4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

リーチ

2023-12-13 20:01:26 | わたし的育児日記
期末試験の結果、仮内申の紙を受け取って、教室で見る勇気はなくて、帰り道にそっと見たら、衝撃の数字で、簡単な数字なのに、頭の中で何度も計算して、これじゃ高校に行けないと追い詰められて帰ってきた中3の息子。

親としても、上の光景を思い描いたら、泣いてしまいそうになった・・特に、その簡単な数字を何度も計算したという件・・いや、こっちも十分ショックだったもので・・(ちょうど三者面談のプラン立て終わったとこだったから、予想以上に上がらなかった成績にプランを大きく変更)

でもね、もうちょっと頑張れたやろ、と正直思うのです。
本当の受験生はこんなもんちゃうよ、と言いたい言葉は喉元まで出かかったけどなんとか堪えて、落ち込む息子と1時間近く話し合って、「塾代、あんなに払ってもらったのにごめん」と言われ、思わず項垂れる私。

中学生になると、勉強できない子にとってはツライことが多い。
ていうか、ここで何度も書いてるけど、中学生の親っていうのもしんどい。
コロナでイベントも控えめだったし、来るなって言うから、ほとんど参観にも行ってないから、中学との関係が希薄、でも小学生じゃないんだから、こんなものか。


先日、塾の先生と面談して、目から鱗のことを言われたのが、うちの息子は、理解力もいいし、授業も真面目に取り組んでいる、でも、学習したことをすぐに忘れてしまう。でも自分の好きなことは逐一覚えて説明することができる。その反対に興味のないことへの関心が他の子に比べて極端に低い。=学習したことをすぐに忘れる、に繋がってくる。もうちょっと流石に興味ないことにも関心を持てるはずなのに、うちの息子はそうじゃないんだそうで、それを聞いて、なぜ覚えられないのか、記憶力が悪いのか、赤ちゃんの頃ベットから落ちたからなのか、悩んでいた答えがやっと見つかった。
その塾の先生は3年間みっちり見てくれていて、かつ親に代わって言いにくい話をしてくれたり、時には楽しく雑談したりと、この3年間斜めの関係の代表格を担ってくれていた。その一生懸命な先生の期待に全く応えられない息子を申し訳なく思うが、先生はその先のことも教示してくれ、とにかく興味関心の持てる物を見つけてあげてと言われた。そうじゃないと、高校行っても赤点取って落第、仕事もすぐに辞めてしまう、などということになりかねない、と。

息子には苦労させられる。手を焼く。中学生の親って、しかも勉強できない子の親ってツライって思う。
でも、すんなり思い通りにいってたら、子育ての醍醐味がないもんね。
子供は自分のおもちゃじゃないし、別人格の生き物なんだから、理想通りになんて全然行きっこない。今も、ゴロゴロしてる息子に、勉強しないの?なんてちょっとでも言おうものなら極端に反抗される。難しいけど、やってみよう。前に、進むしかないのだ。



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