4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

「淋しいアメリカ人」を読んで

2018-05-23 15:33:23 | 私の読書日記
桐島洋子にハマって、何冊か立て続けに読んだ。

最初は、「ほんとうに70代は面白い」という本。
これは、やる気がないとかぼやいてるうちの母に活を入れたくて図書館で10件ほどの予約待ちをして借りた本。
やっぱり、桐島洋子は冒頭から面白かった。当時、シングルマザーで3人産んだことを相当バッシングされたようで、少子化の現在となっては、文句あっかと言いたいところ、だそうで、よくもまあ、痛快なほど、言いたいことを書いてある本だ。

それからもう一冊、同じような本を読んで、ノンフィクション賞で知られる大宅壮一賞を獲った「淋しいアメリカ人」も借りて読んだ。

何やら冒頭から衝撃的でスラスラ読めてしまった。かなり昔の本ではあるけど、興味深く、何事か考えさせられます。

金魚のこと

2018-05-23 15:20:05 | とりとめもない話
ある日娘が言った。

「金魚が血だしてる。」

リビングの隅っこにじっと置かれた水槽の前で叫んでいる。



も、興味なくて見もしなかったひどい母。



数日後、水槽を洗う夫から金魚が一匹死んだ旨を聞かされ驚く。


夫「元気なかったもんなあ。」

私「そういえば、が、金魚が血出してるって言ってた。」

夫「たぶん仲間にいじめられてたんじゃないかなあ。

見てるとよく追いかけられてたもん。その時に石にでもぶつけたのかもしれない。」


夫曰く、始め小さかった金魚たちは大きくなって、この限られた水槽の中で生きていくには、お互い生存競争をせねばならず、

結果今回、死んでしまった金魚がいじめられて、こういうことになったんじゃないか、とのこと。


どの世界にもいじめってあるんだね。

金魚、見もしないでごめんよ。

確かに、うちの金魚の水槽からは、時折跳ねるようなパチャンっていうちょっとアクロバティックな音がしてる。


その後で、また別の金魚も頭に血出してて、いじめに注意しようと思ったわけですが、

その金魚はケガも癒えてまた元気に泳いでいます。


仕切りのおはなし。

2018-05-19 09:44:54 | とりとめもない話
冷蔵庫のマヨネーズや、ウスターソース、お好み焼きソース、メープルシロップなどなど雑多に入れている

プラスチックの仕切りが、逆さまにしたマヨネーズとトマトケチャップの重み、その他諸々の重みに悲鳴を上げて、

根元からポッキリ折れてしまった。

その後アロンアロファ(超強力接着剤。こんな名前だったっけ??)で留めて仕切り復活し、もうマヨネーズを逆さにすることを

やめて注意してきたつもりだったのに、私の知らないうちに夫が逆さまにしまっていたらしく、再び折れる。

冷蔵庫を造ってる会社には、ここんところのプラスチックこそ重要なので、もっと強度の強いものにしてほしいと切に願うところ

だけど、仕切りがなくなったその棚は、あらゆる調味料が仕切りをなくして、ゴタゴタになって開けるたびにため息がでてしまう。


本当にゴタゴタなの。困っちゃうくらい。ゴタゴタ。




と、そこで思った。

仕切りをなくしただけで、こんなにもゴタゴタになるなんて。

仕切りってなんて大切なんだ。


人間の世界も、『仕切る人』がいることが、とても必要なことなんだと。

だって、仕切らないと、グタグタはグタグタのままなんだって。


さあ、超強力接着剤を買ってこよう。

深夜の独り言

2018-05-10 00:27:50 | 最近のあれやこれや
求職中です。

雨の中、凍えながら派遣登録へ。

最近のオフィスは実におしゃれで驚いてしまう。

日本も変わったなあ、というか私が働いていた10年前とえらい違い。

東京駅の周りも、まだまだ現役で使えそうな立派なビル群がバタバタ取り壊され、
あれよあれよという間にみんな新しいビルに。

キレイだけど、それだけだよね、趣ないね。



スキルチェックずいぶんやるんだなあ。

帰りに都営浅草線乗ってたら、いつの間にか品川まで行っちゃった。

泉岳寺で乗り換えるんだったのに知らなかった。

京成線と都営浅草線わけわからん。

ちょっと前まで夏がきたような気分でいたのに、今はもう、秋がきたよな気分でいます。

夏から秋へ移行する感じが私は好きですが。

それにしても寒い。そして、洗濯できないで困るなあ。


川上弘美の『赤いゾンビ、青いゾンビ。』

2018-05-09 01:06:49 | 私の読書日記
久しぶりに川上弘美が恋しくなって、図書館に予約。

タイトルだけで選ぶので、エッセイなのか小説なのかはっきりしないまま、『赤いゾンビ、青いゾンビ。東京日記5』を借りると

以前、これは読まなくてもいいやと思った日記調のエッセイだった。

