今日も梅雨の晴れ間の好天気で、気温も暑くなりそうです。そこで今夜は、珍しい海藻「カジメ」で冷スープを誂えてみました。この「カジメ」は、先日、母と訪れた南房総土産に買い求めたものです。
「カジメ」は、コンブ科に属する海藻。本州中部から九州までの主に太平洋岸に分布し、水深2m~10mの岩礁上に群生しているそうです。これを地方によっては、カジメ場あるいは海中林と呼ばれアワビ、サザエ、ウニの餌の他に、多様な魚類の産卵・発育の場所として重要な役割を果たしております。
食材としての「カジメ」は、カジメの側葉が出る前の、笹の葉状の小さな葉を細かく千切って使用します。
「カジメ」は、刻めば刻むほどネバネバが増します。私は食べてませんが内房総(東京湾側)では、このネバネバ「カジメ」をラーメンに入れた特産品「カジメラーメン」が人気あるそうです。
「カジメ」によく似た海藻に「アラメ」があり、どちらも同じ岩礁に生育していて形状も見分けができないくらいとか。さらに地方によっては「アラメ」を「カジメ」と呼ばれていて、ややこしい限りです。刻めば刻むほどネバネバになるのは変わりありません。
「カジメ」は、ネバネバを生かして味噌汁の具や、お吸い物、和え物、佃煮など使われておりますが、私は一工夫加えて「カジメの冷スープ」に誂えてみました。冷たくて細かく刻んだ「カジメ」のネバネバ、コリコリした食感は独特の味わいがあります。
GINZA と ん ぼ
富士子
「カジメ」は、コンブ科に属する海藻。本州中部から九州までの主に太平洋岸に分布し、水深2m~10mの岩礁上に群生しているそうです。これを地方によっては、カジメ場あるいは海中林と呼ばれアワビ、サザエ、ウニの餌の他に、多様な魚類の産卵・発育の場所として重要な役割を果たしております。
食材としての「カジメ」は、カジメの側葉が出る前の、笹の葉状の小さな葉を細かく千切って使用します。
「カジメ」は、刻めば刻むほどネバネバが増します。私は食べてませんが内房総(東京湾側)では、このネバネバ「カジメ」をラーメンに入れた特産品「カジメラーメン」が人気あるそうです。
「カジメ」によく似た海藻に「アラメ」があり、どちらも同じ岩礁に生育していて形状も見分けができないくらいとか。さらに地方によっては「アラメ」を「カジメ」と呼ばれていて、ややこしい限りです。刻めば刻むほどネバネバになるのは変わりありません。
「カジメ」は、ネバネバを生かして味噌汁の具や、お吸い物、和え物、佃煮など使われておりますが、私は一工夫加えて「カジメの冷スープ」に誂えてみました。冷たくて細かく刻んだ「カジメ」のネバネバ、コリコリした食感は独特の味わいがあります。
GINZA と ん ぼ
富士子