うちの近くに、六代も続いている八百屋さんがあります。
そこで仕入れてくる刺身が美味しくて、うちでは、たまにですが、手巻き寿司にするため、刺身を買ってきます。
言葉は良くないかもしれませんが、その八百屋さんの刺身を一度口にすると、スーパーではもう買えません。
六代目の主人は、失礼な言い方ですが、一見ボーとして見えますが、俗に言う、「鈍く見える刀ほど良く切れる」という方でしょう。
そこの女主人は、また、きっぷのいい方で、よくおまけをしてくださいます。
さきほど、先月分を支払いに行ったおり、ミカンを購入したら、またミカンがおいしかったのですが、「これ、せっかくやで、これを持ってってくれよ」、と、私に、プチシュークリームの入った箱を手渡しました。
見ると、その箱は空いていまして、8個のプチシュークリームが入っていました。
2個分空いているんですがね。
曰く、「今朝、大阪から送ってきて、行列ができる店で売っとるんやと。わたしいま食べていたんやけど、あんたにあげるさ」、と。
私 「あ、ありがとうございます」
曰く、「30分も並んで買うんやと。うちの店で売っとるシュークリームの方がどんだけ美味しいかって、な」と、大笑い。
私 「ですよね・・・」
家族みんなでいただきました。
ありがとうございます。