フッフッフの話

日常の中に転がっている面白い話、楽しい話!

寂滅為楽

2019-12-31 12:48:16 | 日常雑感

 令和元年最後の日である。しなければいけないことは山積みであるが、

寒さにかこつけてストーブの番をしながら、田中治郎著 「歴史と人物でわかる仏教」を読んでいる。

今から60年も前のこと、近松の道行文「曽根崎心中」を互いに口ずさんだ人がいる。

「この世のなごり 夜もなごり ・・・・・あれ数うれば暁の 七つの時が六つ鳴りて 

残る一つが今生の 鐘の響きの聞きおさめ 寂滅為楽とひびくなり・・・・」

”寂滅為楽”の意味も知らずに、いつか調べようと思いながらずるずると生きてきた。

今日仏教の解説書を読んでいたら、釈尊の入滅の時に、天界の神帝釈天が、「無常偈」と呼ばれる詩を唱えた。

それが次の偈である。「諸行無常 是生滅法 生滅滅已 寂滅為楽」。

この意味を、知らずに子供の時から口ずさんでいるのは、次の言葉である。

 いろはにほへと ちりぬるを 

 わかよたれそ つねならむ 

 うゐのをくやま けふこえて 

 あさきゆめみし ゑひもせすん

との内容を、80歳にして今日初めて知る。年越しの日にして、一つだけ賢くなったかな??



