とんぼ歳時記

ヘルシー家庭料理の店「とんぼ」のお知らせ

: 【 ハロウィンに因んで 】

2019-10-31 16:06:25 | 日記
> 我が南瓜 ひき臼程に なりにけり=虚子=

> 明け方の那覇・首里城炎上焼け落ちの映像には衝撃を受けました。世界遺産にも登録され、沖縄の人々の心の文化遺産でもあるだけに、その喪失感はいかばかりかと、悲しく寂しい限りです。
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> 今日はハロウィンの日です。
> 毎年10月31日に行われる秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す行事が、ここ数年で日本にも若い人たちを中心に、すっかり定着しております。
> カボチャの中身をくり抜いたジャック・オー・ランタンを模した装飾品を身につけた扮装はお馴染みの景色となりました。
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> [とんぼ]も今夜はハロウィンに因んで、カボチャ煮を用意することにしまし
> 使用するカボチャは北海道産のものです。夏には黄色い大きな花を咲かせ秋に収穫するカボチャは、冷涼地が栽培に適しており、北海道は代表的産地です。ホクホク感を得られるのが特徴です。
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> 富士子風のカボチャ煮のポイントは、レンジとの併用です。
> カボチャの種を取り.その後一口大にカットして.レンジで10分温めます。その後、鍋に入れ、中火にして煮立てます。ふつふつしてきたら弱火にして煮ます。
> カボチャは硬いので、レンジで柔らかくすることで切りやすくなり、時間の短縮も計れ一石二鳥です。
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> GINZA と ん ぼ
> 富士子
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: 【 富士子風マカロニ・グラタン 】

2019-10-29 09:53:17 | 日記
> お馴染みのポテトサラダ、厚焼き卵、マカロニ・グラタンは老若男女問わず家庭料理のベスト3。
> [とんぼ]でも同じ順列でお客さまからの人気レシピのベスト3です。
> 特に男性客は年代は違えどもお袋の、ママの味と直結するようで評判は上々です。
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> 今夜は、富士子風のマカロニ・グラタンを誂えてみます。フランスの郷土料理から世界に広がったグラタン。
> 本来は、オーブンなどで料理の表面を少し焦がすという料理法のこと。主にマカロニをベースにしていることが多く、総称してマカロニ・グラタン。
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> 富士子風の料理というと、何か特別のことをする訳でなく、あえて言えば調理時間の短縮。差し支えのない範囲での手抜きです。
> マカロニ・グラタンの調理でも、ベースのホワイトソースは市販のものを使います。
> 手順は玉ねぎをバターで炒め、マカロニにシーフードやチキンを混ぜ合わせ、チーズを振りかけてオーブンで焼き、こんがり焦げ目をつけて出来上がりです。
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> ホクホクの熱さで、冷え込んだ時期には何より心が和みます。
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> GINZA と ん ぼ
> 富士子
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: 【 家庭料理の基本・卵焼き 】

2019-10-24 15:30:28 | 日記
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> 厚焼き卵は、弁当と家庭料理の定番の惣菜で、日本独自の調理方法。
> 鶏卵を溶かして、卵焼き器で巻きながら作ります。お馴染みの四角い卵焼き器の出現は、江戸時代の中期頃と言われております。
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> この卵焼きは、とんぼの定番料理であり、お客さまからのリクエストの一番多いレシピです。私の作る厚焼き卵はその日によって長ネギを交ぜたり、イカゲソを入れたりして作ります。いずれの場合も、お客さまは、美味しい美味しいを連発して食べてくれます。
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> 多分、お客さま個々それぞれに、幼い頃から弁当のオカズや家庭の食卓を彩った卵料理の思い出と繋がっているからでしょう。調理が簡単で栄養もしっかり獲れます。
> 卵には、コリン、リゾチーム、必須アミノ酸、ビタミン&ミネラル、メチオニンの五大栄養素が含まれております。
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> お酒のお供に卵焼きを召し上がるのは理にかなっているのです。
> 卵には、肝臓でアルコールを分解する時に必要なメチオニンが多く含まれているからです。疲れた肝臓の回復を助けてくれるアミノ酸も含まれており、卵料理は酒飲みに必須のおつまみでもあります。
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> [とんぼ]では、厚焼き卵の他、お客さまのリクエストに合わせてオムレツやニラ玉でも何でもお作りします。
> 先夜もお客さまからの要望でオムレツを誂えました。この時は、ひき肉ではなくソーセージを混ぜて作り、大変喜んで食べていただきました。
> 別のお客さまからはニラ玉を注文され、調味料から火の通し加減まで細かくオーダー通りに調理いたし、そのお客さまのオリジナル[ニラ玉]が完成しました。このニラ玉レシピを次回の卵料理の際にお披瀝させていただきます。
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> GINZA と ん ぼ
> 富士子
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: 【 旬の味覚を厳選して 】

