狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

米軍が県民大会に横槍 大会運営に影響

2007-09-29 05:38:30 | 教科書

 

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狂気は個人にあっては稀なことである。

しかし集団・民族・時代にあっては常態である

一人は個、二人は対、三人以上になると集団性を帯びる

集団は時に人を変えてしまう

 

辿り着く先が間違いだと皆知っている。

だが、誰もそれを止められない。

動き出した大きなうねりに身を任せ

考えることなく突き進むのは容易だ。

まるで断崖に向かって突進するヌーの群れのように。

小さな悪意と人間なら誰しもが持つ自己保身、

そしてささやかな名誉欲やプライド、

それがこの「政治運動」を先へ先へと進めて行く。

そこでは理性的な説得など何の役にも立たない。

「運動」に疑問を持つ少数の意見、

又議論・検証を求める地味な活動は、

単純でわかりやすい結論を求める人々の声や、

利口ぶった学者やマスコミの前に押しつぶされてしまう。

                    *

時が熱狂と偏見とをやわらげた暁には また理性が虚偽からその仮面を剥ぎ取った暁には

その時こそ正義の女神はその秤を平衡に保ちながら 過去の賞罰の多くに

そのところを変えることを要求するであろう

 

よく言われることだが「鉄の暴風」という言葉から受ける沖縄戦の印象は「米軍対日本軍」の戦いではなく「沖縄対日本軍」のそれである。

そして米軍は日本の沖縄を解放に来た解放軍だという印象だ。

沖縄タイムスが極端な偏向を通り越して、敵意剥き出しの反日報道をするのには訳がある。

その理由を深く掘り下げると沖縄タイムスの出生の秘密にたどり着く。

次の文章はある出版物の前文の一部を抜粋したものである。

「なお、この動乱を通じて、われわれ沖縄人として、おそらく終生わすれることができないことは、米軍の高いヒューマニズムであった。 国境と民族を超えたかれらの人類愛によって、生き残りの沖縄人は、生命を保護され、あらゆる支援を与えられて、更正第一歩を踏み出すことができたことを、特記しておきたい」 

米軍に揉み手をしたようなこのおべんちゃら文が『鉄の暴風』の初版の前文だと知ると驚く人も多いだろう。

勿論、沖縄タイムス出生の秘密を暗示するこの前文はその後の重版では削除されている。

『鉄の暴風』は主として沖縄タイムス記者伊佐良博氏(後に太田に改姓)によって書かれたが、同書のもう一人の著者、牧港篤三氏によれば、初版は2万部出版され「米軍に提出されるため英訳され、占領軍司令部でも話題になった」と記している。(沖縄タイムス平成14年6月12日付け)

そう、沖縄タイムスは戦後沖縄占領米軍のプロパガンダ紙として出発したのだ。

ここで言うプロパガンダ紙というのは比喩的な意味ではなく米軍情報部の下に作られた広報紙という意味である。

                     *

沖縄戦における日本軍の残虐性を述べるとき,その対極として米軍のヒューマニズムが語られる。

「毒おむすび」の日本軍に対して米軍は食料や「チョコレート」を住民に配ったという分かりやすい構図だ。

最近の「集団自決」に関する「教科書検定」問題でも常に悪役は日本軍であり善玉はアメリカ軍だ。

その意味では「日本軍の残虐非道な行動」を糾弾する「県民大会」なら米軍はこぞってこれに賛同するものと想像した。

事実沖縄在住の米人で「県民大会」に賛同する報道が新聞を賑わした。

それよりも沖縄の新聞で「県民大会」に横槍を入れるような言動をおおっぴらにする団体の記事などお目にかかったこともなかった。

ところが、驚いたことに沖縄最大の組織が大会直前になって横槍を入れてきた。

それが米軍だと知って二度びっくりした。

ひょっとして狂乱した「県民大会」を「政治集会」として冷静に判断できる組織は、沖縄では米軍だけなのか。

米軍が市民広場閉鎖 県民大会参加者輸送に影響

米軍の使用不許可を受けて閉鎖を知らせる張り紙が掲示された宜野湾市民広場のゲート=28日午前10時20分ごろ、宜野湾市役所向かい

 【宜野湾】宜野湾市野嵩の普天間飛行場施設内で米軍が無料開放している市民広場(第4ゲート)を、米軍が29日の「教科書検定意見撤回を求める県民大会」のために使用することを不許可とし、市に通知していたことが28日、分かった。普天間基地司令官名で「日本国内の重要かつ慎重を期する問題について、中立の立場を維持する」ことなどを理由に、不許可とするとの回答があった。同広場は普天間基地包囲など米軍基地反対運動の際に使用不許可になったことはあるが、そのほかの使用申請に対する不許可は異例。市は28日、再度使用許可を申し入れる。
 市民広場は宜野湾市役所向かいにあり、約200台の駐車場とグラウンドなどがある。通常は午前5時から午後11時まで開放されている。
県民大会では市役所駐車場から会場までシャトルバスを出す予定にしており、市は参加者の駐車スペース確保のため、大会実行委員会の要請を受けて普天間基地司令官に市民広場の使用を要請していた。
 米軍側から21日付で市に回答があり、「
日本国内の重要かつ慎重を期する問題について、中立の立場を維持する」「論争となっている日本国内の政策については、支持あるいは不支持と受け取られることを避ける」などを理由に挙げて、不許可としている。
 市民広場は2004年と05年の普天間基地包囲の際にゲートを閉じて使用不可としたが、通常は使用制限をせず、イベントなどにも利用されている。市は「大会参加者の駐車スペースを確保するためにも再度、使用を申し入れる」としている。

