京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

注意!今日の記事は唾液がでます

2007年07月28日 05時38分03秒 | 社寺


やっと梅雨が明けたようです。夏土用が7月20日から始まりました。
今年の土用明けは、8月7日。丑の日が30日。
土用というのは、一年で4回(冬土用、春土用、夏土用、秋土用)あります。
最近は、夏土用だけ言うことが多い。





土用の期間は土公神(どくじん)といわれる土を司る神の支配する時期とされ、土を動かす作業(柱立て、基礎工事、壁塗り、井戸掘りなど)を忌む習慣があった(現在でも残る地域がある)。ただし1年の1/5の期間、これら作業が出来ないことは社会生活上問題も多いことから、方便として「間日」と呼ばれる日が設定されていた。間日の間は土公神が地上を離れるので、土を動かしても問題ないとされる。
ちなみに今年の間日は、7月20・21・25日、8月1・2・6日です。
もし貴女が分厚く化粧なさるなら、間日にしましょう。(笑)







さて写真の説明。
北野天満宮では、春に境内で咲いていた梅の実を6月中旬に採取し塩漬します。
それを土用のあたりに乾し上げます。これを土用干しといいます。
それをまた11月下旬まで貯蔵。
年末に大福梅として調整し、授与されます。
今年は12月13日からかな。(あまり言っているとすぐ来そうや)







境内は、甘酸っぱい梅の香りがいっぱい。
お口の中まで酸っぱい感じになりますよ。
ご飯を持っていくといいかも。



これは、本殿の正面の鏡。
なんか美しかったんです。
コメント (6)
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