Web Master's Room

バイク乗りのちょっと寄り道、思った事…

怪鳥の住む池

2013-03-20 13:59:57 | ツーリング

R33を高知方面に向けて南下中
道路上の標識に“怪鳥ぬえ伝説の池 赤蔵ヶ池”とある。
うむむ。
今までUMAハンターとして、池田湖のイッシー・比婆高原のヒバゴン・ツチノコ・河童など
調査してきた自分としてとても心揺さぶる看板である。

でもここから山道を11kmとある。往復で22km…。
調査を含めると1時間では足りないだろう…。
どうする…。

スケジュール的には多少押していたのであきらめ通り過ぎたのだが…。

やっぱり未練タラタラでUターンして目指す事にする!



はたして怪鳥ぬえとは…

赤蔵ヶ池の伝説

子を思う親心に 涙 (T_T)

平家の隠里

2013-03-20 08:51:50 | ツーリング


松山から高知に向かうR33、四国の大動脈は急峻な四国山脈を縫うように仁淀川沿いに走っている。
その山添にへばり付く様に石積みの集落がポツポツと見ることができ
そこに続く道は細くつづら折れを繰り返しながらグングン高度を上げていく。
一番高い所から集落を見下ろすと小さな平地に家を建て、狭い畑で農作物を育てているのがよくわかる。
そしてさらに遠く下方に今走ってきたR33が続いている。
きっと今見えている世界が全てであり、違う世界に行く事が出来るのはあのR33だけなのであろう。
人影はほとんど無く、たまにすれ違うのはご老人ばかり。
そして見慣れぬ訪問者を不思議そうに見つめている。

たぶん何も変化なく刻々と時間だけが過ぎていくのだろう。
私だけがタイムマシーンに乗ってきた未来人の様だった。

大河の懐

2013-03-17 12:48:44 | ツーリング

我が心の故郷 四万十川の沈下橋
もう何度も撮影したポイントではあるがやはり心惹かれてしまう。
ここが大河と人が交わるポイントである事
そして人は大河に敬意さえ抱いているかの様な謙虚な橋の造り。
人は大河と共に生き、そして恩恵を受けて暮らしているのだ。

そんな場所を独り占めしていると、一台の軽自動車がやってきた。
もちろん路肩に寄せないと履行する事が出来ないので寄せるのだが
水面から橋の高さは結構あり、サイドスタンドで大きく傾く愛車を止めるには
ちょっとおっかなびっくりである。

しかし、旅装の旅人より地元の生活が優先されるのは言うまでもない。
無事に履行ができたが、その車が止まって運転手が降りてきた。
てっきり「こんな所で写真なんか撮られると迷惑なんだよ」って言われるのかと少し身構えたが

「写真、撮ってあげようか?」

って、意外な返事だった。

「あっ、お願いします」

っと答えるのがやっとのもどかしさ。

「はい、いきますよ」 カチャ
「こっちからもとっておきますね」 カチャ

「あっ、ありがとうございました」
情けない話ですがこれだけしか話せませんでした。
でも本当に情けないのは人を疑ってしまった自分自身です。

「気をつけて」

四万十の人は優しい。
その優しさと心の広さはこの大河から受け継いだ物かもしれません。
とても記念の一枚になりました。
次は私からみんなへ。



春近し

2013-03-14 10:51:29 | ツーリング


市内で通勤渋滞にハマりましたが三坂峠まで来るとほとんど車もありません。
順調に進みますが気温が一気に下がって表示板には0℃の文字が!
辺り一面霜で真っ白です。
この季節なのであったかロードをセレクトしたつもりでしたがやはり自然には適いません。

ところがさすが南国高知県。
県境を越える頃から気温も上がり始め、色とりどりの花々が咲いています。
彼岸桜はもう満開のようで、ソメイヨシノも咲き始めていました。

途中撮影していると前方から一台のバイクが
シャッターチャンスとボタンを押すとピースサインで走り抜けていきました。
ちょっとライダーズハイ。

さらに須崎を目指します。

道後温泉本館

2013-03-13 21:51:12 | ツーリング


北九州小倉港を22時に出発したフェリーは、翌朝5時松山観光港着。
3月末をもって航路廃止となる予定でしたが、4月以降は別会社で継続が決定しました。
仕事終わってから出発し寝てる間に四国に運んでくれる便利な航路なので助かります。

そこから15分くらいで重要文化財にも指定されている
日本最古の温泉とも言われる道後温泉に到着。
6時の刻太鼓を合図に朝風呂を目指す地元の方や観光客と一緒にひとっ風呂。
道後温泉本館は神の湯と霊の湯とあり休憩システムで料金が違うのですが
私はもちろん神の湯階下の400円なり。お湯は無色透明な弱アルカリ泉。
でも中には同じ造りの東の湯と西の湯がある。
泉質が違うのかと思って両方入るがなぜか西湯の方がシップ臭いが
泉質は同じような気がするので薬草でも入れているのか???
不思議に思って係りの方に尋ねてみるとやはり同じとの事。
じっちゃんが多いのでシップを使っている方が入っていたのかな?
でもなぜ浴槽が2つあるのか尋ねてみるとこの画像にヒントがありました。
さてその答えは?

冷えた体を温め、明るくなるのを待って松山からR33を須崎に目指します。


道後温泉物語