小売店は豚肉が混入していた「北海道加ト吉」の牛肉コロッケの販売中止や店頭からの撤去を始めた。
コープこうべ(神戸市)など全国約80の生協は20日午前、「CO・OP 牛肉コロッケ」の販売を中止。コープしが(滋賀県野洲市)はカード会員の購買履歴から当該商品を購入した組合員を割り出し、購入代金を返還する方針だ。
鹿児島県と宮崎県で「ファミリーマート」を運営する南九州ファミリーマート(鹿児島市)は、豚肉が混入していた牛肉コロッケを使ったサンドイッチを店頭から撤去した。ダイエーと西友、ローソンも豚肉の混入があったかどうかを確認中だが、「消費者の不安を払拭(ふっしょく)する」(ダイエー)ため同日、商品を撤去した。(日本経済新聞 07:01)
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「羊頭狗肉」は騙しの代名詞だが、
犬を食べる食習慣のある中国では、
中味が違っても旨けりゃ結構、
特に騙しの意味は無いと訊く。
羊の肉より犬の肉を旨いと思う人にとっては、むしろありがたい話なのだろう。
「牛頭豚肉」。
それが何か?
美味しければいいのでは?
・・・とは、日本では通用しない。
高価な食材をふんだんに使った料理は
高くても、美味しい。
食材をケチった料理は
値段は安くとも、不味い。
安い食材で美味しい料理が造れたら・・・・
料理の鉄人でも、やはり食材を選ぶ。
それが出来るのは料理の天才?
豚肉の混入した「牛肉コロッケ」。
偽装表示は消費者を偽ることであり、厳しくその責任を追求すべきだろう。
でも、・・・
中国の偽装食品に比べたら可愛いものだ、
・・・と言ったら怒られるか。
このコロッケ、大手スーパーの「コープ」や、コンビニ等では美味しいと評判のコロッケだったと聞く。
この社長、謝罪の態度が悪いとブーイングを受けている。
牛肉の代わりに豚肉のほかレバーや血液、それに牛脂も使っていたと言う。
その結果、大幅コストダウンで、
消費者が喜ぶ「美味しいコロッケ」が出来たのなら、
人相と態度は悪いが、
この社長って、 天才?
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豚肉混入の「牛肉コロッケ」を、行列作って買ったグルメたちは
とんだ間抜け面をさらすことになるね。
それを「美味しいコロッケ」として販売していた大手スーパー、コンビニも大恥だらしだ。
仕入れ担当者は試食していただろうに、
きっと、「これは旨い!」とか言って
脳テンキに、Ⅴサインでも出していたんでしょう。
まだまだ恥さらしはいるね。
天才社長の「作品」に自社ブランドをつけた、味の素、紀文、加ト吉の皆さん、
皆さんの目は節穴だったの?
いや、大手食品メーカーが、味オンチだったことをバクロしたわけですね。
あぁ~、恥ずかしい!
◆関連エントリー:「羊頭狗肉」? それが何か。 |
本当に羊頭狗肉だった可能性もありますね(笑)
この社長の弁解振りを見ていると、怒ると言うより何故か笑ってしまいます。
まだ次々ボロが出てくるようですね。
結局見破ったのは内部告発だと言うから、
この社長、やっぱり、偽装の天才?(笑)