文化の日です。
祝日です。
仕事だけでこれといった予定のない日です。
世間は連休ということで、たいへん高山は賑わっています。
高山というより、観光大通りの安川近辺ですが。
『真光さま』の例祭も昨日行われたため、賑やかさに輪をかけている様相です。
昨夜、外食をしたため、家族で安川通りを歩いていたら、中国系の若い三人組に娘が声をかけられました。
スマホで写真を撮ってほしいと、英語で話しかけられたのです。
私と妻と息子にはまったく顔を向けないで。
たぶん、自分たちと同じ年頃で、高校生くらいに見えましたが、この家族の中では唯一英語が解せるだろうとのことで娘に頼んだと思うのですが。
その三人組のなかで、一人の女子が緑のブレザーを来ていたため、「マヒカリさん?」と私は彼女に尋ねました。
日本語で。
すると、「イエース マヒカリ」と笑顔で答えてくれました。
それで、台湾から来たのだと、嬉しそうに話してくれました。
英語で。
別れてからの、うちらの家族の会話。
「マヒカリって、英語でも、マヒカリなんや」
「まあ、そりゃそうやろうな」
「台湾の子って、外国人に話しかけるとき、英語で話しかけるんやな」
「まあ……中国語ではまったくわからんと思ったんやろうけどな……」
「そんなら、日本語を覚えてこいよな」
と、オヤジの私。
無理な注文ですが……。
このように、うちの家族は、雅やかな『飛騨言葉』で話します。