狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

集団自決の島座間味で上映会 

2009-03-22 09:35:31 | ★集団自決

沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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今朝のタイムス朝刊・オピニオン面で那覇市のKTさんが、水不足で悩む座間味村の自衛隊による貯水池工事に関して意見を述べていた。

座間味水不足 別の方策示せ  

那覇市 KTさん(78歳)

・・本紙によると、苦渋の選択として村長は陸上自衛隊に貯水池造成方を依頼する準備を進めているという。16日の本紙は大弦小弦で「背に腹は代えられぬ」のことわざを引用して村長の立場に理解を示している。あたかも私の思いを代弁しているようで胸がすく。
私は「背に腹は代えられぬ」よりも「窮鼠猫を噛む」を取る。窮鼠とは村長であり猫とは世論である。水不足で追いつめられた村長は世論にたてついてまで解決しようとしているわけだ。・・
・>

沖縄タイムスの得意の印象操作記事で、KTさんすっかり勘違いをされているようだが8年間も続く水不足で悩む座間味村が自衛隊に貯水池造成を依頼することに反対する世論なんて元々存在しない。

沖縄タイムスが情報を嗅ぎ付けて二日に渡って一面、社会面を使い幻の「世論」を煽っただけに過ぎない。

沖縄タイムスが総動員した「識者」と称する左翼学者や「平和運動家」の顔ぶれを見たらタイムスが云う「世論」とは「プロ市民の世論」ということは自明である。

何よりも座間味島と自衛隊はこれまでも極めて友好的な関係にあった。 その事実をタイムスが報じなかっただけのこと。

従ってKTさんがいう窮鼠は村長だとしても猫とは世論ではなく、ウソの世論を造り損じた沖縄タイムスということにすれば話は合う。

KTさんが自分の思いを代弁してくれたと感心する大弦小弦の「背に腹は代えられぬ」は、自分の思う道理に世論操作できなかった悔しさのあまりにごまめの歯ぎしりをしたに過ぎない。

 

で、その座間味村で「悪逆非道の日本軍」を喧伝する映画の上映会が、昨夜行われた模様。

参加者は観光客も含めてタイムスは130人と報じるが、これまでの例から推測して主催者発表の動員人数は3倍~6倍というのが相場。

だとしたら大体参加者実数は40人前後というとこか。

 

沖縄タイムス 2009年03月21日 社会 

「集団自決」胸刺す証言/1フィート25周年作品 撮影地座間味で上映【03月21日】

 【座間味】沖縄戦記録フィルム1フィート運動の会(福地曠昭代表)の設立25周年記念映像作品「軍隊がいた島/慶良間島の証言」の上映会(同会主催)が20日、撮影場所の座間味村で開かれた。

 会場の村離島振興総合センターには、沖縄戦を体験したお年寄りら130人近くが訪れ、座間味、阿嘉、慶留間、渡嘉敷の各島で起こった「集団自決(強制集団死)」の証言シーンなどに見入った。

 「集団自決」の惨劇を生々しい言葉で語る証言者たち。「(兵隊から)手榴弾を手渡された」「中尉から『いよいよだ。自殺しなさい』と言われた」「何のためにこれだけ多くの人間を自決させたのか」。スクリーンに映し出された住民の姿を、観客らは無言で見つめた。

 東京から観光で訪れていた30代夫婦は、村のホームページで上映会があることを知り、来場。「普段の生活では向き合うことのないテーマで、いい機会だった。実際の体験者の言葉だけに重みがあった」と感想を話した。

 沖縄戦当時、座間味島阿真に住んでいた女性(78)は、夫の実家側で集団自決が起こったという。「島の人たちは、あまり集団自決のことに触れたがらない。二度とあんなことを起こしてはいけない」と話した。

 福地代表はあいさつで、集団自決をめぐる教科書記述問題に触れ、「歴史の歪曲を許してはならない。史実を正しく伝えるためこれからも頑張っていこう」と訴えた。

                                              ◇

あまりにもベタな記事でベタなコメントだが、繰り返されると真実味を帯びてくるので一応突っ込みを入れておく。

>実際の体験者の言葉だけに重みがあった

これまでに数多くの実体験者の証言はあったが、集団自決を隊長が命令したという証言は後にも先にも一人もいない。

ただの一人も。

>島の人たちは、あまり集団自決のことに触れたがらない。

それはそうだろう。

親兄弟や親類を手にかけた人たちは、出来ることならそっとしていて欲しいはずだ。

 

