ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

道場荒し?

2010-06-28 00:18:59 | 趣味
先日ブライダル仲間でお子さんもいる女性と「習い事は何個までOKか」という話題で盛り上がった。
彼女も声楽は必須だが他に英会話ともう一つ楽器を習っており、その上ピアノも習いたいと言う。
いくらなんでもそんなに自分にお金かけないで少しは貯金しろというのも無いではないが
身体が動くのは今だけ。やりたいことがある内にやっておきたいとも思うのだ。
私なんて特に後顧の憂いが無いんだから、やりたいだけやって死んでいくのも良いだろう。
まあお金ないけど。

ということで、本日は池袋に新しく出来たチ○コットのスタジオのお試しレッスンに行って来た。
良ければオープンチケットも買って通ってもいいかなんて思ってもいたのだが行ってみてビックリ。
場所がね、なんともすさまじいんだわ。
デンジャラスな臭いする強烈な飲み屋街を通り抜けて、今度はバー街。
その筋のお姉ちゃんしか歩いていない一角。これは優雅な空間にそぐわない立地!
しかも1Fはショップではあるがバレエものでなく、社交ダンスグッズを売っているのだ。
だからマネキンの衣装もキラキラ~。これじゃちょっとやそっとじゃ入れないよぅ。
で、スタジオは3Fにあるのだが、日曜日の夕方という好時間帯であるのに人は20人弱と少ない。
前のクラスはもっともっと少なかった。
さて先生は現役のダンサーで、ビックリするほど細くてスタイルが良い美人である。
あまりに顔が小さ過ぎて、一緒に鏡に映るのが嫌になったほどだ。
すごく優しくて丁寧で良い先生なのだが、惜しむらくは優雅過ぎて…。
考えている時間がやたらと長いのだ。そしてオーディオの使い方も慣れないせいか遅い。
だからいつものレッスンより30分は長い時間やっているのにも拘らず、
いつもの半分くらいしか動けていない。汗もかけない。
ああ、私の先生達はなんて素晴らしいのだと思った瞬間だ。
そういうことでオープンチケットも購入せず、空きっ腹を抱えて家路を急ぐ私は
「ここ、潰れちゃうんじゃないかな…」という景気の悪い感想を持ってしまったのであった。
コメント (2)