学童野球 対 少年野球です。
具体的に記せば、中学一年生のチームに、その中学に来年入学する、小学六年生(息子が所属しています)のチームが挑んだ試合です。
なぜ、そのような催しが出来たかといいますと・・・・。
三年前のことです。中学一年生の野球部員は9人しかいなく、野球部の存続が危ぶまれたため、熟慮の結果、青田買いならぬ、来年入学する子供たちに野球部をアピールするため始まったそうです。
その試みは成功し、次年度には二十数名の生徒が野球部に入り、その次の年も同じほど入り、現在、中学の野球部は50名あまりの部員を抱えるまでになりました。
そして三年目の今年も、親睦を深めるということで行われました。
小学6年生と中学1年生・・・たった一年しか違わないのに、体格の差は歴然としたものがあります。
中学生は成長期に毎日走り込んでいますから、一回り大きく感じます。しかも引き締まった体付きをしています。小学生は、例え背が高くても、ポッチャリした体付きのままです。
その二組が試合をしました。
結果は1×4。数字だけ見ればまともな試合に見えますが、小学生チームはヒットは一本で、一方的な試合でした。
ボールの勢いも違いますが、なにより内野の大きさが違い、一塁までが遠いこと・・・。盗塁なんてとんでもない。走っても走っても塁まで足が届かない状態でした。
セカンドベースの位置も、学童のセンターの守備位置ではないかと思うくらい遠いところにありました。
息を呑まれ、息が上がり、の試合で、息子にはいい刺激になったと思います。
もっとも、これで中学に入っても野球を続けるかは別ですが・・・。