9月19日、N氏、T氏二人のお手伝いで稲刈りをした。
コンバインが入り易いようにと、数株だけノコ鎌で手刈りをした。使った鎌を意識しないで手放した。
気が付いて探したが見つからなかった。昨日トラクターで耕す時にも、気を付けていた。
見つからないまま、今日周囲の草刈りをしていたら、土の中から白く光る鎌が出てきた。
何度も探した場所であるのに、見付ける事が出来なかった。
いつも手から放す時には、意識し声に出して「ここに置くよ」と言うようにしていたのに、
忙しさに紛れて置き場を忘れてしまった。いくら後悔しても遅過ぎる。
これは老人性の物忘れであって、認知症ではないと言うことを今日習った。
昨年も、「認知症サポーター養成講座」なるものに参加した。
昨年とは講師が違うので、今年も参加した。今年の講師は、認知症を系統立てて説明したので、
原因と特徴を理解する事が出来た。
アルツハイマーとか血管性とかは、脳が直接障害され進行を遅らせる治療しかできないが、
間接的に脳が障害される認知症があり、早めの治療で治る認知症のある事を知った。
糖尿病等の内科的な病気、硬膜下血腫等の頭部の病気、薬の影響等である。
高齢者になると沢山の薬を飲む人があるが、特に注意が必要だとのことである。
皆、認知症にはなりたくないのであるが、講義を聞き気を付ける事が分かれば、
少しでも認知症発症を遅らせることができる。