狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

名城裕司、来月K―1デビュー 兄と合宿、攻撃に幅

2007-03-18 09:42:06 | 未分類

名城裕司、来月K―1デビュー 兄と合宿、攻撃に幅

4月4日にK―1デビューする名城裕司=瀬底ビーチ

 世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級王者の名城信男(25)=六島=が本部町で行った強化合宿に、弟・裕司(23)=頂上会=が初めて参加した。4月4日に横浜アリーナで行われる「K―1WORLDMAX世界王者対抗戦」でのK―1デビューに向けて、トレーニングを積んだ。
 けりを得意技とする裕司だが、今回ボクシング合宿に参加したことで、「もっとパンチを磨いて、パンチで翻弄(ほんろう)し、最後にキックで決めたい」と自らのキックボクシングにも幅が広がった様子だ。
 強じんな筋力や、抜群の格闘技センスを持っているが、まだスタミナ不足は否めず、ハードなランニングメニューについていけない場面も。裕司は「上で勝つためには、これだけやらないといけない、ということが分かった」とスタミナアップを課題に挙げた。
 デビュー戦に向けては「まず勝つことが大事だが、豪快なKO勝ちでお兄ちゃんの防衛戦の起爆剤になれれば」と意気込んでいた。

(琉球新報 3/13 10:15)

 

ボクシング・名城、満点の強化 2度目防衛に自信

キャンプ最終仕上げのランニングに汗を流す名城信男(左)と弟の裕司=9日朝、瀬底ビーチ

 世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級王者の名城信男(25)=六島=が9日、10日間の沖縄合宿を打ち上げた。昨年7月に王座を奪取。12月には初防衛にも成功した名城が次に見つめるのは5月3日に予定されている2度目の防衛戦。合宿ではスタミナと下半身強化をテーマに掲げて十分に走り込んだ。
 父・建伸さんの故郷・本部町での合宿も5回目。名城は「沖縄は陸上競技場からビーチまで練習場所も豊富だし、たくさんの人に応援されているのを感じることができて、とても落ち着く場所」と目を細めた。
 今回の合宿に参加したのは名城のほか、WBCバンタム級世界ランキング5位の池原信遂(30)=大阪帝拳=と名城の所属する六島ジムの後輩2人、キックボクサーとして活躍する弟・裕司の5人。朝は長い距離を走り、午後は短い距離のスピード走やウエートトレーニングを積んできた。トレーニングメニューを管理する仲田健さんは「心肺機能や敏しょう性の向上を目的に置き、特にランニングの量を増やした」という。
 9日朝、仕上げのランニングを終えた名城は「合宿では、とにかくよう走りました」と第一声。今年1月に和歌山県白浜でキャンプを行ったが、寒さのためひざに違和感を覚え、思うように走り込むことができなかった。その分、「暖かい沖縄に来て、思う存分走ることができた。この練習が自分の自信につながる」と充実感を漂わせる。
 走り込みの成果は下半身強化とスタミナアップに現れる。「自分のボクシングは低く攻め込んでいくスタイル。下半身を強くすることで、安定感が生まれてきた」(名城)。藤原俊志トレーナーも「いまの時期では(体づくりは)満点に近い。あとは相手のパンチにしっかり反応できるようにスピードをつけて、パンチの精度を向上させていきたい」と防衛戦までのプランをきっちりと描いている。
 名城は「次の相手もハードパンチャー。相手のパンチに対する反応を高めるためにも、今後はガンガン、スパーリングをしていきたい」。「第2の故郷」沖縄の地で自信と英気を養った名城は、防衛戦に向かってまっしぐらに突き進む。

(琉球新報 3/10 11:03)

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沖縄は空手の伝統があるせいか、ボクシングの世界チャンピオン輩出県として日本一を誇る。

ざっと思い付くだけでも、沖縄出身のチャンピオンは具志堅用高、浜田剛史、上原康恒、渡嘉敷勝男、友利正、平仲明信とそして現役の名城信男の計7人。

アマチュア界では「沖縄代表は日本を制する」との言葉があると聞く。

とにかくプロ、アマとも沖縄はボクシングが盛んで強い。

先日の「たけしのアンビリバボー」で放映の現世界チャンピオン名城信男は亀田弘毅が四回戦ボーイの頃からテレビの人気者であったのに対し、王座獲得の試合さえテレビ放映されなかった「知られざる王者」として紹介された。(◆下記参照)

沖縄出身の世界チャンピオンにはもう一人の「誰も知らなかった世界チャンピオン」新垣諭(さとし)(IBFバンタム級チャンピオン)がいる。

初防衛戦を勝利で飾ったにもかかわらず、コミッションがIBFを承認していないために世界王者としての扱いもされず、マスコミからは見放され、今では沖縄県人でもその名を記憶するものは少ない。

ところで空手、ボクシングと打撃系の格闘技に強い沖縄だが、今人気のK-1では沖縄出身者の名をまだ聞いていない。

4月4日に横浜アリーナで行われる「K―1WORLDMAX世界王者対抗戦」でのK―1デビューと言うチャンピオンの弟・裕司の健闘を期待したい。

 

フジテレビ「アンビリバボー」  知られざる王者名城信男

 

 

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