とんぼ歳時記

ヘルシー家庭料理の店「とんぼ」のお知らせ

いつもより寒い寒中を乗りきる

2013-01-30 10:35:21 | インポート
この冬は、いつもの年より、かなりの寒さを実感します。間もなく立春。春立つも、まだまだ寒い日が続きそうです。

週刊誌を読んで気になる記事がありました。それには「頭寒足熱」という諺は、大きな間違いだ…と記載されていました。年をとるにつれ、新陳代謝が悪くなり、体温も下がり、脳の神経活動も衰えてしまうそうです。

特に厳冬期の今は、帽子やマフラーで積極的に脳を守る「頭温足熱」を意識して実践することが、日常生活を健康で乗りきる意欲と生命力を増進することに直結するそうです。

冷えから身体を守る体内からの「温活」も大事とか。冷たいものを飲んだり食べたりするのを避けて、できるだけ体温より高いものを摂取するのがポイントのようです。

中でも「和食系の食べ物」は、ごはんの繊維や味噌汁、漬け物などの発酵食品が、胃腸の活動を活発化させ、身体を温めるそうです。身体を温めるスパイスたっぷりの「カレー」も効果があるようです。

今夜からは、私も意識してお客さまの身体が温まる料理を工夫してお出しさせていただきます。昨夜おいでの常連客は、いつも芋焼酎の水割りですが、お湯割りをお勧めしたら身体がポカポカ温まる…と喜んでました。

GINZA と ん ぼ
富士子


下仁田ネギ

2013-01-28 14:02:57 | インポート
下仁田ネギ
今朝は都心でも雪が舞いました。寒中とはいえ、尋常な寒さではありません。北よりの冷たい風が強く吹いているため、寒さがいっそう厳しく感じます。

近所の八百屋さんに薦められ群馬県産の「下仁田ネギ」を購いました。他の品種のネギに比べて白根が特に太いのが特徴です。

「下仁田ネギ」は、生のままでは非常に辛く、加熱すると甘味が強くなり、滑らかで柔らかい食感を得られ、主に加熱調理に用いられます。

私は今夜、この「下仁田ネギ」を5センチほどの長さに切り串に刺して焼き、醤油糀で味付けしたり、キノコ類と混ぜたガーリック炒めにしてお出しいたします。

酒の肴としても美味しいく、何よりも食べることで身体の芯からポカポカと温めてくれそうです。

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富士子


芋焼酎「三岳」

2013-01-23 14:36:04 | インポート
芋焼酎「三岳」
健康に良い…といわれて久しく「焼酎ブーム」が続いています。私の店「とんぼ」でも、お客さまのキープしているお酒の三分の二以上が焼酎です。その大半が芋焼酎。

ブームになる以前は、芋焼酎の強烈な匂いを敬遠する向きが多かった…と記憶しています。今の「芋焼酎」ブームの切っ掛けは、女性でも気楽に飲める芋焼酎造りを掲げて、匂いも味もマイルドに仕上げた焼酎醸造元の努力の賜物でしょう。

入手が困難な芋焼酎の銘柄の「三岳」を、それも三本も入荷しました。鹿児島県・屋久島に蔵元があります。

世界自然遺産の島・屋久島の、樹齢数千年を誇る杉の原生林で濾過された豊かな水で造られた芋焼酎です。 「三岳」は、屋久島の九州最高峰・宮之浦岳・永田岳・黒味岳の三山から命名されたそうです。

雄大な杉原生林から湧き出た水を使い、芋の風味そのまま引き立つ芋焼酎らしい芋焼酎です。芋焼酎の地元鹿児島でも「三岳」ファンが大勢いると聞いています。

「とんぼ」の常連客で、芋焼酎しか呑まない方から「えっ!三岳があるの?」と、驚き、喜ぶ笑顔が目に浮かびます。「三岳」は蔵元の生産量が少ないので、希少な芋焼酎になりつつあるようです。

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祝いのお赤飯

2013-01-21 13:48:48 | インポート
祝いのお赤飯
「とんぼ」では、お客さまの誕生日や昇進などお目出度い祝いのとき、私の手作り「お赤飯」をお出ししています。

昔から日本人は、赤い色に特別な感情を抱いていたようです。赤い色には魔力が秘められていると解釈され、赤の力で邪気を払いのけ厄除けが叶う…と信じられて、祝い事や特別な行事に「赤飯」が用いられるようになったそうです。

赤い色の「お赤飯」を幸せの赤として、日常生活の慶事に定着させた日本人の知恵には感心してしまいます。

「とんぼ」は、これからもお客さまのお祝い事には、喜んで「お赤飯」をお作りしてお出しさせていただきます。お気軽にお申し付けください。

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スペシャル料理

2013-01-17 13:45:49 | インポート
スペシャル料理
今夜は、常連のお客さまからの特別オーダーで松葉ガニ(ズワイガニ)を用意しました。新鮮な松葉ガニは、ボイルしてそのまま召し上がっていただき、残りはみそ汁の具に活用いたします。

「とんぼ」でお出しする料理は、その日の午前中に、私の近所の魚屋さん、八百屋さん、肉屋さんの店先で、旬の食材の新鮮で活きの良いものを選び、その素材を一番美味しく味わえる料理にしてお出ししています。

今夜は、予約のお客さまから、お誕生日のお祝いということで「松葉ガニ」を、近所の魚屋さんに注文しておりました。時々ですが、他のお客さまから、何々を食べたい…と具体的な旬の食材を使った料理のオーダーがあります。

例えば、北国生まれの常連さんから「ホヤ」を食べたいとか、山菜の「ミズ」を食べたい等と、故郷の素材への郷愁からか注文があります。 これらの素材は、流通網の発達で、簡単に新鮮なものが、比較的廉価に入手できるようになりました。

最近でも、やはり常連のお客さまから「ママ!キリタンポ鍋を食べたい」とオーダーがありました。私が大丈夫です…と請け合うと、そのお客さまは「とんぼでキリタンポ鍋を食べる会」と称して、大勢のゲストを招待して盛り上がりました。 幸い味も上々だったようで「本場秋田のキリタンポ鍋と味は勝るとも劣らない」と、ご賞賛いただきました。

お客さまからのオーダーで、一番多い食材はやはり「牛肉」です。オーダーがあると、幻の肉と評判の「隠岐牛」によるシャブシャブや、ステーキをご提供しております。

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