悲しき関門トンネル

私はバイク乗りで紹介したミニタンに乗っていた頃の話。

山口にツーリングに行くことになったが問題がひとつ。
こいつは50ccで関門国道トンネルを通行することができないのだ。
通行可は原付２種以上。
なので人道トンネルを通る事になる。

国道の入口からさらにめかり神社の方に進み
関門大橋の橋の袂にその入口はある。
人は無料だがバイクは２０円なり。

エレベーターの前に料金箱があり小銭を入れる。
下りのボタンを押すと扉が開きバイクを積み込む。
かなり深いのかしばらく乗っていると入った時と反対側の扉が開く。
つまり方向転換をしなくてもそのまま降ろせる訳だ。

人道は車道の下側を通っているらしく
どこか薄暗い坑道は車の地響きと排気ガス臭い。
坑道は中央部に向かって下っているので跨ったまま惰性で下るが
中央部から先は上り坂。
人も通るので自転車やバイクは押してくださいっと注意書きがあったが
自転車ならまだしも50ccとはいえバイクは重い。
朝早くまだ誰もいなかったのをいい事にエンジンを掻け出口を目指した。
もちろん出口にもエレベーターがあり地上の扉が開くと
そこには怖い顔した係員が！！！
トンネル内には監視カメラが付いていてその行動を見られていたのだ。

「バイク乗っちゃ駄目って書いてあるだろ！！！」
そのとおりです…。
ちょっと反省、ゴメンナサイ。

「そんな事したら二度と通してやらないぞ！」って言われた。
そそくさとその場を退散してツーリングを続けたが
帰りもやっぱりその場所を通らなければならない。
どうしようか…。
悩んだけれどやっぱり答えはひとつ。
ドキドキしながら戻ってきたが
その係員はいませんでした。
よかった…。
小心者の１コマでした。

埃の中に

会社内で移動があり、それに伴って整理がはじまった。
でもだいたい出てくるのにはゴミばかり。
こんなものとっててどうするの？
何年も使ってないのか埃をかぶっている。

そんな中から箱がひとつ。
中を開けて見るとヘッドライト、ハンドル、スプロケット。
明らかにバイクの部品。
誰がとってたのだろう？
その時、メカニックが「俺のかもしれない。」と言ってきた。
もう置いていたことすら忘れていたようだ。
「でももうバイク自体が無いし…。」
彼はもう何年もバイクには乗ってなかった。

月曜ライダーの悩み

みなさんはあの噂のあごだしラーメン大氣圏を知ってますか。
私の知人の評価は真っ二つに分かれています。
天国をみるのか地獄をみるのか、噂の真相を確認しようと
今回味見に訪れましたがなんと月曜日はお休み…。
お店の前には先ほどすれ違った福岡ナンバーのバイクが3台。
きっと彼らもここを訪れたはず。
そして同じようにがっがりして
その店の前にあるちゃんぽん屋さんに入っていることでしょう。

そういえばあの天草の不知火海横断フェリーの中にある
寿司屋よろずやさんも月曜日がお休み。
結構多いんでよよね。月曜日がお休みってお店。
月曜日ライダーの私はちょっと複雑な気持ちになりました。
いと悲し。

私はバイク乗り ６

ひそかに練習した甲斐があってめきめき腕は上達した？はずです。
そしてかねてから計画していたツーリングの日がやってきた。

この日の為にお揃いで赤いツナギを買い
肩口に自分の名前を縫いこんだ。
今考えるととても恥ずかしいカッコだったが
それが当時の憧れのカッコだった。

そのツナギを着て集合場所の良治の家に行く。
わざと少し遅れてみんなが揃っている所に到着した。
予想外の展開にみんなびっくりした模様。
だって新型RZの事は内緒にしていたのでね。
しばらくは新車のお披露目会となりました。

初めてのツーリングは阿蘇～高千穂～別府のコース。
今なら１日で走りきるコースを２泊３日でのんびり走る。
良治のベルーガを先頭にRXの伸介、そして私
最後尾をMBの大作が走りました。
どんな感じで走ったのかもう覚えてません。
きっと私は新型で舞い上がっていただろうし
初めてのツーリングは緊張していたことでしょう。

今でも時々その時のアルバムを開きます。
そこに写っている赤いツナギの彼らはいつも笑ってます。
それが初めて撮ったツーリングの写真でした。

つづく

パンク修理

実は先日のツーリングでの事…。

雨も降り出しそうだったんで長崎自動車道をかっとんでいました。
そして平戸から休憩をしていなかったんで
そろそろ休憩をっと金立SAにで休憩をする事にしました。
本線から左にウインカーを上げ減速。
左に傾けるとそれを阻止するかのようにバイクが立つ？？？
ハンドルも重い…。
なんだか変だ。
とりあえずバイク用駐車スペースに愛車を止めた。

