狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

火事場泥棒は誰だ!

2011-03-28 05:32:05 | 未分類

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「米軍の救援活動は火事場泥棒だ!」 by沖縄タイムス

ートたけしが被災地のドサクサに火事場泥棒をするようなヤツは撃ち殺してしまえと発言し話題を呼んだ。

泥棒に良い泥棒も悪い泥棒も無いはずだが、悪徳商人から泥棒して貧乏人ばら撒くねずみ小僧などは、庶民の共感をよぶ。

その一方、他人の弱めに付け込んでドサクサ紛れに泥棒する火事場泥棒のようなヤツはビートたけしでなくとも撃ち殺してしまえといいたくもなる。

しかし同盟国の困窮を一生懸命支援している米軍に対し、日本のマスコミはあまり報道したがらない。

報道しないだけならともかく、言うにことかいて、やれ「売名行為」だ「政治的打算」と罵倒し、挙句の果ては「火事場泥棒」と面罵する奇妙な新聞がある。

沖縄タイムスである。⇒[震災で普天間PR]政治利用に見識を疑う
沖縄タイムス・社説 2011年3月22日

米軍の「火事場泥棒」は、さらに次のように本気度を増してきた。

 
「トモダチ作戦」米軍総力、1万6000人態勢

(3月28日 03:09)

 東日本巨大地震を受けて、自衛隊と米軍が緊密な連携の下に、かつてない大規模な活動を展開している。

 救難活動や被災地への物資輸送、東京電力福島第一原子力発電所の事故対応などと、幅も広がっている。日米同盟は、民主党政権発足で大きく揺らいだが、地震や原発対応をきっかけに、より一層深まりつつある。

 ◆前例なき態勢◆

 北沢防衛相は27日の防衛省災害対策本部会議で「米軍の持てる力は同盟国として大いに受け入れ、国民の不安を払拭していかなければならない」と述べ、危機を乗り切るため、自衛隊と米軍の連携が不可欠であることを強調した。

 自衛隊、米軍は「前例のない」(防衛省幹部)規模の部隊を派遣している。自衛隊は27日午前9時現在で、陸海空3自衛隊の総定員の半分近い約10万6900人、航空機539機、艦船53隻を投入した。一方、今回の支援を「TOMODACHI(トモダチ)作戦」と銘打った米軍の態勢は陸、海、空、海兵隊の4軍で約1万6000人、航空機113機、原子力空母「ロナルド・レーガン」を含む艦船12隻だ。特に、海兵隊では、移設問題で揺れる普天間飛行場(沖縄)に所属するヘリ部隊などが物資輸送などを展開している。

 米軍はこれらの部隊を統括するため、在日米軍司令部のある東京・横田基地に「統合支援部隊(JSF)」を新設した。米軍の指揮官は、地震発生直後は、フィールド在日米軍司令官(空軍中将)だったが、JSF発足に伴い、格上のウォルシュ米海軍太平洋艦隊司令官(海軍大将)になった。

 自衛隊幹部は「今回の地震、原発に対し、自衛隊と米軍は、日本侵略の有事に準じる体制で臨んでいる。共同訓練などで積み重ねた米軍との協力の真価が問われている」と指摘する。

(2011年3月28日03時09分  読売新聞)

              ★

沖縄タイムスは同盟国の総力を挙げての支援活動には「火事場泥棒」と面罵するが、その一方で仮想敵国の中国が自衛隊が救援活動に忙殺されているドサクサにまぎれ日本の防空識別圏に異常接近を企てている中国には一言のコメントもない。

沖縄タイムスは黙して語らないがこれこそ火事場泥棒ではないのか。

中国ヘリ、また護衛艦に接近=東シナ海、外交ルートで抗議-防衛省
 防衛省統合幕僚監部は26日、東シナ海中部海域で同日夕、中国の海洋警備機関所属とみられるヘリコプター「Z9」が、警戒監視中の海上自衛隊の護衛艦「いそゆき」に近接飛行したと発表した。同様の近接飛行は7日にもあったばかり。政府は同日、外交ルートを通じて中国に抗議した。
 統幕によると、近接飛行があったのは、同日午後4時45分ごろで、東シナ海中部の日中中間線の東側。胴体に「中国海監」と書かれたZ9ヘリがいそゆきに近づき、周りを1周して去った。
 最接近時の水平距離は約90メートル、高度は約60メートルで、7日の接近時より高度が低く、航行に危険を感じるような飛行だったという。 (2011/03/27-01:37)

