とんぼ歳時記

ヘルシー家庭料理の店「とんぼ」のお知らせ

【復活した気仙沼産めかぶ】

2013-03-28 15:10:02 | インポート
【復活した気仙沼産めかぶ】
東日本大震災の巨大津波で甚大な被害をうけた宮城県気仙沼港。未曾有の震災を乗り越えて、三陸の海を代表する海産物のわかめとめかぶが復活しました。

三陸のわかめは、巨大津波により、一度その姿を消しました。わかめの元になる種(めかぶ)も、養殖に欠かせない舟も、機材も全てが流されてしまったからだそうです。


三陸のわかめ養殖に携わる漁業関係者たちは、想像を絶する被害を受けながら、諦めることない熱意と努力で、見事に復活を遂げました。

近所の魚屋さんに奨められて、その三陸の海から獲れたばかりの新鮮な生のめかぶを仕入れました。

艶のある濃い茶色した生のめかぶをさっと湯通しすると、鮮やかなみどり色に変わります。それをまな板に載せ、包丁で叩きながら細かくします。叩いているうちにめかぶは、ネバネバとろ味をまします。

このネバネバめかぶを小鉢によそおいポン酢で味付けします。酒の肴としてはもちろん、ネバネバツルリとした食感は、身体に良いもの食しているという実感と、極めてささやかですが被災地の復興支援に役立っている気がします。

GINZA と ん ぼ
富士子


【満開の桜の下で同窓会】

2013-03-25 15:22:04 | インポート
【満開の桜の下で同窓会】
桜満開の昨日は、高校の同窓会があり、卒業以来初めて懐かしの母校を訪れました。というのも、今度校舎が新しく建て替えられるため、幹事の粋な計らいで、想い出の校舎での同窓会となりました。 私が学んだ学校は、幕末の先鋭的思想家であり教育家でもある吉田松陰先生の理念「知行合一」に基づいて創立されました。松陰先生の教え子の多くが、明治維新から明治にかけて、新しい国づくりに活躍したことは、皆さまのご承知の通りです。

昨日は、久しぶりに会ったあった同級生たちと、旧交をあたためました。私を含めて皆はすっかりオバさんになっておりました。

学生時代は迂闊にも気づかなかったことを、昨日確認しました。最寄り駅から学校までの道や、正門に大きな桜の樹があり、見事に満開の花を咲かせておりました。

同窓会を終え、仲良し四人組で行った二次会で話題になった満開の桜のことを、誰もが覚えておらず、記憶にもないことです。登下校の途中、間違いなく視界に入ってるはずなのに…。

学生時代は、わき目もふらずに勉学に勤しみ?オシャレやファッション、オトコの子の話題に夢中の青春を過ごした証しです。反面、季節の移ろいや、自然現象に、いかに無関心だったかを、チョッピリ反省した同窓会でした。

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桜花爛漫と銘酒

2013-03-21 13:06:16 | インポート
桜花爛漫と銘酒
桜花爛漫と銘酒
ことのほか厳しかった冬の寒さに耐えに耐えた桜の蕾が、爆発的に開花しました。

東京地方の染井吉野の満開予報は、明日の22日。この週末は各地の桜の名所は、花見客で大いに賑わうことでしょう。

私も自宅近くの王子・飛鳥山の桜を愛でてから、石神井川添いに中板橋まで約5キロの道の観桜ウォーキングを計画しています。

桜の花を愛でながら飲むピッタリのお酒は日本酒です。花見のシーズンに合わせて手配していた2種類の銘酒が、開花に間に合い配達されました。

一つは、福岡県筑後平野の蔵元井上合名会社「美田(びでん)」という銘柄の「辛醸山廃純米大辛口」です。 そして、もう一つは宮城県大崎市の蔵元、新澤醸造店「伯楽星」という銘柄の、「純米大吟醸」と「純米吟醸生詰」です。

どちらの銘柄も、左党ファンには堪らない逸品です。是非お試しください。

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富士子


筍ごはん

2013-03-18 13:42:04 | インポート
筍ごはん
東京地方も、染井吉野の開花が宣言されました。都内の至るところで、桜の花がほころび始めています。待望の春の到来です。 ことのほか厳しかった冬の寒さを乗り越えて、春の兆しが蠢きはじめ心も浮き浮きします。

そして今、春の旬を代表する食材といえば「筍」です。筍は、読んで字の通り、竹冠に旬と書いて「たけのこ」と読みます。たけのこは成長が速く、約10日間(一旬)で竹に成長するので、そこからきた読み方の由来のようです。

近所の八百屋さんに薦められて熊本産の筍を購いました。 今日購った筍で、私は自慢の「筍ごはん」を誂えます。春だからこそ味わえる特別な料理です。鮮度の良い筍ならではの、シャキシャキしながらも柔らかい歯ざわりを、アサリのお味噌汁と一緒に味わいください…。

GINZA と ん ぼ
富士子


あれから2年

2013-03-11 11:59:53 | インポート
あれから2年。日本中を震撼させた「東日本大震災」から今日で2年です。私の思いももう2年、まだ2年…と交錯し揺れ動いております。

大地震と巨大津波がもたらした未曾有の惨事。追い討ちをかけた原発事故。人智を超えた災害の凄まじさに、ただただ怖れ、唖然とするばかりです。

復旧復興も遅々として進みません。今でも避難生活を強いられている被災者は31万人余りも居るそうです。

お店の常連客で、東北出身の方は、進まぬ被災地の復旧復興、特に被災者の生活再建が道半ばにも及ばぬ事を憂いておられます。

新しく内閣が換わり、被災地の復興を加速させ「東北に春がこない限り、日本に本当の春はやってこない!」と力強く宣言しています。

私も、私にできる範囲内で東北地方の酒や、野菜などの特産物を購ったり、東北地方への旅行などで被災地の復興のため、ささやかですがお手伝いさせていただきます。

GINZA と ん ぼ
富士子