とんぼ歳時記

ヘルシー家庭料理の店「とんぼ」のお知らせ

年末・年始の謝恩メニュー

2016-11-28 14:10:44 | 日記
今週末から師走。
月日の経つ早さに啞然としてます。
このように時の流れを速く感じる現象を[ジャネーの法則]というのだそうです。モノ知りの常連客から教わりました。歳月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く感じるのだそうです。

銀座も中央通りを中心に、クリスマス・イルミネーションに飾られ華やかです。[とんぼ]では、日頃の感謝をこめて年末・年始の忘年会・新年会シーズンに向けて特別の謝恩メニューを計画しました。
内容は、お任せ料理と鍋料理の組み合わせに、お酒を飲み放題〔シャンパン・ワイン除く〕でお一人さま8500円〔税込み〕のお値段でご報謝させていただきます。

鍋料理は[黒豚しゃぶしゃぶ]か[お魚のしゃぶしゃぶ]のいずれかを選んでいただきます。お魚は、当日入手できる新鮮なお魚をご用意いたします。
また、ご自分の好きなお酒の持ち込みもOKです。持ち込み料金は頂きません。

年末・年始の寒い季節は、湯気がたちのぼる鍋料理はほのぼのとした気分にひたれます。
ご予約をお待ちいたしております。

G I N Z A と ん ぼ
富士子

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酉の市宵宮に

2016-11-24 14:24:02 | 日記

人波に 高く漂ふ 熊手かな = 青峰 =
人並みに 押されてくるや 酉の市 = 虚子 =

一昨日の夜、お店のお客さまたちと浅草・鷲神社の[酉の市宵宮]に参詣して、心の底から商売繁盛を祈願してまいりました。
今年の酉の市は二の酉まで。私たちが着いた時間は神社の境内、表通りの歩道もビッシリと参拝待ちの人たちで賑わっておりました。

境内の中は、縁起熊手を扱う露店がズラリと立ち並び、彼方此方から元気なかけ声と手拍子の音が賑やかに聞こえてきます。
私も毎年お世話になっている熊手屋[錦徳]さんで、値段の交渉を行い縁起熊手を贖いました。揃いの半纏姿の若い衆の[銀座・とんぼ様の商売繁盛を祈願して手締めを行います]の威勢のいいかけ声で、三・三・七拍子の手拍子で締めました。

私が贖った縁起熊手には、オカメのお面、恵比寿さま、目出鯛、千両箱、黄金の俵、宝船、大判・小判などの縁起物が熊手一面に飾られています。来年の干支[酉]も一緒に。この縁起熊手にあやかって[福]を掻きこみます。

G I N Z A と ん ぼ
富士子

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ボージョレー・ヌーボー解禁

2016-11-17 14:10:41 | 日記
今日の午前0時。フランスの新酒ワイン[ボージョレー・ヌーボー]が解禁されました。近年、ボージョレーの解禁に目新しさが薄れつつあります。これも日頃からワインに親しむ機会の増えたことの裏返し現象のようです。

今年のボージョレー地方は、夏から秋にかけて好天に恵まれぶどうの収穫も上々。フレッシュで、爽やかな果実味のエレガントな味に仕上がったとのこと。ボージョレー・ヌーボーを、単なるワインの新酒、と思ってる人が多いようですが、ワインの作り方に大きな特長が。

通常は収穫したぶどうを粉砕して発酵させますが、ボージョレーの場合は、粉砕せずに大きなタンクにどんどん入れてしまいます。タンクの下の方のぶどうは、重さで潰れ果汁が流れ出て自然に発酵して、炭酸ガスが生成されます。この方法で造ったワインは、タンニンが少ないわりに色が濃く、渋みや苦みが普通のワインより少なくボージョレー特有な爽やかなで果実味たっぷりの味になるようです。

[とんぼ]では、ボージョレー・ヌーボーを用意いたしております。また2週間前に解禁となった[山梨ヌーボー]の新酒ワインも取り揃えております。それぞれ個性豊かで特長のある味を飲み比べてみてください。どちらのワインも少し冷やした方が、すっきりお楽しみいただけます。

G I N Z A と ん ぼ
富士子

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ヒラスズキのカルパッチョ

2016-11-14 15:17:28 | 日記
近所の魚屋さんで、入荷量が少ない珍しい魚[ヒラスズキ]を購入してきました。スズキが河口や湾内で獲れるのに対して、ヒラスズキは海流の激しい外洋の荒磯に多く生息していて、海が荒れている時によく釣れるそうです。イサキやマダイに近く見た目も美しい魚です。

私が贖ったヒラスズキは、長崎・五島列島産。
晩秋から冬にかけてが旬です。スズキ同様透明感のある白身。煮ても、焼いても、汁ものでも、刺身で食べても美味しい料理法を選ばない上品な旨さ甘味があり、食べ飽きない味です。

脂ののっているこの[ヒラスズキ]を、私はカルパッチョにして召し上がっていただきます。
カルパッチョは、イタリア料理のひとつ。生の肉や魚介類を薄切りにして、オリーブオイル、レモン汁に香味野菜を加えて作ります。

G I N Z A と ん ぼ
富士子

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料理関連の本を読んで

2016-11-08 14:23:06 | 日記
私は商売柄、できるだけ料理に関連した本を読むように努めています。料理のレシピ本より料理や板前、コックさんが登場する小説、それも江戸時代を舞台にした市井の人々の生活を描いた本が多いです。例えば、ウナギの蒲焼きや天ぷらの起源などが分かるからです。

最近、お客さまに薦められて読み始めた文庫本があります。鬼平犯科帳や真田太平記、仕掛人梅安、剣客商売等々、人気の歴史小説作家・池波正太郎さんの食にまつわる内容です。池波さんはベストセラー作家でありながら、稀代の食通であることでも知られています。その池波さんが、食べること飲むことに真剣に取り組んだエピソードを紹介しています。

文庫本のタイトルは[鬼平先生流・粋な酒飯術]で、著者は池波さんの書生を10年以上勤めて、池波さんの酒・食・器にこだわる姿勢を間近に接した方です。小料理屋にかんする記述の中で、食通で知られる北大路廬山人の言葉として[料理屋というのは、家庭料理を基本にしていて、それをお芝居のようにしたのが料理屋の料理だ]と紹介しています。つまり料理屋の料理は、そこで演じられているショーを楽しむ空間。日本料理が国際的に注目され、華麗な様式美を誇り得るのも、しっかりした土台、すなわち家庭料理に支えられているからだ記載されています。

一年365日おふくろの味が家庭料理。限られたささやかな食費の枠の中で、精一杯知恵と工夫を働かせて、家族のために少しでも美味しいものを、身体に良いものを毎日苦労して作っている。私も、あまり旨く言えませんが共感しています。私の料理作りの基本も、できるだけ新鮮な季節の食材を仕入れ、お客さまに喜んでいただける料理作りに励んでいるからです。

[鬼平先生の酒飯術]もそうですが、これまで読んできた料理がらみの本の中には、料理、食材、器、接客心構え等、宝石箱のようにヒントや勉強になることが一杯入っています。

G I N Z A と ん ぼ
富士子

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