戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

またもや階段墜ち

2015年03月02日 | 想うこと

 

昨日、日曜日でした、昼前ですが、母親が階段から墜ちまして・・・

それも他人様のおうちの階段から・・・

階段落ちは父親が二度も行っていますから、珍しくもないのですが、これが母親と来ると事情が異なりまして、慌てました。

店の部屋で確定申告の清書を行っている私に、近所のおばさんが、「おかあさんが階段から墜ちたよ」、と慌てて言いに来ました。

私は、すぐには何のことか分かりませんでした。

階段ならここにあるが、母親はここにはいませんでしたから・・・

しかし、母親は秋葉様のお供えに行っていることに気がつき、その神棚が他人様の家の二階に備え付けしてあることを思い出し、店から飛び出しました。

墜ちた段差はたいしたことがなかったのですが、仰向けになって起きあがれずにいました。

妻が助け起こしたのですが、立ち上がったとたん、ふっと気が抜けたように、また倒れました。

こんどは白目をむいて倒れています。

支えていた妻も一緒に倒れ、それを支えようとした私は、勢いで倒れてきた雪下ろしの棒に頭を打たれてしまいました。

まるで喜劇映画のようでした。

すぐに救急車が呼ばれ、母親は妻に付き添われて病院へ行きました。

完全に意識障害を起こしていて、真っ青な母親の顔を見た私は、ひょっとして、いや母親と死に別れるのは、こういうところで起きるものなのかと、不思議な感じを持ったのです。

が、病院へいって検査を受けたところ、たいしたことはありませんでした。

ありがたいことなのですが、父親に続き、またしても迷惑をかけてしまったしだいです。

しかし二度目に倒れたときは、呼びかけにも応えませんでしたし、ダメかな、と思ってしまったのです。

幸い、大きな怪我はありませんでした。

ありがたいことです。

迷惑をかけたお家には、本当に申し訳ありませんでした。

なにが起きるか、ほんとわからないものです。

 

 

 

 

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2 コメント

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Unknown (ねた)
2015-03-04 11:32:59
お母さん、ご無事でなによりでした。

僕が10歳だった時、祖母が階段から落ちて寝たきりになりました。
1年足らずとはいえ介護の日々を送った母は、
それがトラウマになったのか、自分の足腰が弱ってきた数年前から
絶対に二階に上がろうとしません。
まあ、それでも生活していけるから出来るんですが。

最近、自分の悩みの種類が急に変わってきて、
加齢を実感せざるをえなくなってきました(笑)。
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色々ありますね (ken49)
2015-03-04 22:37:37
そうでしたか、二階にお上がりになりませんか・・・。
ひょっとすると、ご家族のことを思ってかもしれませんね。
軽々しくは記せませんが。
幸いうちは、階段から墜ちたりしましたが、みんな健康です。
ですけれど、色々と心配事は増えていきますね・・・。
そういう年代でもあります。
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