「子煩悩」は、我が子を可愛がる時に使う。
「子」の替わりに「犬」を入れたらどうなるであろう。犬煩悩との言葉が出来上がる。
”犬馬鹿チャンリン 蕎麦屋のフウリン”になる。
夕方、犬のロンと散歩をしていると、見知らぬ女性から声をかけられる。
「眼の色が綺麗で、毛も上品な色のワンちゃんですね」と。
「有難うございます。スーパー駄犬ですが、大人しいのが取り柄です」
褒められて悪い気はしない。たかが犬ではあるが、犬煩悩のブーコにとっては大きな喜びである。
カープの勝敗は、朝の新聞を見ることにより結構詳しく知っている。
昨夜のTVを見ていたような恰好は出来る。犬の散歩時に、
団地の男性は待ち構えたように、カープの話をする。話を合わすことは出来るが、時々ボロが出る。
今朝も、「また点灯しましたね」までは上手くいった。続いて天候の話をした。
降水確率が高いのに雨が降らないので困っている、秋野菜の種蒔きも出来ないから、
早く降って欲しいと言うと、「今夜も阪神戦だから、夕方9時までは降ったら困る」とのことである。
そこまでは考えなかった。まずったかな!!