一息ついてフロントタイヤが気になって確認するとへこんでる。
指で押すとベッコっとへこむ。
パンクだ・・・。
センタースタンドをかけてよーく確認すると穴がひとつ。
どうやら大きなネジを踏んだようだ。
あーあ、今度は心がへこむ。
いつなったのかわからない。
あんなスピードで走っていたのに・・・。
今度はちょっとぞっとした。

さすがはツアラーBMWにはパンク修理セットが標準に装備されているし
幸い私自身も何度かパンク修理の経験があったので
なんとかなるっとは思いましたが
パンク状態で走っていると
タイヤ自体がだめになることがあるので心配になってきたが
ちょうどGSがあったのでパンク修理をお願いすることにした。

さすがGSマン、ものの3分程で修理完了。
石鹸水をつけて空気漏れをチェックするが漏れは無い様子。
やれやれ、一安心。
以前は結構あったパンクですが
ここ10年くらいないので久々のパンク修理でした。
その後タイヤが気になったので初めはゆっくり走ってましたが
自宅に帰り着く頃には結局いつもの走りになっていました。

WGP

毎朝、高速を利用して通勤してるのだが
先日YSPのトラックを見つけた。
今週末はオートポリスで全日本ロードレース選手権があるらしい。

そういえば、以前は深夜にダイジェスト版くらいにしか放送してなかったWGP。
今では衛星だのゲーブルなどで簡単に楽しむ事ができるようになったが
正直あまり見たことがない、っというか興味がないのが本当か。

かのHY戦争が華やかしい頃
もちろんHONDA、YAMAHAのWGP争いも激しかった。
当時YAMAHAのエースはかの皇帝ケニーロバーツ
対するHONDAは天才フレディースペンサー。
どちらもメーカーの威信をかけて壮絶なレースを展開した。
一進一退のトップ争いは見ていて興奮した。
私は根っからのYAMAHA党なんでもちろん応援はケニー。
最終戦までどちらがチャンピオンになるかわからなかった。

しかしその後WGPは圧倒的に強いライダーの独占状態になる。
ローソン、ドゥーハン、レイニー・・・
そして今バレンティーノロッシ。
彼にしてはあの若さでHONDA時代からすでに５連覇してまさに敵なし状態。
マシーンに明らかにハンディがあるYAMAHAに乗ってさえぶっちぎり状態だ。
そして彼はF-1のドライバーの声がかかっているらしい。

こんな状況が面白い？
非現実な速さに興味が無くなったのは事実だが
相手のいない独走状態は面白くない。
だから見なくなってしまった。
今やレースも環境に優しくなければならなくなって
エンジンも４サイクルになってしまった。
あのビービーいいながら白煙を上げ
オイルの匂いを撒き散らして戦ったあの２サイクルの時代が懐かしい。
バイクはちょっと不良の方が似合うのに。

１４０円！

車はレギュラーなのにバイクはハイオク。
これガソリンの話。
バイク乗りの悲しい性か？

ツーリングに出るとちょうどインターの入口にGSがあるので
そこでガソリンを満タンにして
トリップメーターを０にするのがツーリングのお約束。
今日もいつものようにカードを入れ
ハイオクを選びノズルを持って給油する。
自分でするセルフスタンドを選ぶのは少しでも安く給油する為だ。

満タンにして清算するといつもより高い金額？
タンクがスッカラカンだったのかな？？
っと思ったら
なんと１リッター１４０円なり！！！

た・か・い　！
先日まで１２０円前後だったのに・・・。
こんなに高いのは記憶にありません。
でもロングツーリングには行きたいし・・・。
ちょっと悲しくなりました。

どうにかなりませんかね、小泉首相！

ピカピカHarley乗り

ビッカビカのハーレーを見ました。
相変わらず車種はわかりません。(興味がないんで・・・)
でもオーナーが晴れた休みの日しか乗ってないのはすぐわかります。

シリンダー辺りも妙にビカビカなので
プラモデルみたいだなっと見入っていると
シートとシリンダーの辺りにプラスッチクの板がある。
なんで？
よーく見ると太ももがエンジンにあたらないように仕切ってあるようだ。
確かにあたると熱いので気持ちはわかるが
それではハーレーのワイルドさが半減。
あの振動とエンジンの熱に耐えてこそハーレーの良さがわかるというもの。
前回であったライダーがバイクに手こずっていたシーンを思い出した。
そうでなくっちゃ、ハーレー乗りは！

松浦一酒造 もう一つの謎…

先日紹介したカッパの松浦一酒造さん。
歴史が古く古民具なんかも飾ってあります。
その入り口近くに古いバイクが一台展示してあります。
ちょっと見ましたが私には車種は判断できませんでした。
あまり古いバイクには興味が無いもので・・・。
興味のある方はカッパ探検と共にバイク探検してみませんか？

5.22 大バエ灯台

断崖絶壁の上にたつ大バエ灯台

≫大バエ灯台≪