剱岳山麓の馬場島への道は、途中でまだ通行止めです。通行止めのところにあるのが「伊折」の集落ですが、住人は冬は里へ下り、まだここへは帰ってきていません。五、六戸ですが、わさびが作られていたり、猿が徘徊したり、山里の風情が色濃く残っているところです。
まだまだ雪が残っていますが、いつもより早く雪解けが進み、集落内を縦横に雪解け水が流れています。あちこちから聞こえる雪解け水のひそやかな音がなんともいえません。雪が消えたところには、もう青々とした草や木が勢いよく姿を現しています。
今年は、「春の訪れ」の喜びをあまり具体的に感じていなかったように思います。しかし、ここでは「春の訪れの喜び」を目と耳で、しっかり感じることができました。
まだまだ雪が残っていますが、いつもより早く雪解けが進み、集落内を縦横に雪解け水が流れています。あちこちから聞こえる雪解け水のひそやかな音がなんともいえません。雪が消えたところには、もう青々とした草や木が勢いよく姿を現しています。
今年は、「春の訪れ」の喜びをあまり具体的に感じていなかったように思います。しかし、ここでは「春の訪れの喜び」を目と耳で、しっかり感じることができました。