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あと二日寝ると・・

2019-12-29 21:07:16 | 日常雑感

 年末にはNKH恒例の紅白歌合戦が放映される。

孫達がいた時には、夜遅くまでTVがついていた。最近年越しの晩は、独りであるから、

紅白は見たことがない。普段の番組でも歌番組は見ないので、知らな歌手が多い。

先日新聞に紅白出場歌手の名前が出ていた。ほとんど知らない人ばかりである。

名前を聞いたことがあるのは、1/3ぐらいであろう。

ローマ字か英語の名前が多くなじみが少ない。今年も聞かないであろう。

先日のカラオケにしても、聞いたことない歌が多く戸惑うばかりである。

知っていたのは、「学生時代」と「知床旅情」ぐらいであった。

とにかくゆったりと本を読むことにする。

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近代史、現代史

2019-12-28 20:45:34 | 日常雑感

 高校時代・昭和30年代初め頃、各教科とも選択制であった。

ホームルーム制で担任の先生もおられたが、授業が始まると各自自分だけの時間割で教室を移動していた。

社会科は、世界史と日本史を選択した。黒板を使って授業をされたので、しっかりノートに写した。

ほとんどさぼったことはないのに、近代史の後半からは記述がない。

ローマ帝国等については詳しいが、第二次世界大戦等の内容は何も書いてない。

また頭の中にもない。真珠湾攻撃や原爆投下の記述はある。

当時は、GHQからの指示で現代史は教えないのだと理解していた。

しかし、肝心なことを知らないで今日まで生きているので、現在の出来事を理解することができない。

イスラエルの首都はとの質問にも答えられない。教えてもらわなかったでは済まされない。

アメリカが、大使館をテルアビブからエルサレムに移すと言って物議を醸した。

日本大使館はテルアビブにある。それは歴史を知らなければ理解できないことである。

もう一度現代史を学ぶ必要がある。

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寄せ植え

2019-12-27 11:18:18 | 日常雑感

 呼びもしないのに、今年もお正月が近づく。

お正月用の花は適当に飾ったが、寄せ植えはそのままである。

すると娘が山に苔を取りに行き、見よう見まねで作っている。

時々専門家(?)に電話をしたり、スマホで写真撮りをして、指導を受けていた。

やっと完成したのであろうか、今日は仕事に出かけた。

その寄せ植えが、大小合わせて5個もある。

植え方が下手で、正月明けには萎れることはないであろうかと心配。

なるべく水を切らさないように管理し、来年も作ってもらえるように協力しよう。

寄せ植えが、元気で来年末まで生きたら、自信につながり、来年も作ってみようと思うことであろう。

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クリスマス

2019-12-25 19:20:28 | 日常雑感

 クリスマスである。ツリーを飾ったり、サンタクロースの格好をしたり、

キラキラしたイルミネーションで飾ったりして、街は賑わっている。

「聖書」はうわべだけ読んだぐらいで、理解しているわけではない。

イエスの誕生を祝う絵画とか劇などを見ると、イエスが生まれられた状況は厳しい。

ヨセフとの婚約中に身ごもったマリアへの風当たりは、相当なものであったと思う。

現在でも肩身の狭い思いをすると思うが、当時はもっと厳しいであろう。

生まれた子供の名前に、父や祖父等の名前を付けて、正当な出生の子供であることをアピールしていた時代である。

生まれたばかりの子供を、神の子だと言っても信じる人は少なかったことであろう。

今でこそ「聖家族」と言われているが、当時はつらい生活であったと想像する。

そのことに思いをはせると、ヨセフ・マリアの夫婦の苦しみは言葉に表せないものがある。

イエスは言うまでもないが、両親の包容力と偉大さを感じる。

バチカンの建物を入ると右側に、磔刑から降ろされたイエスを、膝の上で抱えているマリアの像がある。

ミケランジェロ作とのことである。何度か見る機会があった。

「苦しかったでしょうね!」と呟きならが手を合わせた。

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太陽と雨が同居

2019-12-23 18:55:04 | 日常雑感

 太陽が出て暖かいなーと感じていると、すぐに曇り小雨が降り始める。

1日中はっきりしないお天気であった。

 「おでん大根」という名前で種を売っていたので、畑に蒔いたら大きな大根ができた。

ずんぐりむっくりで真っ白な見事な大根である。大きいので真ん中を割り厚く切って煮る。

昆布等のだしを使い、薄味で軟らかく煮て、ゆず味噌を付けて頂く。

ほっぺたが落ちそうである。ゆず味噌がおいしいと言った人には、自家製ゆず味噌のおすそ分けをする。

ゆずの皮を剥き、市販の味噌や調味料と煮て、ゆず味噌を作ったのは娘である。

それを配りまくっているのは私。次回忘年会の一品は、ゆず味噌大根にしよう。

暖かく、柔らかく、美味しいのでどなたの口にも合うであろう。

来年は、おでん大根を沢山作ろう。

 明日は正月の寄せ植えを作ることになっている。山に苔を取りに行くのは、娘が行くとのことである。

年寄りは滑るから危ないとのことであるが、足裏に突起を持つ地下足袋を購入し、スリップ防止の用意をしている。

三千数百円の農作業の靴である。

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お寺の行事

2019-12-22 20:17:43 | 日常雑感

 16~17年も昔のことになる。お寺の行事等に関係していた時期がある。

あの頃はたくさんの年寄りが、お寺での法要に顔を出していた。

手作りの昼食も用意されていた。仏教歌などを歌う時には、ピアノを弾く人もいた。

もっと若い人にお寺を知ってほしいとのことで、お寺の本堂を借りて音楽会を開催したこともある。

ワンコイン(500円)で、音楽を聴きコーヒーと菓子をふるまった。

ポスターを作って配りまくったことも、懐かしい思い出である。

今そのような行事をして、若い人たちの目をお寺に向けようとするのは難しいことに思える。

以前のような情熱がなくなり、がむしゃらに突き進むエネルギーが不足している。

すべての事柄に対して、協力するけれども責任ある立場に立つことはできない。

若い時には、1年単位で仕事を計画していたが、年齢が高くなると1か月単位になり、

現在では1日単位で考えるようにしている。旅行等は、月単位で計画するが、

これは中止しても大きな迷惑をかけることにはならない。

明日変更しても大きな迷惑にならないように、個人的な範囲で収まるようにしている。

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シェリの君

2019-12-21 20:34:59 | 日常雑感

 ブルドッグのシェリの君は、体重も背丈も伸び強くなり過ぎた。

ハコちゃんの若い犬旦那である。家に居るときはもちろん、外出時も助手席に座る。

体重は私より少ないが、それでも35Kgぐらいあり、若くて元気いっぱいである。

数年前、子犬の時には相撲を取ったりして遊び、時にはディープキスをしたものである。

シェリ君はますます強くなる一方であるが、自分は年々弱くなり、ちょっと押すとよろけてしまう。

シェリ君が年を取ると、また一緒に遊べるようになるかなー!!

 横川のASCの会は長く続いているが、80歳の男性が自動車にも乗れなくなったので辞めたいとのことである。

これで6人のグループになった。今後はさらに厳しい状態である。

若い時には1年単位で考えていた。70歳ぐらいには1月単位であり、80歳を過ぎると1日単位で考える。

それだけドスンドスンと体力・知力が落ちていく

 

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平等

2019-12-20 22:02:23 | 日常雑感

 ハコちゃんとお喋りをする。差別用語の話から、平等論になる。

人間は皆平等っていうけれど、そのような世界はないという話に進展する。

平等を目指すのと、平等であるというのとは違う。

我々は生まれた時から皆違うし、大きな差がある。不平等である。

どこの国に生まれるか、どの両親のもとに生まれるかによって大きな差が出る。

等々喋っていたら、白熱して夕方の忙しい時に、1時間半もしゃべり、帰りは真っ暗になる。

しゃべり始めると、次々と話題が飛んでいき、途切れることがない。

専門家でもない二人のお喋りは、とんでもない方向に進んでいる恐れもある。

とんでもない方向に向かっていても、TVや新聞等を注視していたら、是正する機会はあると思っている。

 最近は、犬のロンがいなくなったので、散歩の必要がなく、夕方が自由になった。

夜遊び自由になり、ご乱行がひどくなりつつある。

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生け花

2019-12-18 20:45:59 | 日常雑感

 正月用生け花を用意する。

大掃除も年賀状も正月餅も出来ていないのに、生け花だけが出来上がった。

生け花を持ち帰るときに、「よいお年(歳)をお迎えください。」と言う。

チコちゃんではないが、「いくら素晴らしい年(歳)でも、押し付けるんじゃーねーよ。」

子供の頃に言われた言葉が忘れられない。子供の頃、両親は数え年で話をした。

お正月になれば一つ年(歳)を取るのだから、「一つ年を取り大きくなって賢くなったのだよ。」と教えた。

一晩眠るだけで、大きくなったり賢くなったりするのだろうかと不思議に思っていた。

それでも子供の頃は、一つ年を取り大きくなることがうれしかった。この歳になると・・・・・

 

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