「１月はいぬる ２月は逃げる ３月は去る」との言葉がある。
年越しが終わったと思ったらもう節分が近い。
時間を大切にと思いながら、今日も暮れてしまった。
今朝は良い天気を思わせる空模様。太陽が燦々と降り注ぐ。
早速布団干しをする。スマホの天気予報を見ると、１時間後に雨の予定と出る。
まさかこの天気なのに！「アホなことをぬかすんじゃーないよ！」
上着も必要でないポカポカ陽気。近所を一回りしようと散歩に出かける。
すると急に曇り、雨や霰が落ち始める。オイオイ！気まぐれな天気に文句を言いながら急いで帰る。
我が家への登坂は、走る気にもならない。
布団は乾燥するどころか、湿気を含んでしまった。
安定した天気ではなく、気まぐれな天気に翻弄された日である。
地区福祉協議会発行の会報が回覧として送られた。
沢山の写真が張り付けられたA3 の光沢用紙である。
編集後記に、「沢山の写真を入れると興味を持って観て頂けると思います。」とある。
写真の大きさがバラバラである。写っている人達が、どなたか判明しない。
名前は知っているのであるが、写真ではどなたかの判別がつかない。
特にその中でお気の毒に思ったのは、フラダンスを踊っている女性たちが、
達磨さんのように太って、”達磨さんダンス”のように写っていたことである。
写真を並べて加工する際、伸ばした縮めたりしたと時に、原因を作ったのであろう。
イラストではなく写真であるから、そのままの姿で見れる方が嬉しい。
またまた見事な南天である。赤い実には動物たちが口を付けていない。
ただ歩くだけでは面白くない。３０分ぐらいの散歩でも汗になる。
カメラを持って、「面白い物はないかな？」と探しながら歩くと、目に留まるものがある。
「ほのかな匂いがする」と探すと、黄色のロウバイが花盛り。
すると、あそこにもここにもと目に付く。
ロウバイの黄色と、南天の赤が並んで植えられている所もある。
どうせ歩くのなら、明日も楽しもう。
若い時には伸びて、歳を取ると縮むものなーに！！
このなぞなぞ、今なら簡単に答えが出る。答えは、「身長」である。
毎日少しずつ雑巾がけをしている。モップ等を使わないで、手拭きである。
１日に少ししか進まない。床拭きは今まで通りに作業が出来る。
窓ガラスや戸棚は、椅子等を移動させて出来たはずである。
それが出来ない！！！
椅子に上がれば足が震えて、落ちそうになり恐ろしい。
高い所に手を伸ばそうとすると、さらに足が震える。
脚立を持ち込んでそれに上がろうとすると、何かに掴まらなくては立てない。
また脚立の上は狭いのでさらに不安定である。さあ、どのようにして降りたら安全なのか、それにも思案する。
結局仕事にならない。手の届かないところは、モップ等でさらっと撫でて済ます。
またまた決まり文句を言って今日も終わる。「ホコリや汚れがあっても、死ぬことはない！」
若い時は、身長もあり、足の筋力もあり仕事が楽であったのに・・・・。
コートを必要としないような暖かい日。春が来たかと思う程の1日である。
散歩を３０分ぐらいして、お喋りをする。
お宮の７５段の石段を昇り降りして散歩をしていたが、友から注意された。
「高齢者が石段で転んだら、骨折につながり寝たきりになる可能性があるから、注意を！！」
石段には手摺が取りつけてない。転んだら骨折ではなくて命取りになる。
もしそのようなことになると、お宮の境内を汚すことになる。
お宮にも氏子の人達にも、大迷惑をかけることになる。
階段は中止して、平地のアスファルトの道を歩くことにした。
これなら事故が起こってもだれかが通報してくれるから、大きな迷惑にはならない。
午後はガラス窓の汚れが気になり、掃除をする。せっかく思い立ったのだから続けよう。
「絵もない 花もない 歌もない 飾る言葉も 洒落もない・・・」
大昔の歌を思い出しながら、枯野を歩く。
