五月も最終日曜日になりました。
天気も良いですし、とても過ごしやすい休日です。
高山では、本町通りで『味祭り』を行っていますし、護国神社の境内では、『全国泣き相撲』が催されます。
全国から、”泣き自慢”の赤ちゃんが200人くらい出場するとのことで、大にぎわいになるでしょう。
現在は、街から赤ちゃんの泣き声が消えています。
30年以上前は、どこの町内でも、赤ちゃんの泣き声は聞こえたものです。
しかし、いまは、たまに聞こえてくると、”懐かしい”と思ってしまいます。
泣き相撲を主催なさっている方が、「昔は赤ちゃんの泣き声を聴くと、やかましいと思ったけど、今は、ありがたいと思う」と、仰っていました。
実感でしょう、私も同感です。
さてそんな日曜日、夜には、”大河ドラマ”が放映されます。
『真田丸』、放映開始当時、観ていました。
第五話くらいまでは、見続けたと思います。
それが観なくなったのですが・・・
先日、ある飲み屋で、知り合いから、「真田丸を観ているか?」と、訊かれました。
私は、「本も面白く、役者も魅力的だけど、演出がたるくて観なくなった」と、言いました。
”韓ドラ”や”メリケンドラマ”に比べると、リアルさに乏しく、厳しさがなく、筋が読めてしまうと。
まあ、ドヤ顔で、賜ってしまったのです。
するとその方、「大河ドラマは、家族で観るものだ」と、仰いました。
おじいちゃん、おばあちゃんから、子供たちまで、一緒になって観るものだと。
日曜夜は、『サザエさん』から始まって、大河ドラマが終了するまで、家族一緒に楽しむのだと。
・・・・なるほど。
言われてみると、そうだと思いました。
うちなんか、ドラマはそれぞれが勝手に観ています。
妻は韓ドラを、私はメリケンドラマを、息子はアニメを、娘はトレンディードラマを、という感じです。
それぞれ、一人で観ています。
四人が一緒になって観るということは、あまりないです。
その方に指摘されて、そうだったのかと理解しました。
家族みんなで観るために、作りがあまいのだと。
けっして貶しているわけではありません。
おじいちゃんおばあちゃん、から、子供たちまで、一緒に楽しませるために、際どく描かないのだと、理解したのです。
さすがNHK、今までさんざんバカにしていましたが、侮れないなと。