【中部】恩納村の米軍キャンプ・ハンセン内の安富祖ダム工事現場で米軍の銃弾とみられる物が見つかった事件で、長浜善巳村長と安富祖区の宮里勇区長らは17日、沖縄防衛局と米軍キャンプ瑞慶覧を訪れ、事件に抗議し、原因究明と再発防止を求めた。

米軍の銃弾とみられる流れ弾が見つかった事件について抗議する恩納村の長浜善巳村長(左から2人目)=17日、沖縄防衛局

 沖縄防衛局で長浜村長は「一歩間違えれば人命に関わる大きな事故が予想された」と抗議。民家や農作業をしている場所が近いことを指摘した上で「今後このようなことが起こらないよう原因究明と再発防止を強く求める」と要請した。

 中嶋浩一郎局長は「関係者、周辺住民に不安を与えたことはおわび申し上げる。米軍もすでに調査を開始しており、原因究明と再発防止を米国とともにやっていきたい」と答えた。

 要請後、長浜村長は「工事はいまストップしていて、流れ弾が飛んできたであろう演習場もストップしている状態だと聞いている」と説明した。

 一方、米海兵隊の太平洋基地政務外交部長のスコット・コンウェイ大佐は「住民と工事関係者に恐怖と不安を与えてしまった。申し訳ない」と謝罪し、「原因究明されるまでは射撃訓練をしない」と説明したという

                        ☆

その後の「銃弾」事件の報道を見ると、派手な大見出しの割には「銃弾と思われる」など、新聞記者の推定のを根拠に書いた飛ばし記事であることが分かる。

県警も銃弾による「立件は困難」としており、「まず車両やタンクの傷が流れ弾による被害なのか調べる必要がある」(16日付沖縄タイムス)

さらに記事は米軍の流れ弾事件が日常茶飯事で頻発しているような印象操作で次の記事を書いている。

「2008年12月に、金武長伊芸区で米軍のものと見られる流弾が車のナンバープレイとにめり込んだ事件では、「何者かが目的を以って損傷したとは認めがたい」とし、器物破壊で立件していない」

結局、この事件は唯一の目撃証人である老女が、心労のため事件直後に急死するという不幸もあったが、銃弾が突き刺さったと見られた自家用車が、実弾訓練中には問題の車庫に駐車していなかった、とのアリバイ証言もあり、「銃弾」は米軍の実弾訓練中の流れ弾でないことは証明されたしまった。

では、ナンバープレイに突き刺さった「流弾」は誰の仕業か・・・。

この辺でに一年にも及んだ沖縄二紙の「米軍・流弾事件」の糾弾は大きくトーンダウンし、釈明の無いまま沈黙を守っている。

沖縄2紙が幻の米軍「流弾事件」で大騒ぎし、県民を騙した顛末は、当日記の過去ブログの)次の「カテゴリー」で46回にわたり詳述してある。

金武町流弾事件(46)

ひと言で言えば金武町流弾事件は大嘘であった、ということ。

今回の米軍の流弾事件も、あくまで沖縄2紙の想像による飛ばし記事であり、うるま市選挙の妨害記事そのものである。

>原因究明と再発防止

そもそも「銃弾らしきもの」で出来たと「思われる傷らしきもの」のを、流弾ではない、と証明するのは悪魔の証明に近い困難な出来事。

いずれにせよ「銃弾」の飛ばし記事は、うるま市長選が終わったら、自然に紙面から消えていくだろう。 

誰が「銃弾らしきもの」でタンクに「銃弾による傷らしきもの」を工作したかは不明のままに・・・。

 かくして、沖縄2紙のフェイクニュースが、沖縄の世論を歪めていく!

よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします