とんぼ歳時記

ヘルシー家庭料理の店「とんぼ」のお知らせ

ホタテ・アスパラガスのガーリックバター醤油炒め

2020-11-30 15:05:59 | 日記
>
> 呼びからす 声や師走の 市の人=魯白=

> 早いもので、明日から師走の12月。
> 新型コロナ禍で明けて、コロナ禍で幕を閉じる一年になりました。
> また、感染拡大を防ぐため夜10時までの営業時間短縮は、年の瀬の忘年会シーズンを控え、飲食業に携わる私にとって極めて深刻な事態となりました。
>
> しかし、コロナ禍を恨んでも仕方ありません。限られた条件下でも、最大の努力と知恵を働かせ、この難事を乗り切る覚悟です。
> さて[とんぼ]の今夜は、ホタテ・アスパラガスのガーリックバター醤油炒めをあつらえてみます。
> ホタテとバターは相性抜群です。
> フライパンにサラダ油と、細かく刻んだガーリックを入れてから、ボイルしたホタテとアスパラを入れて炒めます。その後に、バターと醤油を入れて味を整えます。
> 富士子得意の簡単レシピですが、美味しく召し上がれます。
>
> GINZA と ん ぼ
>   富士子

営業時間を10時まで短縮します 

2020-11-26 13:40:38 | 日記
>
>
> 年の瀬や 水の上ゆく 風の音=覚範=

> こんにちは。富士子です。
> 年の瀬を控え、忘年会の予約がチラホラと入り始めた矢先。東京都から、新型コロナウイルス第3波の拡大予防のため、営業時間の短縮要請がありました。
> [とんぼ]も、これをうけ、やむを得ず28日の土曜日から営業時間を夜10時までとさせていただきます。
>
> 年末の忘年会シーズンにマトモに重なり、客足の途絶えるのは必須。
> お店の存亡に関わる一大事です。
> コロナウイルスの感染予防については、手指の消毒、テーブル、椅子な消毒、30分毎の換気など、きめ細かく対応してまいりました。これからも、より細心に万全の対応をいたします。
>
> こうした事態ですから、お客さまに積極的にご来店くださいとは言えませんが、この時期ご来店いただいたお客さまには、安心・安全な環境で美味しい料理とお酒を楽しんでいただけるように接遇させていただきます。
>
> GINZA  と ん ぼ
>   富士子

新米・龍の瞳 

2020-11-24 12:19:15 | 日記
>
>
> 新米の 其一粒の 光かな=虚子=

> こんにちは。富士子です。
> 皆さんご存知の通り、今年も炊きたての新米の美味しい季節が到来しました。
> お米の品種も数多く、数えきれないくらい出回っております。ざぁ〜と数えても北海道のななつぼし、ゆめぴりか。青森ならつがるろまん。秋田は、あきたこまち、ひとめぼれ。宮城のササニシキ。山形ならはえぬき、新潟はコシヒカリなど有名ブランドがズラリと並びます。
>
> 日本列島は、縦に長い国。各都道府県では、それぞれの気候風土に合った米が栽培されており、それぞれがより美味い、より高品質のお米づくりを目指しております。
> その中で私が、各品種の新米を試している中で、注目しているお米が、岐阜県で開発された[龍の瞳]という品種です。
>
> [龍の瞳]は、コシヒカリの田んぼの中で突然発見されたそうです。
> 今から22年前、稲の生育を確認するためコシヒカリの田んぼを見廻りしていた時飛び抜けて背の高い稲があり、そのモミは、他の品種の1・5倍の大きさがあったそうです。
> その稲穂を改良して生まれたのが[龍の瞳]。
>
> この[龍の瞳]は、日本一美味いお米と評判ですが、炊き方に普通の新米と違う点が二、三あります。私が注意しているのは、

> ①洗い方=水は少し濁ってる程度 
②水加減=このお米は、いつもより少し多めに③浸漬時間=炊飯器で炊く場合は直ぐにスイッチを。
>
> ふっくら、美味しい新米[龍の瞳]を食べてみたいというお客さまは、店に入って直ぐか、予めオーダーいただければ、炊きたての[龍の瞳]を美味しくいただけます。
>
> GINZA と ん ぼ
>   富士子
>
>

富士子風 風呂吹き大根が人気! 

