とんぼ歳時記

ヘルシー家庭料理の店「とんぼ」のお知らせ

【ゴルフ早朝練習を】

2015-05-25 13:05:00 | 日記
昨日の日曜日。珍しく早起きして近くのゴルフ練習場に。着いてビックリ。6時開店前なのに20人位の人たちが行列をつくって並んでおりました。皆さんのゴルフにかける情熱と熱心さがヒシヒシと伝わってきました。

何故、早朝特訓か? といいますと
年が明けてから、ゴルフ好きの常連客と6回ラウンドし、スクラッチで勝負したのですが、引き分け一回を挟んで、ことごとく私の勝利。賭けたチョコをガッポリ頂戴しました。

その常連客は、地団駄踏んで悔しがりました。お気の毒ですが、勝負に情けや手抜きは禁物です。その方は「打倒フジコ!」を旗印に、猛特訓を開始したという極秘情報を聴きました。

私も負けてはいられません。返り討ちです。完膚なく叩きのめして差し上げます。それが早朝特訓の理由です。別なお客さまからは、早く起きたのではなくて、歳をとると、早く目が覚めてしまうと言われました。
失礼な(〓)

昨日は、歳とは全く関係ありませんが55球打ってきました。ドライバーショットはムラがあり右、左と曲がり安定感に欠けます。が、7番アイアンは、私の真っ直ぐの性格を反映して狙った方向に飛んでいきました。

9番アイアンは、飛距離が一定せず統一性がなくこれからの課題です。
噂によると「打倒フジコ」に闘志を燃やす常連客は、特訓の大半をアプローチ練習に費やし、合間に素振りに励んでいるとか。私も簡単には負けません。今度、そのお客さんを返り討ちにした様子をお知らせしますので、楽しみに。

GINZA と ん ぼ
富士子

江戸の調味料・煎酒の茄子煮

2015-05-21 15:56:20 | 日記
今日の夜明け前に轟く雷鳴にはビックリして目覚めてしまいました。そして日中は、一転して爽やかで気持ちのよい初夏の気候。

暑くなると酸味のあるものが食べたくなります。今夜は、こんな時期に相応しい料理を誂えてみました。前にもこの欄でお伝えした群馬県産の茄子を少なめの油で揚げたレシピです。

普通の茄子煮と一味違う味付けです。ポイントは「煎り酒」を使用すること。「煎り酒」は、醤油が食卓に登場する前から使用されていた日本古来の調味料です。

「煎り酒」といっても、飲み物ではありません。醤油が一般的に普及する前から、特に醤油が高級品だった江戸時代には、各家庭で手作りされていたそうです。「煎り酒」の作り方は至ってシンプル。材料は日本酒と梅干し、鰹節の3点だけ。

江戸時代には、鯛など淡白な白身魚との相性も良く、刺し身や煮物に好んで用いられたようです。今では、刺し身の他、ホイル蒸し焼きのタレなどがオススメとか。この「煎り酒」をわざわざ自分で作らなくても、製造販売しているお店もあり、比較的簡単に買い求めできるので便利です。

今夜は、前述の群馬県産の茄子を簡単に油で揚げた後、「煎り酒」で味付けした茄子煮に、葱、ミョウガ、大葉をのせて、お客さまに召し上がっていただきます。醤油と比べて、酸味の効いたまろやかな風味と味わいが楽しめます。

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富士子

【東北の山菜ミズ】

2015-05-18 13:37:15 | 日記
春から夏にかけて、東北地方の里山、山々は山菜採りの人々で賑わっております。今の時期なら「細タケノコ」や「ミズ(うわばみ草)」等が中心です。

東京育ちの私には「ミズ」は未知の世界の山菜。6年前の夏に初めて食した時の、味と感触は独特のものがありました。
「ミズ」は、東北地方の冷涼で、水気のある場所に群生し、春から秋までの長い期間楽しめる山菜。

30~50cmほどのミズの葉を取り除き、同時に皮剥きをします。ミズは、茹でて水にさらした後、おひたしやあえもの、酢のものにして食べます。山菜独自のエグミやアクも少なく、どんな料理にも合うのが最大の特徴です。豊かな甘味。ちょっと粘り気があり確かな歯ごたえ。食べやすいのが魅力です。