              ☆

 

中国ヘリの火事場泥棒的行為は今回だけではない。

今月7日に「中国海監」と書かれたヘリが海自護衛艦に異常接近する事案が起きている。

朝日新聞によると、26日のヘリは7日のヘリと同一とみられ、同じ文字が機体に書かれていたという。

産経はこのように社説で批判をしている。⇒【主張】中国ヘリ異常接近 抗議無視した力の誇示だ2011.3.9 02:47

また、昨年4月に2度にわたって中国海軍の艦載ヘリが、海自護衛艦に異常接近する事案も起きている。

しつこく繰り返すが沖縄タイムスは、同盟国アメリカの賢明の支援活動に対しては火事場泥棒と罵っておきながら、本物の火事場泥棒である中国の卑劣な行為には何故黙した語らないのか。

沖縄2紙(沖縄タイムスと琉球新報)はまるで申し合わせたように、米軍の救援活動を非難するのが沖縄の世論であるかのように喧伝するが、沖縄に支局を持つ世界日報の昨日(27日)の「沖縄のページ」には次のような大見出しが躍っている。

東日本大地震 米軍救援活動に評価の声

総勢1万5000人投入、在沖海兵隊2200人派遣

「売名行為」「政治的打算」「火事場泥棒」・・・

世論と違う地元紙の批判

こうした在沖米軍の救援活動と地元紙の反応について、づ伝馬飛行場をかかえる宜野湾市の又吉済義市議は、「米軍の人命救援活動は高く評価すべきだ。自己や事件など在沖米軍の悪いところもあるが、明日の命が問われる現地の状況の中で、救助活動をしている米軍兵士に「対して非難するような議論は偏見でしかない」と」語った。 一方、北中城村在住の60歳の男性は、「こんな偏見に満ちた新聞があることに、沖縄県民として恥ずかしい・一般県民は、在沖米軍の救援活動に誰も反対していない。むしろ感謝している。地元紙と県民の意識は違う」と地元紙の論調が必ずしも県民の世論を反映していないことを強調した。 在沖米軍を含め米軍の救援活動は地元ではあまり報道されていないが、被災地救援に多大な貢献を着実に実施していることは間違いない。


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【おまけ】

3月27日付け世界日報には地元紙には載ることの無いこんな記事も。

自衛隊との協力は強固」 米軍支援部隊の司令官

防衛省幹部との意見交換後、記者団の質問に答えるウォルシュ米太平洋艦隊司令官(中央)=26日午後、防衛省 

 東日本大震災で、米軍が日本支援のため横田基地(東京都)に設置した「統合支援部隊」(JSF)で司令官を務めるウォルシュ米太平洋艦隊司令官(海軍大将)は26日午後、防衛省の中央指揮所を訪れ、折木良一統合幕僚長ら自衛隊幹部と意見交換した。

 終了後、記者団に対してウォルシュ司令官はJSF設置について「原子力管理などに焦点が置かれた複雑な作戦の中で、大きな能力を発揮するだろう」と説明。自衛隊と米軍の協力関係について「非常に強固だ」と強調した。また、「米軍には数多くの原子力専門家がおり、自衛隊が必要とすればさらに協力できる」とした。

 横田基地には既に原子力専門家の海軍准将が詰めており、政府や自衛隊にアドバイスする態勢が整っている。ウォルシュ司令官は通常、ハワイの太平洋艦隊司令部にいるが、JSFで指揮を執るため、同基地に滞在している。

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7 コメント

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パラシュート訓練が、、、活躍。 (義挙人)
2011-03-28 09:21:38
狼魔人様。
おはようございます。

仙台空港の復旧に全力尽くしたのは、嘉手納空軍の落下傘部隊だと、ネットで知りました。
陸路、海路が閉ざされた時、空港にたどり着く手段は、、、落下傘です。ヘリも瓦礫の地面には着陸できず落下傘部隊の活躍で、仙台空港は津波後、早めに復旧したのです。

日頃、沖縄では訓練に猛反対、されている、落下傘部隊ですが、、、、
(パラシュート訓練)が功を奏したのではないでしょうか。

訓練に反対する、反戦市民、平和団体の皆さん、、、この事をどう思われるでしょうか?

