Web Master's Room

バイク乗りのちょっと寄り道、思った事…

そしてまた鉄ちゃん?

2008-02-29 08:40:37 | ツーリング
玉造温泉で卒業旅行中の女子大生なのか
4人組が後ろのボックスに座り車内は急に賑やかになった。
なんかいい感じ♡
各駅停車の宿命か必要以上に長い停車時間のおかげで
昨日よりも1.5倍の時間をかけて出雲市駅まで戻ってきた。
あれだけ積もっていた雪は跡形も無くなっている。
さあ、ここからまたバイクの旅である。

本来の計画より遅れているし、何よりここから自宅まで350kmもあるのだが
このまま何処にも寄らず帰る訳にはいかないので
相棒の提案で旧JR大社駅に行く事にする。
今回は何処までも鉄ちゃんなのか?
いやいや本当は私より相棒が本物の鉄ちゃんなのかもしれない。

この大社駅は出雲大社に参拝に行く為に造られたものであったが
廃線後、とても趣があったので当時のまま駅舎とホームを保存し
山陰路を走ったD51も保存してあった。
さすがに神殿造の豪華な駅舎は当時を偲ばせる雰囲気があり
ちょうど訪れた時、雑誌かポスターかの撮影が行われていました。
そして縁結びの神様出雲大社を参拝して帰路につく。

前日あれ程苦労した道も今は快適そのもの。
浜田ではあまりに快適な道なのでかなりのスピードアップ
そして道の駅で遅めの昼食を取った。
食事後、また本線に戻ろうとすると出口にこんな事が書いてあった。
“この道は125cc以下は走れません”

タラー… (^^ゞ
最後までピンクな旅でした。

結果的に今回のツーリングは旅といった方が正しいかもしれない。
バイクに乗る事がメインなら凍りついた時点で帰路に着いていたはずだから。
それは決して蟹に目が眩んでいた訳ではない。
途中で終了したくなかったのだ。

以前なぜバイクに興味があり乗っているのか書いた事がある。
もちろんバイクに乗っていれば爽快で強くなった気がする。
それはそれで楽しいのだが私にとってバイクとは旅の道具しか過ぎないからだ。
小回りが効いたり移動費が安くついたりするのが
私の旅のパターンにあったからなのだ。
(今はプラモデル的感覚でいじる楽しみもあるのだが)

だから旅をちゃんと終了する事が重要なのだ。
もちろんすべてバイクで完結した方がいいのではあるが
今回のような旅もありかなと思っています。

境港はまたリベンジしなくちゃいけませんね。
そうそう、夏のイカも美味しいらしいから。

彼女との再会

2008-02-28 08:05:15 | ツーリング
どうやら昨夜は降らなかったようである。
しかしかなりの冷え込みで道路は凍結していた。

まずは朝湯に浸かり、これまた満足の朝食を頂きそうそうに米子駅を目指す。
本来ならばここから境港にねずみ男と猫娘に会いに行かなければならないのだが
愛車が無い上に時間も無い。
今回は残念だが無事帰還を優先して諦める事にした。
ごめんね、猫娘…。

米子駅は鉄ちゃんにとってはとても魅力的な場所である。
日本海側の幹線として、また瀬戸内を結ぶ幹線でもあるので交通の要所でもあり
いろいろな列車や機関車が集まってくるのだ。
最近は興味が無いので知らなかったが
2段式寝台電車“サンライズ出雲号”なども見ることができた。
なかなか洒落た列車で一度乗ってみたくなった。



西出雲行き各駅停車は出発時間よりだいぶ早くホームに入ってきたので
ボックスシートを占領して出発を待っていると
相棒の彼女の猫娘の列車が通り過ぎていった!
向こうから会いに来てくれるなんてなんて可愛いヤツなんでしょうか。
また会いに来ますからねぇ。待っててねぇ。