「11万人」集会のインチキが白日の下に晒された現在、

再度「県民大会」を開催しようという動きもあったが、

それをしてはそれこそ全国の目が「動員人数」に集中し、

自分で自分の首を絞める状況にもなりかねない。

そこで、今度は小さな大会を全島で小まめに開催してトータルで目くらましを計る魂胆らしい。

被告側が最高裁を目前にして世論造りに焦っている様子が伺えて興味深い。

1フィート運動の会設立25周年記念企画
沖縄戦の歴史歪曲を許すな上映会
 

 県民のみなさん! 1フィート運動の会は、これまで米国及び英国等から沖縄戦映像フィルムを取り寄せ、映画(ビデオ)を制作し沖縄戦の実相を伝えてきました。
 今年の12月8日に県内外のご支援の中、設立25周年を迎えます。
 今、沖縄では全国の先頭になって島ぐるみで政府・文科省による不当な検定意見(軍命の削除)を撤回させるため立ち上がっています。
1フィート運動の会では原点に立ち返り、全県民の願いである沖縄戦の史実を正しく次代に継承していくために下記の通り上映会を開催いたします。
 多くの県民の皆様がご家族揃ってご鑑賞下さいますよう呼びかけます。

上映スケジュール
3月19日(水)午後6時 大宜味村農村改善センター

3月22日(土)午後4時  渡嘉敷村中央公民館ホール

4月 1日(火)午後6時  読谷村文化センター

4月19日(土)午後2時  沖国大厚生会館ホール

4月26日(土)午後2時  西原町中央公民館ホール

5月10日(土)午後2時 宜野湾市中央公民館ホール(2F)

5月30日(金)午後6時  小禄南公民館ホール

6月13日(金)午後6時30分  糸満市農村環境改善センター

6月20日(金)午後6時30分  那覇市ぶんかテンブス館4Fホール

7月12日(土)午後2時  北中城村中央公民館ホール

8月 9日(土)午後2時 名護市民会館小ホール

9月 7日(日)午後2時 沖縄市民会館中ホール

10月10日(金)午後6時30分 繁多川公民館ホール

11月 1日(土)午後2時 若狭公民館ホール

12月 8日(月)午後6時 那覇市八汐荘2Fホール


入場無料(資料代300円)

プログラム
(1) 沖縄戦・未来への証言(1986年作品・脚本 嶋津与志・55分)
(2) ドキュメント沖縄戦 (1995年作品・脚本 柴田昌平・57分)
(3) 沖縄戦の証言  (2005年作品・脚本 謝名元慶福・35分)
(4) 中村文子1フィートの反戦   (2003年RBC放送・33分)


主催/子どもたちにフィルムを通して沖縄戦を伝える会
      (通称:沖縄戦記録フィルム1フィート運動の会)
TEL 098-862-2277   FAX 098-861-6466
 

                   ◇

うーん、3月から12月に渡ってしつこく16回も「法廷外闘争」。

延べにしても参加者は、千人も集まらないとは思うが、

その度に新聞が誇大に報道する。

それが本当の狙いだろう。

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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (涼太)
2009-03-22 23:55:00
狼魔人様

11万人集会のとき、渡海文部科学大臣が「沖縄の県民感情に配慮して、何が出来るのかお互いに智恵の出しどころだ。」とコメントしたと思います。つまり、お互いにあまり傷を深くしないように、沖縄の人たちが贖罪意識でこれ以上苦しまないように、落とし所を考えた結果、「軍の関与」は残したののだと思います。国としての最大限の譲歩だと、思うのですが。11万集会でも、県議会は「命令はまずいが、関与ならいいだろう。」で決議したはずです。
最高裁に向けての、世論造りの一環として上映会をやっているのでしょうが、その影で贖罪意識に苦しむ人達もいるのではないでしょうか。
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Unknown (狼魔人)
2009-03-23 11:11:47
涼太さん

沖縄タイムスを戦闘にした左翼の仕掛けた「沖縄の声」の幻に怯えた自民党県議も苦渋の決断で「関与」で妥協したが、結局、この妥協が「11万人」の幻を生み出し、それに怯えた文科省が「関与」で譲歩するという悪循環を呼び、一審、二審の判決にも影響したと思われます。

当初から「関与でも認めてはならぬ」と主張しておられた藤岡信勝教授の懸念通りの流れになったのは残念です。
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