戸惑い八景

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段違い的試合。

2006年11月18日 | 想うこと

学童野球 対 少年野球です。

具体的に記せば、中学一年生のチームに、その中学に来年入学する、小学六年生(息子が所属しています)のチームが挑んだ試合です。

なぜ、そのような催しが出来たかといいますと・・・・。

三年前のことです。中学一年生の野球部員は9人しかいなく、野球部の存続が危ぶまれたため、熟慮の結果、青田買いならぬ、来年入学する子供たちに野球部をアピールするため始まったそうです。

その試みは成功し、次年度には二十数名の生徒が野球部に入り、その次の年も同じほど入り、現在、中学の野球部は50名あまりの部員を抱えるまでになりました。

そして三年目の今年も、親睦を深めるということで行われました。

小学6年生と中学1年生・・・たった一年しか違わないのに、体格の差は歴然としたものがあります。

中学生は成長期に毎日走り込んでいますから、一回り大きく感じます。しかも引き締まった体付きをしています。小学生は、例え背が高くても、ポッチャリした体付きのままです。

その二組が試合をしました。

結果は1×4。数字だけ見ればまともな試合に見えますが、小学生チームはヒットは一本で、一方的な試合でした。

ボールの勢いも違いますが、なにより内野の大きさが違い、一塁までが遠いこと・・・。盗塁なんてとんでもない。走っても走っても塁まで足が届かない状態でした。

セカンドベースの位置も、学童のセンターの守備位置ではないかと思うくらい遠いところにありました。

息を呑まれ息が上がり、の試合で、息子にはいい刺激になったと思います。

もっとも、これで中学に入っても野球を続けるかは別ですが・・・。

 


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