2020-11-19 11:26:40 | 日記
> 風呂吹きに 機嫌の箸の のびにけり=淡路女=

> 今日11月19日は、フランスのワイン[ボージョレヌーボー]の解禁日。
> 今年は、コロナウィルス禍の影響を受けて家で飲む[家飲み]需要が増加。出来栄えも、近年にない熟成ぶりで評判も上々のようです。
> そういえば毎年11月3日にとんぼの主宰で行われた[山梨ヌーボー解禁祭り]は、コロナ禍により今年は残念ながら中止になりました。
>
> 肌寒くなり、おでんの美味い季節の到来です。とんぼのお客さまに嗜好の変化が感じる兆候があります。
> それは大根煮だけに人気が集中して、大根のネタ切れも二度三度ありました。確かに大根は常におでんネタの人気ベスト5に入る人気ネタ。
>
> そこで、今夜から大根に特化した富士子風[風呂吹き大根]をあつらえてみます。
> 風呂拭き大根の名前の由来は、数多くありますが、煮あがった大根に、熱い味噌をかけて食べる仕草が、風呂を焚く際に風呂の火を吹く様に似ていることから[風呂吹き大根]と呼ばれるようになった、という説が有力です。
>
> 私、富士子考案の[風呂吹き大根]は
> 陸奥湾産のホタテ貝柱を、前日から戻し、その戻し汁と、予め柔らかく煮た大根と一緒に煮て、味付けをしてからカタクリ粉でトロミをつけて出来上がりです。
> 熱々の大根煮。
> フゥーフゥーと息を吹きながら召し上がってください。
> また、各おでんネタも、富士子風の工夫を凝らし、随時ご提供させていただきます。

> [おでん]そのものをご希望のお客さまは、予めその旨をご予約いただければありがたいです。
>
> GINZA と ん ぼ
>   富士子
>
>

津軽の郷土食・けの汁 

2020-11-16 16:46:37 | 日記
>
>
> けの汁の 香り豊かに 冬の夜=富士子=

> こんにちは。富士子です。
> 生まれて初めて俳句らしい句を詠んでみました。あゞ恥ずかしい。
> 俳句好きの常連客にブログに載せる前に批評を乞うたら、単純だけど素直で良い、と褒めてくださいました。
>
> 今夜は、青森・津軽地方に伝わる郷土料理の[けの汁]を、私なりにあつらえてみました。このけの汁は、野菜、山菜、高野豆腐など沢山の食材を小さく刻んで作る味噌汁。
> 寒い冬場のビタミン不足を補い、身体を温めてくれる健康スープです。
>
> 細かく刻んだ野菜、山菜を昆布出汁で煮込んだけの汁には、大根、ゴボウ、ニンジン、サツマイモなどの根菜類を中心に、それに山菜のワラビ、ゼンマイ、フキ、セリに、油揚げ、高野豆腐金時豆やコンニャクなどを入れ栄養バランスの優れた味噌スープです。
>
> けの汁は、魚や肉類を使用していない野菜中心ですから、カロリーは低く、栄養価の高いヘルシーな郷土食。
> このけの汁の中身は、地方や各家庭により違ってくるそうです。
> けの汁の語源は粥の汁が訛ってけの汁になったといわれております。
> 新潟地方ではケンチン汁、秋田地方ではきゃの汁と呼ばれ、寒い地方に共通する郷土食レシピ。
> 私がアレンジしたけの汁を食べた青森出身のお客様たちから、美味い!合格の太鼓判を押していただきました。
>
> GINZA  と ん ぼ
>   富士子
>