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この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

読書いろいろ

2017-12-19 16:47:36 | 私の読書日記
今年は同世代の日本人女性作家の本を沢山読んだ気がする。

「コンビニ人間」村田沙耶香

「アズミハルコは行方不明」「買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて」「ここは退屈迎えに来て」山内マリコ

「出会いなおし」森絵都

「自分整理術 好きなものを100に絞ってみる」山崎まどか

「朝が来る」「鍵のない夢をみる」「冷たい校舎の時は止まる」辻村深月

作者には大変申し訳ないんだけど、全て図書館で借りた。
どれも、予約してけっこう待った。「コンビニ」や「出会いなおし」は200人待ちくらいしたと思う。


芥川賞をとっただけあって、「コンビニ人間」とても面白かった。普段当たり前に思っていたコンビニの見方が変わった。

なんでコンビニ人間なのかもよ~くわかった。たかがコンビニされどコンビニ。奥が深い。


「出会いなおし」の森絵都の本は、数年前(といってももうきっと10年は前だったりするのかな)「風に舞い上がるビニールシート」を読んで、表題作の「風に舞い上がる・・」は忘れられないくらい今でも思い出して胸が苦しくなるくらい面白くて。
それから、この人の本を一冊も読まなかったのはなんでかわからないけど、「出会いなおし」も長い間借り待ちした甲斐があって、どの話も「出会いなおし」に繋がっていくのが面白かった。

山内マリコも、地方都市を描かせたら右に出るものなし?!な独特な面白さがある。
エッセイの「買い物とわたし」では、買い物初心者ながら、なかなかカシミア用洗剤や、レインブーツなどこの本で知って実際に買ったもの。どれも満足な品だったから、読んでよかった。


そして、山崎まどかの「自分整理術」は、センスの高さが素晴らしい。中でも、お気に入りの飲食店にはどれもものすごく行ってみたくなった。


世界の毒母

2017-12-01 18:28:35 | 最近のあれやこれや
ドラマ「明日の約束」に登場する“毒母”には恐怖と共に、時に身につまされる思いがすることもあり、わが身を振り返るが、

この「金曜日の毒母たちへ」に特集されている世界の毒母(それも超有名女優達)たちは、計り知れないものがある。

もう完全に異常だ。特にジョーン クロフォードの自伝映画はホラー映画よりよっぽどホラー。





銀座にスパイダーマンが

2017-12-01 12:56:52 | わたし的育児日記
先週の日曜日、皇居で自転車に乗ったあと、丸の内から有楽町まで、手作りのアクセサリーなどを売るマーケットの中を歩く。

落ち葉も美しく(掃かないでもらいたい)フードトラックが出している黄色のテーブルセットが可愛くて。


東京にきれいと思える場所は少ないけど、皇居前とやっぱりこの通りは大好き。



たまたまツリーを見たくて入ったMYPLAZA。平日の夜と土日の昼間は重要文化財である明治生命館を見学できるらしく、

クラシックなエレベーターに乗って館内を見て回った。営業部は今でもそのまま使われているみたいで、それもまたステキだなあと思いつつ、

応接室や、食堂、保健室など、全て家具もそのままに、各部屋に揃ってある時計もおそらく当時のものが現役で活躍。

天井の装飾や、大理石、分厚い木の飴色の扉に、昔のもの大好きな私としては、もうメロメロだった。一日ここにいたいくらい。


その後、我が家の男どもが腹が減ったとうるさいので、ニュートーキョーへ。


昔から、数寄屋橋のニュートーキョーは家族で通っていて、大人になっても大好きで、でも今は跡形もない・・。

近くのビルの地下の飲食街に平凡に収まってしまった、我がニュートーキョー。


お腹が空きすぎて、機嫌の悪い(男はお腹が空くと本当に機嫌が悪くなって困る、しかし自覚はない。自覚がないから余計に厄介)
夫とメニューを巡ってケンカ。

店を出る時は大人げなくもお互い知らん顔。それでも、和光のクリスマスのショーウィンドウを見に行き、(今年も面白かった!!)

その前で息子の敬愛するスパイダーマンに遭った。






すごいすごい成りきってて、息子は「あの人、すっごい映画見まくってるよ。どのポーズも完璧だもん。」と、確かにただ待ってるだけのポーズも
足をブラブラさせてなりきってました。


うちの子供たち、今は先日テレビで放送された映画「グレムリン」にはまってて、ぬいぐるみをこよなく愛する6歳の娘は、猛獣と化す前の
グレムリンが可愛くて飼いたくて仕方ないらしい。

名作は、いつの時代も、子供の心をつかむんだね~。。