2019-10-21 15:54:55 | 日記
> 天高く 馬肥ゆる秋 = 食欲の秋、味覚の秋を表現する余りにも有名な句ですが、古代中国の杜審言から引用した言葉だそうです。
> 秋空の高く澄み切った様子を、季節感の表現に巧みな日本人の食欲に結びつけた生活の知恵とも言えます。
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> 本格的な秋の到来で、秋=食欲に結びつけるのは、秋は健康維持に欠かせない栄養満点の旬の食材が豊富に出回っているからです。
> 自然の物は旬の時期が一番です。
> それは旬の季節に獲れる野菜や天然の魚は、自然のリズムに合わせて無理のない成長をしてるから。
> ビタミン、ミネラル、脂質などの栄養素も多く含まれてます。
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> 例えばサンマ。
> 特徴はタンパク質。牛肉やチーズより優れております。脂肪の多価飽和脂肪酸の中でEPAには血栓防止効果、DHAは脳の働きを高める効果があります。
> さらには胃腸を温め疲労をとり、夏バテを回復する効果のあると言われております。
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> またナスは、秋になると皮は柔らかく実が引き締まり美味しくなります。
> 食物繊維や糖質が多く、ルチン、エルセチンの働きで血管の柔軟性を保つ効果も注目されてるそうです。
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> 私は、毎日この他、サツマイモやマツタケなどのキノコ類。美味しい物が多すぎる秋ならではの旬の食材の中から、新鮮で栄養価の高いものを選んで購い、これらの食材の良さを最大限に引き出せるよう工夫を凝らした料理作りを心がけております。
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> 美味しい旬の料理には、その料理と調和するお酒選びも大事です。
> とんぼでは日本酒を始め、生ビール、ウィスキーや、各種焼酎類を取り揃えております。
> 旬の食材の調理方法もお客さまのご希望に合わせて調理させてもらっております。
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> GINZA と ん ぼ
> 富士子

: 【 温かい芋煮鍋 】

2019-10-17 09:58:20 | 日記
> 芋煮会 昼酒の酔い 脚に来る=芳亭=

> 先週末の台風19号は、関東・東北地方の河川の堤防決壊、氾濫を巻き起こし多大な被害をもたらした豪雨台風でした。
> 犠牲となられた人々ご冥福をお祈りすると同時に、被災地の皆さまにお見舞いと一日も早い復興をお祈りいたしております。
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> 今夜の富士子スペシャル料理は、芋煮鍋です。急に気温が低下し肌寒くなった時期に相応しい料理です。湯気が立ち、ホカホカした料理を口にすると心も身体も温まります。芋煮鍋にする主役は里芋です。
> 宮崎県産の無農薬で栽培された里芋です。
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> この時期、山形県や東北の各地方で開催される芋煮会は季節の風物詩です。
> 野や山に舞茸、シメジなどのキノコ類や各種野菜の収穫期。これらに鶏肉などを交えて大鍋で煮立て家族、友人、地域、職場などのグループで、親睦を深める行事として定着しています。近年では、町おこしや食のイベントとして飲みにケーションならぬ芋煮ケーションと呼ぶ人もいるようです。
> 私も、子供の頃、父の故郷、宮城県で、父の友人達の芋煮会に、参加した事があります。
いつもやっていたバーベキューとは違い、鍋が主役だったのを、おぼえています。

> 富士子風の芋煮鍋は、里芋、大根、人参、ねぎ、コンニャク、舞茸やシメジのキノコ類と、豚肉を入れて味に深みとコクをつけます。
> 芋煮鍋の話しを口の悪い常連客を伝えたら[どうせ安いと思って大量の里芋を仕入れたのだろう?]と、ズバリ核心をつかれました。
> それはともあれ、温かい芋煮鍋を食べにおいでください。
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> GINZA と ん ぼ
> 富士子
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