これまでの読まず嫌いを悔やむほどの面白さ。小さくクスっとさせる文章。

それから、作家の頭の中ってすごいなあ。と思った。

私も、もっと頭に広々とした視野を持つべしと思った。

日常どれだけ身の回りの煩わしいことだけをでんぐり返しひっくり返し考え悶々としていることか、

川上さんの頭の中はいろんなことがまわっててのびのびしてて楽しそうで羨ましい。


手始めに、私も散歩に行こう。

でも川上さんの周りに存在するような面白い人たち、私の住む地域にはあんまりいないような。

やっぱり吉祥寺行かなきゃダメかな。

それとも、自分のことにいっぱいいっぱいで周りが見えてなかっただけなのか。

とりあえず、東京日記は全巻読んでみることにします。

悲しいときに読み返したいからたまに買ってみるのもいいかもしれない。


はしか

2018-05-08 13:44:56 | 最近のあれやこれや
はしかの予防接種をしてきた。

今年39歳。子供の頃一度予防接種している世代のようですが、かかりやすい世代でもあるようで、

重い腰をあげて夫と二人で風疹と麻疹(はしか)2種混合のワクチンを打ってきました。

8500円×2人分。痛い出費だけど、打っておくに越したことはないと思うので。


今日は寒くて、さすがにもう着ないだろうとしまったフリースを再び引っ張り出す。

靴下も履いた。


雨音

2018-05-07 20:49:27 | とりとめもない話
中耳炎で、部屋の中にいると、聴こえなかった雨の音が、今日久しぶりに聴こえてきて嬉しい。嬉しい。

中耳炎になると毎日大量の薬を日に三度。薬だけでお腹一杯。
しかも、効いてるのか効果の程が正直まったくわからなくて、それもつらかった。

かがむと、鼓膜の中の溜まった水がどろろーと動いて、それも不快だったけど、大分ましになった。

耳鳴りも初めの頃のあの割れんばかりの大きさから比べるとかなり小さくなった。

中耳炎になって、1ヶ月と11日目の記録。


夢の、ユニバーサルスタジオジャパン

2018-05-07 01:12:20 | 旅行記




今年の春休みは、中耳炎のおかげで本当に散々でしたが、とりあえず、前々から予定していた大阪には家族で行ってきました。

耳の聞こえが絶不調だった私(テレビの音声32でやっと)ですが、新幹線の気圧でますますダメージを食らいながら(でも飛行機にしてなくて

かなり良かったはず)向かったのは、子供たち念願の大阪ユニバーサルスタジオジャパン。

今回は二日間で初体験したユニバーサルジャパンの話。

良かった点

◎「シングルライダー」

アトラクションによっては「シングルライダー」というのがあって、一人で相席でよければ早く乗れるというもの。

たとえば、「スパイダーマン」は普通に並べば90分待ちが、シングルライダーだと30分で乗れる。

これはディズニーにはない、大阪らしい試みだなあという気がしました。もったいない精神。

夢の国ディズニーでは、いくらもったいなくても、夢は壊さず、もったいなくてもシングルライダーはやらない気がします。

注意点:人気の「ミニオン」や「ハリーポッター」ではシングルライダーやっていません。

    一人で相席しなきゃならないので、身長制限があります。たしか122センチくらい。背は大きくても、知らない人の隣に一人はムリ
   
    ってお子さんは並ばない方がいいです。(せっかく並んだのに、嫌だってなったら残念なので)

うちは残念ながら娘が122センチ以下なので、家族4人でシングルライダーを使って乗りこなすのはムリでしたが、交代交代で利用したりはしました。

せっかく来たのでガンガン乗りたいという人にはオススメ。


悪かった点

✘なぜか並んで並んで並んであとちょっとで順番というときに、お子さんの身長足りてますか??と聞いてくる。

ミニオンの時は、2時間くらい並んであとちょっとの時に言われて、足りなかったとしたら、これだけ並んだ後で「身長足りないんでダメです~」

と追い返すのか・・・・・・という感じ。他にも色々なアトラクションで乗るちょっと前に身長尋ねられました。なぜ、並ぶ前にそこ徹底しないん

だ???という感じ。そして、こっちがキレると測ろうとしていた手を止めて簡単に引き下がるのも不思議。

もちろん、言われないためには身長制限に引っかかりそうな子供の腕には予めバンドをつけておけばいいと思いますが、

この辺り、ディズニーの徹底した対応との違いを痛烈に感じてしまいました。


✘とにかくアトラクションの数が少ない、古い、そして妊婦は来ない方がいい。

アトラクションがやっぱりディズニーに比べると格段に少ないし、にもかかわらず休止中も幾つかあって、だから混んで混んで仕方ない。

そして、「ジョーズ」を始め、「バックドラフト」や「ターミネーター」など、若い子が沢山訪れている中、古くない???

