4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

ニコちゃん

2022-09-28 14:45:02 | 日々是好日
愛鳥のNICOがいなくなって4ヶ月。インスタとツイッター(これを機に始めた)載せてもほぼ何の音沙汰もなかったのだが、昨日DMをもらい、警察署の拾得物の係まで電話をかけた。そこに電話をするのは3度目だけど、毎回、違う署の違う人だけど、共通するのはとても親切で暖かい応答であること。ホテルの人ですか??くらい優しく親切で、違って落胆していても、その応対にほっこりするを繰り返している。


本当にうちのNICOちゃんは今頃どこで何をしているんだろう。。

それにしても、濃い4ヶ月だった。とてもまだ4ヶ月と思えないくらい、濃くてタフな毎日だった。

世の中的にも落ち着かない日々だ。賛否両論あったけど結局世論調査で半数はやらなくてよかったと答えた曰く付き国葬が終わり、(おかげで昨日は目黒通り、数メートル置きに警官が立っていて、夕方だったので、きっと何かとピックアップするために路駐しているであろう車は次々と尋問にあっていた)ウクライナとロシアだけじゃなく円安も治らない。値上げはこれでもかこれでもかと一時期の女子高生のスカートの裾みたいにたくし上げられ、本当にスーパーで悲鳴を上げたくなる。

そんな中で、やっぱり治らない踵の魚の目(かれこれ10年以上のお付き合い)を取りに久しぶりに超スーパー優しい先生のいる皮膚科に行った。先生は相変わらず国宝級の優しさで治療にあたってくれた。

新宿からエッサエッサと買ってきたヒストリーという薔薇が新しくまたニョキッと生えた幹から咲いたホットピンクの薔薇。ひと匙のお砂糖みたい。

この夏は百日紅が7月くらいからずっとやっぱりホットピンクの花を咲かせ続けてくれて、それにほぼ毎日幸せをもらった。やっぱり女子はピンクが好きなんだと思う。ピンクってなんか気分が上がる。ということで、ホットピンク色のリネンのエプロンが欲しいなあ、、とメルカリをポチポチする日々です。(なかなかない・・)

昨日はカードで歯の矯正代を全額払って、身包み剥がされたようなスウスウしたひもじさが続いていますが、とりあえず限度額ギリギリ払えてよかったと安心もして、さあ、働いて返すぞ、と来月末で仕事を辞める私の心に転職への意欲がメラメラ湧いております。

さあ、こんなどうでもいいこと書いてないで、就活しよ!!




秋分の日、しずかな夜、映画「黄昏」に黄昏る。

2022-09-23 22:46:15 | 映画あれこれ
1951年の映画「黄昏」を見る。
主演はローレンス オリビエとジェニファー ジョーンズ。
今から70年以上前の古いモノクロ映画だし、期待しないで見たのに、やっぱり名作はすごかった。ストーリーがしっかりしていて、最後まで没頭して見てしまった。

ありきたりといえば、ありきたりな話なのに、最後はどこに着地するのか、素晴らしい見応えのある終わり方だった。この映画を見れて、今日という秋分の日が満たされた。


柿崎こうこさんの「50歳からの私らしい暮らし方」を読んだ。
まだ50歳には間があるけど、とても勉強になって、自分でも取り入れたいことばかり。素敵な暮らし方だなあと何度も読み返したい1冊だ。

逆に、前作から自分の中で勝手にリベンジの江國香織の小説「ひとりでカラカサさしてゆく」は、やっぱりなんだかなあ・・それなりだったけど、かつてのきらきらひかる感はなくなってしまったと思う。

大和ハウスのコマーシャルが好き、な件

2022-09-04 10:55:53 | 私のお気に入り
大和ハウスのコマーシャルが好きだ。

特に好きだった深津絵里とリリーフランキーのシリーズは惜しくも終わってしまったが、代わりに始まった若い劇団員の恋人のコマーシャルがとても好き。最初見た時は、思わずウルウルっとさせられたほど。で、うちでもときどき言いたくなる。

「前に進むのがつらい時は?」

「後ろに向かって前進。」

このセリフ、結構使えて、日々、そんな気分になるときは、子供と言い合ってなんとなく元気になってる。そんないつも前に前になんて進む必要ない!!って私は思います。現状維持の大事さを訴えたい!!

それから、あの俳優もいい。絶対売れると思うんだけどな。そのうち、大河ドラマとか出るんじゃないかな〜。

一方で立教を使った大学教授(村上は若い頃より今の方が味が出てすごいいんだけど)と息子?と、里子を受け入れた家族の方は、ちょ〜っとわざとらしいかな、、



ベイビーブローカー 観に行けてよかった♡

2022-09-03 22:37:56 | 映画あれこれ
是枝監督の新作「ベイビーブローカー」を観にいった。ずっと観たかったからやっと行けてよかった。

「真実」の時がオールフランスだったように、今回はオール韓国。
「万引き家族」と対を為すような、是枝ワールドで大大大満足だった。

ソン ガンホさん、私は「タクシー運転手」と「パラサイト」しか観たことないけど、なんだかとても大好きで、今作も彼にしか出せない独特の面白みが全編に染み渡っていて、ドンス役の俳優さんも素敵だし、母親役の子も演技上手いなあと思ったら、本業は歌手なんだって。戸田恵梨香と松岡茉優を足して2で割ったような可愛い子。

赤ちゃんポストを悪用した副業としてのベイビーブローカーが、とある赤ちゃんとその子を捨てた母親との出会いをきっかけに、とんだ里親探しの旅に。それをマークする女性刑事とその赤ちゃんを手に入れようとする地元のヤクザと。そんな話が是枝ワールド全開で進んでいきます。

是枝監督って、子供を撮るのがもう絶妙に上手いよね。どうしたら、あんな風に撮れるかって、毎回感心する。右に出るものなし。
それから、観覧車のシーンがとても素敵で、観覧車を利用したドラマは数あれど、こちらも文句なしにNo.1。至高の場面。

もちろん、終わり方も文句なしよ。

夫は隣で泣いていた。

雨も、今回大事なアクセント。