そして重苦しいディーゼル音を残して、また列車の旅が始まった。

かに・カニ・蟹・・・

2008-02-27 08:07:24 | ツーリング


これがいい感じの雪なのか?
米子駅前は真っ白で除雪車なども走っている。
バイクなんかで来れる訳もなかった。

皆生温泉まではバスで20分。
チェーンを巻いたバスはガタガタ揺れたが
17時半にはなんとか無事本日の宿“弓ヶ浜荘”に到着しました。
まずは少ししょっぱい温泉で体を暖めて
今回のメインイベントカニカニショーの開幕でありました。



ピンク色した蟹のさしみに始まり
焼蟹・蟹の酢の物・蟹鍋・蟹天ぷら・蟹玉・蟹雑炊
もちろんまるのままの茹蟹も一杯付いてました!
お酒も進み甲羅の味噌を溶いた日本酒をちょいと温めてグイと頂く。
これまさに至福のひとときです。
これだけ頂いて宿泊料込み10,290円は安すぎます!
(大概、画像は大げさなものが多くて期待してなかったのだが
次から次に出てきて撮影がおっつかない程で
まとめて写す事が出来なかったのでHPより拝借しました)
そして私も相棒もほんのりピンク色になっていました。

窓を開けると凄い寒気が入ってきますが雪は降ってないようで
後は覚えていませんでした。


バイク乗りから鉄ちゃんへ

2008-02-26 09:32:27 | ツーリング
出雲市に入った所で雪は本降りとなり
信号停車で路面を確認するとツルツル状態!
相棒ももう少しで前方の車に衝突しそうになったと言う。
このままでは転倒や事故は間違いない。
仕方なく歩道にバイクを寄せるが、それでもスリップしてうまくいかなかった。

ちょうどレンタル屋さんの軒先を借り様子を伺っていたが
あっという間にアスファルトも確認できなくなってしまった。
一面真っ白い世界…。残念、ここでリタイヤか…。
宿の方にも雪の状態を確認してみると
「いい感じで積もってます」という。
いい感じって…、いったいどんな感じ?
私たちバイク乗りなんでバイクで行きたいんですけど…。
しかし相棒の蟹への執着はしつこいぐらいで簡単にはあきらめない。
ならばここにバイクを預けて列車で行こう!
そう決断するまで時間はほとんど必要ありませんでした。
幸いここから出雲市駅まではタクシーで10分くらいと言う。
そうと決まるとさっそく携帯でタクシーの段取りをしていました。

駅に到着するとさらに雪は増していて列車も遅れていた。
時刻表で米子までの段取りを調べる。
こんな所で昔、鉄ちゃんだった事が役に立った。
少し後に普通列車があったがこの雪ではまだ遅れが出るかもしれない。
少々高かったが先に出発する特急やくも号で出雲市を出発した。



もう運転する事はないので
左手に雪景色の宍道湖を見ながら後は雪見酒となりました。
久しぶりに列車に乗りましたが列車の旅も楽しいですね。



お互い寒さから開放されたのとアルコールのおかげでちょっぴりピンク色。
列車はやはり雪の影響で
臨時停車を繰り返しながら米子を目指していました。

やはり… 雪

2008-02-24 09:04:56 | ツーリング

あんなに優しかったお日様は何処にいったのだろう…。

石見海浜公園を出発し
世界遺産で有名になった温泉津温泉(ゆのつおんせん)を過ぎる頃には
横殴りの雪となっていた。

R9は基本的には日本海側の海沿いを走るのだが
この辺りから少し内陸部を通り峠もいくつかある。
幸い雪はボタ雪のようなので積雪の心配はなかったが
シールドに張り付き10秒に1回くらい掃かないと前がまったく見えない。

相棒は雨具は持っていかない“俺は晴れ男”と信じきっているので
今回も持ってきてはなかったのでコンビニでレインコートを買ったが
それがどれ程効果があったのかわからい状態であった。

とりあえず先を先を急ぐ相棒であったが
この状態で無事に目的地まで行く事ができるのか?
ほとんど視界が無い中、張り付く雪と曇るシールドを左手の人差し指で拭き拭き
美味しい蟹と温かい温泉が待つ米子を目指す事だけ考えて走っていた。

只今北上中

2008-02-22 09:12:30 | ツーリング
先行するSXを何とか追いかけ萩までやってきた。
道すがら警官やパトカーがやけに多いなと思っていたら
どうやら駅伝大会があっているようだ。
道理で車がなかなか進まない訳であった。
マラソンするならこれくらい気温が低い方がいいのかなと
思っていたら外気温は1℃を示していた!