今年40歳になる私でギリギリ知ってる感じだよ?と首をひねりたくなる古さ。そして「ターミネーター」はツマラナカッタ。。

それと、私も中耳炎でアトラクションの気圧なんかが微妙に気になったので、気にしてみていると、メインアトラクションの殆どが

要は、妊婦さんや障害のある人は乗ることを薦めないような注意喚起がしてあって。あとで調べたら、やっぱり妊婦さんなんかは、USJに来ても

乗れるアトラクションは相当少ないので、代わりにショッピングを楽しみましょうと書いてありました。せっかく来たのにそれって残念すぎないか。


✘ショーを見る場所の地面が固すぎる件

ミニオンのショーをやるようだったので、座ってみることに。しかし、そこは固いアスファルトで、もうちょっとショーを見せる場所なら、

子供が転んでもいいようなクッション効かせた床にしてくれるといいのにな、と思った。そして肝心のショーも・・・。

✘4時頃、小腹が減ってピザを食べることに。時間が時間なので席は空いていて座れましたが、レジに並びに行ってくれた夫が、待てど暮らせど戻って

こない。そのまま並ぶこと30分。やっとピザを買えた。結構な人数、20人は軽くいたと思う。なのにレジはなんと一台しか稼働させてなかったので

全然買えないの。そして、翌日の昼も、ビールを飲んでおかわりを買いにまた列に並ぶ夫。ランチ時もレジの稼働台数は少なかったみたいです。。


✘オープンの時間は鵜呑みにするな。

一日目、あまりにも「ミニオン」が200分待ちとかでムリだったので、二日目の朝に乗ろうとはりきっていました。一日目の日のオープン時間は

8時半だったのですが、二日目は9時となっていたので、その時間に合わせて行くとなんともう始まっている、それもとっくに、という感じ。

「ミニオン」も既に140分待ちくらいに。

なんで~????と思って調べてみたら、どうやら混みそうだなという日は、臨機応変で早く開けるんだって。だからオープン時間の一時間前から

待機してるのがベストなんだそう・・・。ウッソーーー。


などなど。

あ、なんかいいところ、シングルライダーしか書けなかった。

どうしても、ディズニーと比べてしまう。

回し者ではけしてないが、やっぱり夢の国サイコー!!!!

ミニオンも子供向けにしたら、ちと怖すぎ。速すぎる気がした。

行きたい気持ちが高まりすぎてたからね。

悪いとこばかり突いてしまい、ごめんなさい。

でも、あまりにもツッコミどころ満載だったもんで・・




⑦きききりん

2018-05-06 01:01:40 | 自分整理術~好きなものを100に絞ってみる~山崎まどかさんの本を参考に実践!!
以前「メレンゲの気持ち」でも紹介された女優 樹木希林の自宅。

そして、事務所を持たずファックス一つで自分で全てやり繰りするというきっぱりした仕事ぶり。

そして、自宅のインテリア。

まるで、ココシャネルの家のように洗練された自宅インテリア。

だけどすごいのは、お金をかけて集めたというより、拾ってきたりもらったり、自分で作ったり、の創意工夫したインテリアなところ。

センス抜群すぎ。

なだけじゃなく、人柄も、なんて素敵な人なんだろう。


そして今日も「ぴったんこカンカン」で再び自宅公開、「メレンゲ」の時よりたっぷり色々。

ますます私の中で樹木希林リスペクト度が高まって、

最近、中耳炎に悩まされてメソメソしきってた自分に活!!

たしか、何年か前「全身癌」に侵されてるって会見開いていたけど、

あれはどうなったんだろう。

大林宣彦監督が余命3ヵ月って言われても映画作ったというニュースで、テレビに出ていた医者が、「心配しない人に薬って効くんですよね」

と言ってたコトバが非常に心に残っているんだけど、本当にそういう所があるかもしれないね。

なんとなく、五木寛之の人生観とも似てくるような。

ともかく、そんな風な人間に少しでも近づけたらいいな。


けど、道程は長い。

果てしなく、長い。


ピアノ@ブリックスクエア

2018-05-05 01:00:00 | 最近のあれやこれや


ゴールデンウィーク。

お墓参りの帰りに車を停めたら、大好きなブリックスクエア(正式な名前は今日知った)の地下の駐車場だった。

で、お昼ご飯を食べようとウロウロしたら(ブリックスクエアは知ってたけど、広場の上にも下にも飲食店入ってることすら知らなかった)

ピアノを弾いている人がいて、とても上手いのでそういうプロの人かと思ったら、今流行の、ピアノ置いておくので誰でも自由に弾いていいピアノだっ

た。

つい最近、アムステルダムの駅やイタリアの空港なんかに、そんな風にピアノが置いてあって自由に弾く人々を映すテレビ番組(BS)を

見たばかりだったので、すごいタイミング。やっぱり流行ってるのね。

あっという間に私を追い越した(といっても私のレベルがそもそも大したことない)娘が弾いた。ブルグミュラーの『狩り』。

5月16日までブリックスクエアの地下飲食街に置いてあるそうです。

ちなみに私はそのテレビ番組でヴァネッサ カールトンの『サウザントマイルズ』(大大大好きな曲)を弾き語りしてる人を見て、

私も楽譜を手に入れて練習してみようというのが密かな目標。


自由に弾いていいピアノの企画すっごくいいよね~。このまま定着してほしいな!!!!