花もない、実もない、蕾もない、霜柱がサクサクと足の下で崩れる音だけがする。
空き家の庭に植えられた南天の実が、真っ赤に熟れている。鳥も突いていない。
１０年以上も昔、この家には老夫婦が住んでおられ、コーヒーを飲みに度々訪れていた。
奥さんは無くなり、ご主人は老人施設に入居である。
施設に入居後は、ほとんど訪ねもしなかった。コロナがまだ発生しなかった時期であったが・・・。
なぜ訪問しなかったのであろうか？厳しい考えであり、我が儘なことであるが、自分の身と置き換えて考えた。
自分が施設に入所したら、どうして欲しいであろうか？
誰かに訊ねてきて欲しいであろうか？それとも忘れてしまって欲しいであろうか？
コロナと寒さとで外出・外の仕事等をしないで、冬眠状態である。
先日、このままではフレイルになると言われて、びっくりして散歩をすることにした。
朝、３０分程度の散歩である。地域のお宮さんに行くことにした。
手を合わせると、ご利益があるかもしれない。賽銭を持って行かないのでダメかなー！
森の中に建っているので、７５段の石段を登り降りしなければならない。
寒い日でも汗になり、結構運動になる。3日坊主にならないように継続したいと思う。
１月２４日付けの中国新聞記事に、聞き慣れない「ガクチカ」なる言葉を見つけた。
「ガクチカ」とは、「学生時代に力を入れたこと」の略だとのことである。
就活時の定番質問なので、その練習をして就職活動に臨むのだそうである。
今年もコロナで、リモート授業が多く、
「ガクチカ」が書けないと悩んでいる学生が多いとのこと。
この問題は学生に限ったことはない。
歳を取るにつれて、力を入れていることは変化するが、必ず何かを持っている。
高齢になって力を入れている事、振り返って人生に力を入れていた事等々である。
「コウチカ」。「ジンチカ」。
「ジンチカ」についてを書かないと、残り時間が無くなりそうである。
何に力を入れた人生であるかを書いておかないと、三途の川を渡った時に閻魔さんから足止めをされる可能性がある。
しかし、今まで誰も帰ってこないので、全員パスしたのであろう。
だけど「ジンチカ」は厳しいなー！！
日曜日は、日本テレビの「そこまで言って委員会」と「笑点」を観ている。
今日の笑点は、メンバーチェンジの日である。
三平さんから宮治さんにチェンジ。三平さんは、作品も真面目でありそれなりに面白かった。
宮治さんは、賑やかなタイプで既存のメンバーに溶け込んで、笑いを届けている。
先日から６人メンバーで、５７５７７のリレーで歌作りを楽しもうとの意見があり、
早速始めた。しかし３人が、歌なんか作れないと辞退する。
真剣に考えなくても、歌会始に応募するのでもないのに。
木に竹を接ぐのであるから、まともな歌が出来るはずもない。
初めの句と終わりの句のミスマッチが面白いと思っていたのであるが・・・。
高齢になっても真面目過ぎる人が多い。
死もユーモアで迎えたいと思っているのに！！
早朝１時過ぎに、「緊急放送、大地震です。」の声で目が覚め、テレビを点ける。
１時１１分との表示である。すると家がガタガタと揺れる。すぐにおさまった。
それからもう一度眠ろうと思ったが、頭が冴えて寝むれない。
恋の悩みも、人間関係のトラブルも、身体の痛みも、貧乏ではあるが明日の食べ物の心配もない。
穏やかな心であるはずなのに、眠れない。眠りにもエネルギーが必要なのであろう。
毎日ゴロゴロしながらストーブの番をしているからであろう。
今日は、午前３０分間、午後３０分間、頑張って歩く。登坂になると足がだるいなーと感じる。
いつもよりは体を動かしたので、ぐっすり眠れるであろうか？
ハコちゃんとシルクロード大谷探検隊のことを喋る。古いシルクロードの雑誌を開いたら、
懐かしい写真も残っていた。何回行ったことであろうか？
二度と行くことは出来ない海外旅行である。
