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蒸し鶏とさっぱり梅肉ソースのお粥+温泉たまご 750円[謝朋殿粥餐庁]]

弊社は今日から勤務日なのであります。
人使いの荒い会社なんです。

まぁ、それはともかく、世の中まだ休みの
会社が多いのでランチ営業をしている店も
あまりありません。しかも、胃は正月疲れ。

んじゃ、どこへ行くか・・・と考えて
ピ~ンと来たのが目黒駅ビルのお粥屋さん
です。駅ビルなので当然ランチも営業して
いるし、お粥なので胃にも優しい。問題は
ちょっと量の少ないことですが・・・

で、注文したのはこれです。

五穀のお粥に蒸し鶏を入れ、梅肉ソースを
かけてあります。右上にちょこっと写って
いるのはトッピングで追加した「温泉たまご」
です。

では、食べてみましょう。

まずは梅肉ソースのかかっていないプレーンな
五穀粥の部分をいただきました。これだけでも
味がついていて美味しくいただけます。ただ、
薄味で飽きが来ます。そうしたら、梅肉ソースを
混ぜていただくとまた違う味が楽しめます。

そして、最後に「温泉たまご」・・・・
ん???・・・

なんか黄身が完全に液体なんですけどぉ。
これって温泉卵じゃなくてただの超半熟
卵ですよねぇ。

まぁ、これはこれで美味しくいただけましたが・・・
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BSEより危ない餅?

関東各地で一日から二日にかけて、四人が餅を
のどに詰まらせて亡くなったそうです。
皆さん高齢者だそうですが、高齢者にとっては
BSEより餅の方が遥かに危険なんですね。

これを単純に食品の危険度の統計として処理して
しまうと牛肉の検査なんかしなくても餅に比べれば
安全ということになってしまうなぁ。
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「バブル学」

ケビン・ハセット 著
望月衛 訳
日本経済新聞社
ISBN4-532-35039-5
1,600円

経済のバブルについての本です。
バブルの研究の歴史について解説して
います。

この本を読むまで知らなかったのですが、
市場万能主義者にとってはバブルは存在
しないのだそうです。どんなに価格が
上昇してもそれは市場が適正につけた
価格であって妥当なものであるという
立場です。

バブルが存在しないというのは実感とは
かなりかけ離れています。しかし、価格
変動のデータから作ったモデルでは実際に
バブルと呼べるようなものは発生しない
というシミュレーション結果も示されて
います。

とは言え、完璧なモデルなどというのは
存在しません。モデルを変えることにより
バブルは発生するというシミュレーションも
成り立ちます。

この本では市場万能主義派とバブル存在派の
間でそれぞれの優劣が逆転しながらモデルが
磨かれていく歴史が延々と描かれています。

そして現時点では「バブルと呼んでいいものは
殆どないが、全くないわけではなくそれらしき
ものは見つかっている」というような結論に
なっています。

では、バブルが起こるとすればそれはどんな
局面でしょうか?ここで目から鱗の落ちる
ような話が出てきます。それは「リスクと
曖昧性は違う」ということです。と言われても
あまりピンと来ませんよね?

説明を読むとどちらも不確実性ではあるが、
リスクとは過去の経験から不確実の範囲が
比較的狭く見積もれて管理可能なものです。

もう一方の曖昧性とは過去の経験がなく
不確実性の範囲が広く将来の予想は意味が
ない状態です。

この曖昧性こそがバブル発生原因なのだ
そうです。例としてはインターネットが
どれだけ普及するかなんていうのは予想
できない状態でITバブルは発生したと分析
しています。


もう一つ、この本では株で利益を上げる
方法についても書いています。それは
buy and hold、すなわち買ったら売らないで
そのまま持っているという方法です。そう
すれば、配当利益が見込めると。

短期的に売り買いを繰り返してキャピタル
ゲインを狙う方法は駄目なのだそうです。
何故なら多くの場合、市場価格は適正であり、
市場を出し抜こうしても結局は負けてしまう
という話です。


この辺の話は日本でも適用できるのでしょうか?
内部留保が多くて配当が少ないですからねぇ。

それとこの本では1990年頃の日本のバブルに
ついては一切触れていません。あのバブルは
株よりも土地主導だったと思うのですが、土地の
値段に曖昧性はあるのでしょうか?それとも
あれはバブルではなかったのでしょうか?


最後に一つ。この本は研究の変遷について
延々と書かれている上にめりはりがあまり
ないので読み進める途中でかったるく感じ
ました。英文ではどうなのか興味深いですが、
残念ながら私にはそこまで英語は読めません。

とは言え、最後まで読む価値のある本でしょう。

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