お腹も減ってきたので浜田の“しまねお魚センター”へ。
ここは漁協の横にありその日水揚げされたお魚たちが
いろんな形で食す事ができます。
干物や刺身、練り物などあり中でもお奨めなのが
自分の好きな物を取ってコンロで調理するというものです。
色々な魚介類や肉なんかもありましたが
私はギンダラの煮付けを頂きました。
味はもちろん保障付ですよ。

お腹も満足したところで先を急ぐと石見海浜公園に到着する。
ここは3kmくらいにわたって綺麗な砂浜が続きとても広大な所でありました。
ここまでは気温は低かったが天候は良かったので
その後あんな事になるとは思いもしなかったのでした。


SX125 VS クインキーモタード125

2008-02-21 08:40:42 | ツーリング
相棒の愛車はもう20年くらい経っている SUZUKI SX125 。
私がクインキーを購入した理由のひとつに
同じSUZUKI系の125ccのエンジンを搭載している点があった。
“勝負するなら同じエンジンで”っていうのがあったのだ。
いくらキャブのメインジェットを上げてスーパートラップを装備していても
ノーマルとはいえ新型には敵うはずはないと読んでいたのだ。

が、結果は惨敗…。
トルクの差は歴然で信号スタートでは先行され
上り坂ではアクセル全開でもあきらかにパワーダウン
さらにクインキーの5速に対してSXの6速はトップスピードでも10kmは違う…。
私のクインキーも少しあたりが出てきたのか
やっと102kmまで出るようになったが
先行するSXには一度も追い着けなかった。

キャブはクインキーは22パイなのに対しておそらく28パイくらいはあるのだろう。
排ガス規制などの理由でもとから以前のモデルの方がパワーがあると聞いていたが
この様な点で規制をかけているようだ。
見かけは同じだが同じように走らせるには問題が多いようだ。
うむ、負けられぬ。


ピンクな男

2008-02-20 09:15:11 | ツーリング
7時に集合だったが10分程遅れて到着した。
辺りを探したが相棒を見つける事ができなかったので
先に朝食の準備をする事にした。



ここ唐戸市場はフグの水揚げが日本一で有名であるが
週末や休日には市場の中に寿司が並ぶのである。
もちろんネタは新鮮の上に値段も安い。
お味の方もまずい訳がない。
今回はアナゴとアジと白子にフグの味噌汁をチョイスした。
いつもの様に記録に残していると遅れて相棒がやってきた。

相棒はCB750FBやCB1300を所有しているが今回はSX125なのだ。
私に合わせてくれたのか私があわせたのかよく分からないが
興味のツボが同じなので仕方が無い。
同じ125ccなのでナンバープレートも同じピンク。
なので今回は男二人ピンク旅なのだ。
別にエッチな事をしに行くのではないし
二人はそういう関係ではないのであしからず。

お腹も落ち着いた所で今回の目的地鳥取県皆生温泉を目指す。
目的は2年越しのもちろんかに・カニ・蟹です!
そしてもうひとつのピンクがこの生蟹なんです。
ボイルした蟹は食べる機会はありますが
やはりこの時期の生の蟹が一番美味しい。
ほんのりピンク色に見せられて今回のツーリングになりました。
そして今年の年男のねずみ男のいる境港です。
そこには相棒の永遠の彼女の猫娘も待っているのだ。

海沿いのR191を快調にスタートしたものの
所々にある道路脇の気温計は4℃だったのが
進むにつれ1℃まで下がってしまった。
完全防寒の服装にナックルガードつきグリップヒーターのおかげで
寒くはなかったが不安が過ぎる。

日本海側に北上する左手には東映のオープニングシーンが永遠に流れていた。
本当に無事に着けるのかなぁ。