Web Master's Room

バイク乗りのちょっと寄り道、思った事…

四国の水

2008-08-28 08:01:17 | ツーリング
霧の中を我慢したおかげなのか
翌朝、神様は素敵なプレゼントを用意してあり
快晴と広大な雲海が眼下に広がっていました。

快適なまわり道もあったのだが
今回はとことんヨサクに拘ってみようと祖谷までR439を選択する。
清流に沿うように走るこの道は水のおかげで多少涼しく
昼食は途中のコンビニでお弁当を買って川原で水の恩恵と共に頂く事にした。



そこにこの暑さの為か小さな女の子が母親に連れられて水遊びにやってきた。
ふたりはこんな場所にバイクに乗った、むさ苦しい男がいるとは思わなかったのだろう。
不審そうに見られるのは仕方が無い事なのでここはそそくさと退散する事にした。

そして四国は緑と水の国、と言ったが実はそれがそうでもなかった事を知らされる。

途中、今回のツーリングでいろんな所で水と携わってきたので
全国的に少雨になると紹介される高知県の水瓶“早目浦ダム”が気になって寄って見ると極端に水が少ない。
しかもあの貯水率が10%を切ると現れる旧大川村役場後が見えているではないか。



ダムの周りを1周してみたがかなり大きなダムであったがほとんど水が無い。
今年は局地的に大雨をもたらしていたがあの吉野川の源流でさえも
降らない所はまったく雨は降ってないようである。
これも温暖化の影響なのか?
そして本当に四国は水と緑の国と呼べるのだろうか…。

琴平でうどんを食べていた時
おばちゃんはもう50日雨が降ってないと言っていたし
近所の方と思しき温泉での会話も降らない雨の事ばかりであった。

ふとした事で感じるリアルな現実。
何ともいえない雰囲気で四国の秘境を目指す。