけの1レースから、

「スーパーぺガサス」(ばんえい記念初の3連覇を達成したあの名馬の名前)

「ガチャガチャ」

なんて馬が出ていたわけだが、それに気づいたのは発売が締め切られた後。複勝でも遊びで買ってやろうと思ったけど、遅かったな。

しかし両馬とも人気していて仮に複勝で入ってもそんなにつくわけもなかったんだが。

ガチャガチャはでも3着に入った。スーパーペガサスは直線で垂れたな。

しかし2レース以降も「面白い名前」の馬が続々と登場状態。

2レースに登場したのは、

「シゲルオオビケ」

だって。

オオビケ、つまり「大引け」とは株式用語でいう

「取引所での最終の立ち会い。また、そのときの相場。」(三省堂・エキサイト検索)

のことだけど、現在「大ブーム」の株式用語がついに馬の名前にも出てきたってことか。

当然、複勝を買った。ま、来るわけないと思ってたけど。

案の定、オオビケ君は3~4角で手ごたえが怪しくなり14頭立ての「最下位」。「大引け」どころかストップ安株連発で取引途中打ち切りだ?

3レース、ちょっとムリした名前なんだが、「チョウコンドクル」だって。

父親がエルコンドルパサーということからコンドル+クを加えた名前の馬だが、もちろん複勝を購入。

しかしこの馬は競馬ブックを見たら何と△が打ってあったんで「密かに」期待はしていた。ところが・・・

序盤は3番手ぐらいに位置していて「これは面白い!」と思ったのもつかの間。直線に入ると瞬く間に後続に追い抜かれて結果9着。ま、頑張ったほうか?

そして「注目の」4レース。

5・オケラカイドウ!

うーん、公営バクチファンを唸らせる「いい名前」ではないか!これって各場に「必ず」存在するね。京都だったら丁度ダートコーヒーの看板のある喫茶店から淀駅の間の道ね。長年通っている道だが、その道を歩く客って、

「よし!今日は滅茶苦茶儲けた!」

なんていう人間は一人もいないね。私も当然そうか。さらにいえば、元・サンデー毎日編集長の牧太郎氏が「泣いて喜ぶ」名前だね。実際にスポニチでそのようなコラムを書いているし?ちなみにその馬の馬主ってのは「オダギラー」だ。

そしてシゲル株式「第二弾!」の9・シゲルカイコシも登場!

カイコシ、つまり買い越しとは、

「信用取引や清算取引で、未決済の売りの数量よりも多い買いをすること。」

「売り建てを決済して、新たに買い建てをすること。どてん買い越し。」

(三省堂・エキサイト検索)

しかしシゲルさんよ、信用取引も「お始め」なのかい?

もちろん両馬の複勝及び何とこの2頭の馬連も買った。えっ?どうせならワイドだろ?というなかれ。どうせ来るわけないんだから。

しかしカイコシのほうは積極的な競馬。

「えっ?来るんじゃないか?」と途中で思ったけどやっぱりアカン。一方、オケラカイドウのほうはその名の通り、歩みが遅いね。

だが、所詮カイコシ(買い越し)なんてしたところで火に油を注ぐようなもの。「カイコシ苦労」だ。カイコシ君は4角で手ごたえが怪しくなり、駅に近づいて?いつもの歩みを取り戻したオケラ君に残り200で交わされ14着。しかしオケラ君のほうも別にアタマを取りに行くような競馬はもちろんしていない10着。

ちなみに仮にこのレース、馬連5-9だったら何と2109.3倍。ということは20万シューだったというわけか。もしそれで入ったらもうその時点で競馬場を立ち去ったところだったよ。当然、「来るわけない」と思って買ったんだけどね。

ま、ふざけた買い方はこれにて終了。午後はしばらく休んで10レース、ドンカスターカップ。

注目は何と言っても3・ハートランドヒリュだろ。

JRAサラブレッド競走馬史上最多出走回数となる123戦を記録。当然またまた「複勝」を購入。でもこの馬、前々走は何と3着に来ているぜ。

そしてもう一頭注目の馬がいた。

今年は言わずと知れたディープインパクトの三冠馬誕生年となったわけだが、仮に無事ならばあのディープの対抗馬とさえ目されたサムライハートも参戦。こちらはもちろん「アタマ狙い」。したがってこちらは「単勝」を買った。

ハートのほうは悠々自適?に最後方から競馬を進め、「完走第一」の競走だったが、サムライのほうは、

「俺はディープをやっつけるために復帰した。こんなカス相手にレースをやっていること自体おかしなこと。」

と言わんばかりだったが、その気合いが空回りしていた様子。坂の手前では武豊が抑えるのに苦労していたよ。

でも、坂を下りきると素質がやっぱり違う。しかし忍び寄ってきたのがペリエ。

何とか凌ぎきったが、危なかったね。ちなみに馬連のほうは取って損。単勝は逆にちょっとだけ儲けたよ。本命やもんなぁ。ハートランドヒリュは「無事あるのみ」の競馬で13着。今後も「安全運転」競馬を努めます?

さて、メインはエリザベス女王杯。もう記念馬券とかおふざけ馬券なんていってられない。勝負あるのみ。

1・3・8・11・12の馬連5頭ボックス買い。最後にオースミとスイープ&エアをちょっと買い足したけど。

しかしレースはその買い足したオースミが最後まで粘ってくれたね。スイープかエアかどっちか飛ぶと思ってボックス買いにしたことも功を奏したし、先月の天皇賞以来、「悪夢」のJBC、門別遠征を含めるとスカか取って損ばっかりという最悪のムードを払拭した。

ふざけて買った午前中の損のやつも含めて久々にプラス計上して帰れた。

ま、京都競馬場ってのはやっぱり相性がいい。あんまりボロ負けしたこともないし。これが久しく行ってない阪神競馬場だったら儲けて帰ってきた試しなどないんだが。

でも今度は阪神に久々に行くとするかな。「ドブ銭捨て」を覚悟せねばならないが?

コメント (1)
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