(琉球新報 9/28 16:02)

                    ◆

宜野湾駐車場閉鎖 不許可「おかしい」

 「教科書検定意見撤回を求める県民大会」で、米軍が普段、無料開放している米軍普天間飛行場の施設での駐車場使用を不許可としたことについて「超党派による大会」実施を進める県民大会実行委員会や、参加者からは「真実を伝える大会であり反県民の姿勢だ」「もともとはわれわれの土地だ」と「政治的な大会」を不許可理由とする米軍に対し、批判の声が相次いだ。

(9/28 16:21)全文 >>> 

 

「日本国内の重要かつ慎重を期する問題について、中立の立場を維持する」「論争となっている日本国内の政策については、支持あるいは不支持と受け取られることを避ける」

ごく当たり前の意見でコメントの必要はないだろう。 

>「政治的な大会」を不許可理由とする米軍に対し、批判の声が相次いだ。

大会は「政治的な大会」だとそのの本質を冷静に見抜いているのは米軍の方だ。

会場までの無料送迎バスの駐車場を封鎖したからといって「県民大会」は挙行されるだろう。

しかし、これまで沖縄には「県民大会」の名を騙った「政治集会」に反対する組織が沖縄に在るということを周知させただけでも米軍の措置には大きな意義がある。

米軍だけではない。

沖縄には「県民大会」を冷ややかな目で見ている物言わぬ多くの県民がいることを忘れてはいけない。

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7 コメント

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Noと言えない日本人 (ヒロシ)
2007-09-29 08:29:04
この県民大会が誰のなんのためになるのでしょうか?

自分たちの都合のいいように米軍が協力してくれなければ米軍をたたく。なんにでも噛みついているわけですよ。意に沿わなければ。
いつまでたっても大人になりきれない人たちがそこにいます。
いつまでたっても大人になれない沖縄。

県民大会終了後、すみやかに琉球新報のパンドラの箱が開かれる事を希望します。

今日は暑くなりそうです。
県民大会には(真実を知られなかった)高齢の方たちが参加すると思われます。
熱中症で集団自決にならない事を願っています。
(墓場まで真実を持っていった人たちにあの世で真実を伝えられたらショックで2度死んでしまいそうです)
Unknown (鴨川)
2007-09-29 08:29:32
私もその記事を読んだとき「米軍グッジョブ!」と呟きました(笑)

まぁ当然の措置ですが。

いよいよ県民大会当日になりましたね。

今日の朝刊は凄いことになっていますね。

読んでいて歯痒い記事の多いこと。
Unknown (きんじょう)
2007-09-29 11:56:20
沖縄タイムスが“捏造写真”報道
被害者感情あおる、米軍殺害場面を「集団自決」と

 来春から使用される高校歴史教科書の沖縄戦「集団自決」の記述から、日本軍の「強制」を修正するようにとの検定結果の撤回を求める県民大会がきょう、沖縄県宜野湾海浜公園で開催される。地元の新聞テレビは連日、この大会に向けて特集を組み、参加を促している。キャンペーン報道を続けてきた沖縄タイムスは二十八日付で「9・29県民大会特集」八ページを作成。その中に無残な姿で死んでいる住民の写真を掲載、「沖縄戦の『集団自決』で亡くなったとみられる住民たち」と説明を付けた。だが、これは米軍による住民殺害場面の写真であることは明らか。写真を“捏造(ねつぞう)”してでも県民の被害者感情をあおる沖縄タイムスの報道姿勢に、識者から批判の声が上がっている。
(編集委員・鴨野 守)
http://www.worldtimes.co.jp/special2/okinawa_times/main.html
Unknown (きんじょう)
2007-09-29 11:59:45
被害者感情あおる
米軍殺害場面を「集団自決」と

沖縄戦で米軍の攻撃で亡くなった死者の写真を、「『集団自決』で亡くなったとみられる住民たち」と写真説明を改竄して報じた沖縄タイムス9月28日付「9・29県民大会特集」
 同特集は、一面で「沖縄の『真実』次代へ」、二・三面で「歪曲される沖縄戦」、四・五面で「各地の『集団自決』『虐殺』」、六・七面で「教科書検定の推移」などを扱っている。一連の沖縄タイムスの報道は、▽日本軍と住民が混在した戦場では、軍による強制・誘導による「集団自決」が発生し、住民をスパイ視する虐殺が起こった▽「軍隊は住民を守らない」というのが沖縄戦の教訓――という論調で貫かれている。
 問題の写真は三ページに、「歪曲される沖縄戦」という見出しの下に縦四段で大きく掲載。その下の写真説明は、「沖縄戦の『集団自決』で亡くなったとみられる住民たち。場所は特定されていない。米軍撮影によるもの」とある。写真横には、安仁屋政昭・沖縄国際大学名誉教授が「『集団自決』の実態/軍の強制・誘導に起因」という一文を寄せている。この写真と文から、集団自決によって住民がいかに無残な死に方をしたか、を県民に訴え、その怒りを教科書記述の修正を決めた政府、文部科学省に“誘導”する紙面作りとなっている。