東北出身の常連客で、同じ東北の特産魚介類の「ホヤ」が大好物な方がおります。旬になると、時おりこの「ホヤ」をお出しすると、あれよ!という間に美味しそうに食べてしまいます。ホヤを小鉢に盛り付ける時、キュウリ、ミョウガ等を添えますが、ホヤ大好き常連客は、ミズを添えたものが、一番美味しいといいます。

ミズの料理の中で、私が好きなのは
「ミズの油炒め」です。お肉や白滝、コンニャク、油揚げ等と一緒に炒めて、火を切る間際に醤油で味付けします。この時使用するミズは生ですが、フライパンに入れて炒め始めると、鮮やかな緑色にサァッと変わります。

東北出身の常連客は、ミズ料理の中で「ミズのタタキ」を食べたいといいます。生のミズの赤い根っこの部分を、山椒の葉と一緒に包丁の背で、根気よく粘り気がでるまで叩き、好みで醤油か味噌で味付けして食べるのだそうです。今度、その常連客の予約が入ったら、この「ミズのタタキ」をお出ししてみます。

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富士子

ドリームジャンボ宝くじ

2015-05-14 16:46:57 | 日記
早くも真夏並みの暑さになった昨日から、一等前後賞合わせて7億円が当たる!もし、当たったら夢のようなドリームジャンボ宝くじ「第678回全国自治宝くじ」が発売になりました。

同時に、ジャンボ宝くじをアピールするTV-CMも放映されていて、イヤでも脳裡に染み込んできます。出演のキャラクターも一新されました。CMの設定も、ジャンボ宝くじ好きの人が集まる「喫茶ジャンボ」が舞台。

マスター役が原田泰造さん、常連客が米倉涼子さん。米倉さんは大のジャンボ宝くじファンで、喫茶ジャンボに週に3回通うという役柄です。
そして、宝くじ暦22年で百獣の王といわれる正体不明の常連客役が、日々身体能力が上昇してるという武井壮さん。この三人がコミカルにそれぞれの役柄を巧みに演じてます。

「とんぼ」の常連客の中にも、大のジャンボ宝くじファンがおります。
栃木に住むTさんです。Tさんはジャンボ宝くじが発売されると、上京して宝くじを購いながら、お店に立ち寄ってくださいます。今回、Tさんが現れるとすれば、大安の明日夜の確率が高い、と推察しています。

店に出勤する途中に、西銀座宝くじチャンスセンターがあり、今日も大勢の人たちが行列をつくっております。私も運試しを兼ねてドリームジャンボ宝くじを購うつもりです。

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富士子

群馬産の茄子をお好みで

2015-05-11 13:18:19 | 日記
GWも終わり、東京はすっかり初夏の装いですが、この時期としては異例の台風が相次ぎ日本列島に迫っており、気がかりでなりません。

近所の八百屋さんに薦められて、群馬産の新鮮な「茄子」を仕入れてきました。茄子を購ったのには伏線があります。

昨日の日曜日、好天に誘われて同じ北区内のターミナル駅・赤羽に赴き地元の「赤羽ばか祭り」を見物しました。お神輿が10基ほど練る行列を中心に、マーチングバンドの演奏会や、駅前広場の特設ステージではバンドのライブステージと、何でもありの地元起こしのお祭り。

帰り間際に立ち寄った居酒屋で注文した「茄子田楽」が美味しく旨かったーという直近の記憶に触発されて
私も「茄子」を素材に料理作りを思い立った次第です。

群馬県産は、標高2千メートル級の山々が連なり、そこから流れる利根川水系に育まれた肥沃な農作地に恵まれています。標高10メートルの平坦地から、千メートル以上の高冷地まで。豊富な水源と、全国トップクラスの日照時間に支えられ、年間を通して新鮮で美味しい野菜類が生産されている農業王国。

今日購った「茄子」は、群馬の路地栽培もので、豊富な日照をうけ、茄子特有の艶のある濃い紫色の「茄子紺」も鮮やかです。この「茄子」を食材に、お客さまのご希望ご要望通りに、焼き茄子、茄子田楽、茄子炒め、他の料理を、味付けもお好みにおつくりさせていただきます。ご遠慮なく、お気軽にお申し付けください。

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