ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

座禅は宇宙の叡智に結びつくきっかけでは

2007-05-29 07:51:34 | 座禅
 級友から座禅(静功)の話かけがなければ、私自身は座禅とは本で読むぐらいの知識しかないことで、一生を終わっていたかもしれませんが、始めた初日から百会が活性化したおかげで、続けることにもなっていきました。

 勿論、自分の健康問題もあったのですが、もともと気を感じやすかったのかもしれません。 級友が連続24時間の座禅(気功)の授業を受けているのをみて、自分なりに、日常生活の中でいかに座禅する気持ちを持つかのほうが、大切なのではないかと思ったりしていました。

 座禅を始める1年前から、半身浴を行っていたのがよかったのかもしれません(下半身を温め、特に下腹の臍下丹田を充分に温めたのが、よかったのかもしれません)。 寝る前に半身浴をしてから、布団の上で低い枕をお尻に敷いて、座禅を行います。 疲れて眠くなったら、無理をせずそのまま上を向いて、両手をお腹の上において逆腹式呼吸を行いました。 眠くなれば、そのまま寝てしまいます。

 続けるうちに、夜中に起きて座禅をしたり、朝早く起きた時にはまた、座禅を行います。 無理をせず自然のままに行ってきたのが、よかったのかもしれません。 息を体の中へイメージで吐き続けていったあるときに、もうそれ以上息が入っていかなくなったときがありました。 本によれば、息を体の中に吐いても、経穴(気の出入りする部分ー鍼とか灸のツボ)から出て行くのでたまらないと、書いてありましたのに。 

 そんな日が何日か続いたある日、突然、何か焦げ臭いような臭いがしてきました。 そうなる前には、逆腹式呼吸で息を体の中へ吐いていた気が、だんだん貯まり続け、もうこれ以上入らないというときに、突然一気に貯まっていた気が体から出て行った感じがしたのでした。

 当時、以前に破砕した腎臓結石がまだ一部残っていて、何処かに体の弱い点があったのでしょうか。 健康であれば、経穴の気の出入りもスムーズだったのでしょうが、体の一部が悪いと、その部分に関係する経穴の気の調節も悪くなるということは、本で読んで分かっていました。

 焦げ臭い臭いの正体は、体の中に貯まっていた悪い気だということだったようです。 座禅を通して色々なことを感じ、始めてから1ヵ月半ほどで、ある日突然、臍下丹田が活性化し、心臓のように鼓動を始めたのでした。

 暗闇の中で、ひとり静かに呼吸法を伴いながら座禅を行うことは、喧騒と雑踏の中で毎日の生活を追われている私達にとっては、別世界のような雰囲気を持っています。 特に私達の全ての中心である脳にとっては、格好のオアシスの提供場所になるのではないかと思います。 

 脳を癒すことによって、宇宙の叡智に結びついているのではないかと、改めて感じます。 歴史的な発明や発見された方の多くは、瞑想や呼吸法を行っていたという話も聞きます。 


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4 コメント

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時間をとって意識することですね。 (marima)
2007-05-30 02:36:51
喧騒の中にいつもいるような感じがしています。

たとえば、友人と楽しく話をした後で、そのおしゃべりを後悔することがあります。人の事ではなく、自己嫌悪です。自分で考えてしゃべっているつもりが。その場の雰囲気に流されて、いることに後で気づくからだと思います。喧騒のなかで。自分が見えなくなっているのでしょう。

最近いろいろなことがあって、人に相談しようとする自分を感じます。今日も、実は色々な人に会ってきました。

その後、自分と向き合う時間を持たないと、きっとまた流されいく感じがしてしまうでしょう。

たくさんのことを教えてただきました。頭の中に読み込んだこともたくさんあります。イメージもあります。

今日から。お風呂上りに、時間を決めて、座禅をしてみます。そなまま眠ってもいいように・・・というところが、いいかもしれません。

意識して時間を作らないと、継続できませんね。意識の外に、放っておいてはすぐに忘れてしまいます。
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みんなに楽しんでもらおうと言う気持ちが強いのでは (龍之介)
2007-05-30 06:51:16
 marimaさんは、みんなを楽しませたい、楽しんでもらおうという気持ちが強い方のような感じがします。
 何も自己嫌悪する必要はないのではありませんか。 むしろ、よいことだと思っています。 実は、私もどちらかというと、そのような雰囲気を持っているからでしょうか。

 毎日繰り返し行うことの中に、習慣づけてしまうとそれが当たり前になってしまうものです。 寝る前にお風呂に入って半身浴をする。 汗が上半身びっしり出て、何回かふき取った後に出ます。 私はよくぬれてもいいような本を読んでおりました。 静かに目を瞑って、今日一日のことを思い出してもよいですし、明日のことを考えてもいいのです。 ところで汗は出るようになりましたか。

 お風呂から出たら、寒くないようにパジャマの上に薄着をかけて、布団の上で電灯を消して座禅を行います。 いつも肩の力を抜いてリラックッスする癖をつけることが大切です。 自然に任せる、自然の動きに任せる気持ちが、とても大切です。

 ちょっぴり真面目に、座禅に、逆腹式呼吸に取り組んでください。 楽しみにしております。
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頼まれもしないのに。。。 (marima)
2007-05-30 22:13:41
そうなんです、頼まれもしないのに、場を盛り上げようとか、意識しないで、行動してしまいます。
気配り、目配りをします。そして、偏頭痛で寝込んでしまいます。まったく、自分でもあほみたい!と、思います。
そして、これが遺伝だということにもびっくり。三男が、同じように、頼まれもしないのに、場を盛り上げています。いつの間にか司会をしてたりか・・・・、皆さんから、同じ性格ね・・とよく、言われます。性格って遺伝なんだ・・・・と、驚いています。

さて、それより、座禅初日です。

呼吸はうまくいっていると思います。そして。何分経ったかわからないうちに。ぐっすり眠ってしまいました。気持ちよかったです。
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文章にもお人柄が (龍之介)
2007-05-31 06:46:05
 一生懸命さが、marimaさんの文章の中に溢れ出ていますよ。 周りを和ませることが自然にできることは、とてもよいことではありませんか。 これからも続けていってください。

 何事も無理をしないことが大切です。 眠くなったら自然と眠ってしまいます。 呼吸法を行いながら寝ますと、自分でも意識しないうちに寝てしまいます。 翌朝、目が覚めると意外と頭もすっきり、気分爽快になっているはずです。

 たまには、遠くから自分の父が何時までも元気でいるように、念じながら座禅をしてみましょう。 父の姿をイメージして、自分の近くの宇宙のエネルギーを一旦自分の体に取り入れた後(百会などから)、日本にいるお父さんにそのエネルギーを送るようにイメージするのです。 その日は、一日行ってみるのです。

 自分のことだと長続きしないものですが、他の人のことを思うと、長続きするもののようです。

 
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