 だが、この写真は『決定版 日本の終戦46人の目撃者 米国国防総省報道写真班の証言秘録』(昭和六十年・双葉社)十七ページに掲載されているものと同一写真。

 『決定版』に掲載されたこの写真には、「米第7師団第32連隊の第一戦攻撃で逃げ惑い、火砲、銃弾攻撃で見るも無惨な死体となった沖縄の住民たち。(昭和20年6月21日)」とあり、明らかに米軍の攻撃で亡くなった住民たちである。

 偏向展示として批判を浴びている沖縄県平和祈念資料館にも畳二畳ほどの大きさでこの写真パネルが展示されているが、同資料館が発行する「総合案内」冊子には、「犠牲となった住民(米軍の説明では砲撃による死となっている)糸満市 6月21日」と記入されており、「集団自決」とは書かれていない。もし昭和二十年六月二十一日、糸満市で住民の集団自決が実際にあったのであれば、沖縄タイムスは当然その事実を特集の中の「各地の『集団自決』『虐殺』」などに書き込むはずだが、何も書いていない。そのことを指摘されないように、写真説明には「場所は特定されていない」と、巧妙に“逃げ”を打っている。

 きょう二十九日に開かれる県民大会は仲里利信県議会議長が実行委員長となり、五万人の参加を目標として、沖教組や自治労などが中心に各団体が参加している。地方議員はもちろんのこと、中・高・専門学校や大学でも、教師が生徒に教科書問題の経緯を話して大会への参加を促している。二十七日には、翁長雄志(おなが・たけし)那覇市長が先頭に立って職員と参加を呼び掛けるチラシを市内で配ったり、地元紙は会場までのバスの片道無料乗車券を付けるまでの過熱ぶりである。

 沖縄タイムスの広報担当編集局次長は二十八日夜、本紙の問い合わせに対して「明日の大会準備などで多忙を極めており、すぐにコメントはできない」と語った。

神罰下れ!! (右より伊集部長)
2007-09-29 12:00:27
わが家にも、小学生二人が学校から配られた
チラシをもってきた。
何もわからない子供たちを巻き込みやがって
まったく卑怯である。

事実を知っている亡くなられた人々は、
きっとあの世で嘆いておられると思う。

そんなことはお構いなしに、自己の政治目標を
達成すべく、県民を愚弄する煽動者たちに神罰を!!
県民の思いは (okinawakenmin)
2007-09-29 16:18:40
連日の新聞、TVの捏造報道に脱力しています。
そういえば昨日も毒入りおむすびの話をTVでしていましたが、当時、毒入りのおむすびを他にももらった人がいるのか知りたいところです。
あるブログで、沖縄県民は恩を仇で返すのかとありましたが、確かにそう見られてもしかたがないような状況で、とても残念に思います。
櫻井よしこ氏の今年1月のブログ「沖縄集団自決、梅沢隊長の濡れ衣」を読むと、「慰霊のために座間味島を訪れた梅沢氏を住民はあたたかく迎えた」とありました。住民は梅沢氏を憎んでいたとは思えません。
「県民大会-県民の思いは一つ(琉球新報)」ではありません。県外の方々にもわかっていただきたいです。
Unknown (狼魔人)
2007-09-29 20:01:57
◆ヒロシさん

新聞みるのもテレビみるのもうんざりの一日でしたね。

でも、歴史が数の力で書き換えられることはありません。

さもなくば日本はお終いですから。


◆鴨川さん

>米軍グッジョブ!

米軍は「プロ市民集会」とでも思っているのでしょう。

米軍に抗議すると言っていましたが、フォロー記事がありませんね。

今度は米軍へ大して「駐車場閉鎖撤回を求める県民大会」ですかね。


◆きんじょうさん

世界日報の情報ありがとうございます。

沖縄タイムスは確認していませんが、ひどいことをしますね。

「沖縄誤報タイムス」が相応しいかも。

世界日報のGJですね。

次のエントリーに反映させたいと思います。


◆右より伊集部長さん

>わが家にも、小学生二人が学校から配られた
チラシをもってきた。
何もわからない子供たちを巻き込みやがって
まったく卑怯である。

卑怯に加えて、「恥を知れ!」といいたいですね。

一握りの事情を知る連中が、事情を良く知らない大衆を扇動していく構図がはっきり見えた「県民大会」でした。


◆okinawakenminさん

>「県民大会-県民の思いは一つ(琉球新報)」ではありません

琉球新報も沖縄タイムスも読者は全て「愛読者」だと自惚れているのでしょう。

やむなく読んではいるが批判の心を忘れない読者の力がそのうぬぼれを粉砕するときがきっときます。

へこまずに頑張りましょう。

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