娘は中学三年生、今年3月で卒業です。
妻は、父兄の学級委員をしています。
今夜はPTAがあるため、出かけることになっています。
私は、補導委員会に所属し、昨年の夏休みに活動しました。
思えば、息子が中学に入学した6年前から、私たち夫婦は、学級委員、補導委員の他に、リサイクル委員、広報委員など、数々の役をやらさせてもらいました。
ですが、娘が中学を卒業するのに伴って、私たちも、そのお役目から卒業することになります。
中学は、小学校ほど地域との繋がりがありませんから、たぶん、もう通うことがないでしょう。
言ってみれば、縁が切れることになります。
野球部の役員をしていたときは、土日ごとにグランドに立っていましたから、それを思うと、ホッとすると同時に、寂しいものもあります。
自分が卒業した学校に子供たちが入学し、役を受けるのは、感慨深いものがあると思います。
が、中学に関しては、私も妻も母校ではありませんでした。
その中学校、わりと新しい学校で、私が中学生の時にはありませんでした。
私の妹は卒業生なのですが、校舎に入ったのは、卒業式の当日でした。
しかも設立して十年も経たないうちに、校内暴力で荒れる有名な学校になりました。
中学生が竹刀を持ち学内をうろつき、先生をどつきまわたしこともあったそうです。
しかし、その当事者は、子供が中学に入学し父兄になったことで、なんと、PTAの実行委員になってしまったりするのです。
中学生の時は、学校に先生に抵抗しまくっていたのに、いまでは、学校運営一番の協力者になるのです。
若気の至りなのでしょうか、中学坊主の頃なら、あるある、てなことなのでしょうか。
その中学校、私の母校ではありませんが、じきに縁が切れます。