私は、「平和利用、人命救助」の為の訓練と思っております。

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Unknown (とおる)
2011-03-28 09:32:50
> 沖縄タイムスは黙して語らないがこれこそ火事場泥棒ではないのか。

火事場泥棒の協力者っぽくて、分かる人には、バレバレですね。
有る家に泥棒に入るために、事前に密偵をお手伝い等に扮して、その家に紛れ込ませて、泥棒実行前に、家のカギをあけておくという時代劇がありましたね。
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Unknown (涼太)
2011-03-28 22:42:07
狼魔人様

沖縄タイムスもイデオロギーでグダグダ言うのは結構ですが、沖縄がイザ有事の際どうするのでしょう。今回の米軍、自衛隊の活躍は国民の誰もが認めるところです。
国民が一丸となろうとするときに、グダグダ言っていたら沖縄は完全に村八分にされますよ。
それを差別だーと叫ぶなら、それはそれで仕方ないですね。沖縄は復帰後日本の富を享受してきましたが、少しは負担も考える時期です。
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許しがたい たかり (安仁屋正昭)
2011-03-28 23:43:57
この輩は、何回訴訟を起こし、どれだけ金をせしめるつもりか!

逆に、国は、このような地域に住宅建設を許可した自治体に損害賠償を起こすべきだ。

国家の一大事だというのに、この輩は自分の事だけしか考えないのか?みんなで渡れば恥ずかしくないのだろう。
身勝手が過ぎる。


http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-03-28_15934/
第三次嘉手納爆音訴訟
【中部】米軍嘉手納基地周辺の住民が国を相手に米軍機の夜間・早朝の飛行差し止めや、騒音被害による損害賠償などを求め、4月28日に提訴する第3次嘉手納爆音訴訟の原告団(2万2063人)が27日、かでな文化センターで結成総会を開いた。

 5市町村から約1300人の原告が参加し、「静かな夜を取り戻そう」と決意を確認した。

 総会では新川秀清・元沖縄市長が原告団長に選出された。新川団長は「2万2000人の原告は予想をはるかに超える数。今を生きる私たちが次の世代のため、世直しをしていこう。差別をしてきたヤマトの政治、66年居座る米軍に突きつけていこう」と決意表明。

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Unknown (涼太)
2011-03-29 00:06:41
狼魔人様

大震災などと言う言葉は、私の人生では阪神と今回の東北です。ただ日本人は禍に陥ったとき本来の力を発揮します。
ただいつの時代にも、それを邪魔する人達はいますね。今回の大震災でも義援金目的で募金を募り、他に流用する大手マスコミ、NGOも存在します。成りすまし日本人は節電に協力もしないし、尻尾を巻いて本国に逃げています。このような輩も火事場泥棒と言うのでしょうね。日本人は本来道徳観、正義感の強い民族であり、そんな不道徳な人間は許しません。今回の大震災は日本人が日本人たることを試される試練です。残念ながら私の周りでも他人事のように言う人もいます。
不謹慎ですが、人間の本質を見る良い機会かもしれません。もちろん政治にも言えますが。会社の経営などもそうですが、平時は誰が経営しても会社の業績にそんなに大差はありません。上原正稔さんは戦争は人間が試される極限状態だと発言されていますが、まさにそうですね。わが子を救うために津波に飲まれた人、年老いた老母をいたわる人、不眠不休で家族を探す人、人間の極限が今東北にあります。
決して誰かの命令で動いているわけでもありません。申し訳ないですが、沖縄の左翼の主張は沖縄県民のの尊厳さえ毀損する行為です。
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この輩は、偽善者です。 (義挙人)
2011-03-29 12:28:15
狼魔人様。
安仁屋正昭様。私もこの記事で怒ってます。

メア氏が言う、「ゆすり、たかり」は正にこの爆音訴訟の事だと思いますが、、、。
メア氏の発言でズバリ言われて一番怒っているのは、この連中です。
それにしても、住所移してまでも、この訴訟に参加している奴を見ると、ハラワタが煮え繰り替えます。
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被災者おかまいなし (ヒロシ)
2011-03-29 16:43:18
安仁屋正昭様、義挙人様
多くの方が被災し、また、原発事故で日々不安に覚えているというのに、、、
日本中、世界中から被災地の方々を支援しようとしているのにもかかわらず金のなる木を手放しません。
国からせしめたお金をすべて被災者の方々へ送る、、、わけないですよね。
ゆいまーるとか命どう宝とか、耳触りのいいキャッチフレーズばかりで民主党と一緒です。
こんなときに裁判への決起大会ですから日本中に喧嘩を売っているような物でしょう。
ゆすりたかりの証拠です。
こういう県民性だからこそ集団自決に軍の命令を作り上げたい訳です。
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