Web Master's Room

バイク乗りのちょっと寄り道、思った事…

世界遺産 宮島

2007-10-31 10:53:03 | WebMasterお薦め
たった170円で海の上からあの世界遺産が目の前で見ることが出来る。
海の上にせり出した朱色の社は
後ろの緑に映えて遠くからでも確認できるが
近くでみると思った以上に鮮やかな色をしていた。

いつも宮島口であなごめしを食べて
フェリー乗り場から朱色の鳥居を眺めるのがお決まりになっていたが
いろいろ国内の世界遺産をツーリングしてきて
ここには行ってない事にふと気がついた。
いつも何気に見ていたので行った気になっていたのだろう。
今回もうちょっと調べてみようとこのフェリーに乗っているのだ。

日本国内なのにフェリーの中はほとんどが外国人。
いっせいにフラッシュが焚かれると本当にここが日本かと思えてくる。
考えてみれば広島には2つの世界遺産があるし
ひとつはあの原爆ドームである。
世界で唯一の被爆地の確認をするのが
米国人にとっては必要な事なのかもしれないし
現実的にはここには多くの米軍基地もある。
だから外国人が多くても不思議ではないのかもしれない。

10分足らずで宮島に到着。
乗船時、切符のチェックもなかったので
けっこういい加減なものだなと思っていたら
出口に改札口があり切符を回収されてしまった。

出口を出るとそこにお迎えしてくれたのが鹿だった。
鹿はご神体の一部と考えられている為に大事にされているせいか
あまりにも人なれしすぎている。
鹿といえば屋久島で出会った鹿は人との接触を嫌っていたが
ここではその全くの逆である。
鹿も心得ているもので記念集合写真を撮ろうと準備していると
何処からともなく集まってくる。
しかも出来た事に終了するまでずっとカメラの方を向いている。
不思議に思って見ていると無事撮影が終了すると出演料をもらっている。
じっとしている事で出演料がもらえる事を知っているのだ。
うーむ、慣らされるって怖い事だ。

フェリー乗り場から社の間に浅草でいう仲見世があり
両側におみやげ屋さんが並び
もみじ饅頭や焼き牡蠣、あなごめしや特大のしゃもじが並んでいた。
ちょっと寄ったら思わず長居しそうなので今回は遠慮する。

一番鳥居に近い所で撮影しようとしらた
バッテリーを交換してくださいとの注意メッセージがでる。
昨夜充電をしておいてが、もうバッテリー自体がダメのようである。
結局カメラに残す事は出来ず、その分しっかり目に焼き付けてきた。

朱色の社の拝観料は300円なり。
こういう場所は団体さんについてまわって
こっそり横からガイドさんの案内を拝聴するのだが
ここはそんな解説を不要とするくらい趣のある世界で
かえって説明が本来の姿を見えなくするように思えたので
ひとり先を急ぐ事にする。

海に突き出したせりは水深1mくらいあり
思った以上に水は綺麗で小魚が杭の周りに集まってくる。
等間隔で敷き詰められた板は程よい軋みと丸みを持っていて
数年毎に取り替えられるのではあろうけれども
全体の雰囲気に溶け込みはるか昔の平家の時代を連想させる。
この舞台で平家繁栄を願い舞ったのか。

先端のせりから海に真っ直ぐあの朱色の大鳥居が存在する。
もちろん一番の撮影スポットで絶え間なくシャッター音が鳴り響く。
そんな時でも私はやっぱりどうしようもないバイク乗り。
バイクで旅するのが基本スタイルではあるが
このせりから見た風景といっしょに愛車を写しこむ事は不可能だ。
だから今回ちっちゃなミニチュアバイクを用意して記念撮影をする。
しかもデジカメが使えないので携帯での撮影となりました。
そこまでしてバイク乗りにこだわりたい私なのです…。
しばらくそのせりから海を眺めてそこを後にする。

帰りのフェリーは修学旅行の学生でいっぱいになった。
仲間といっしょで楽しいばかりの宮島だろう。
彼らにとって世界遺産の背景などはどうでもいいことなんだろうけれども
「大人になったらもう一度たずねておいで、きっとちがう何かが見えるはずだよ」
そんな思いにさせる2時間の旅でした。




策士、策に溺れる

2007-10-30 10:36:22 | 今日の出来事・・・
アキノアキ…

“あなごめし”と“世界遺産”が私を呼んでいるって事で
秋の安芸まで行ってきました。

最近は便利なもので高速道路もETCを上手に使えば割安で使える。
門司ICを9時少し前に通過し通勤割引を利用して
宮島まで行こうというのが今回の作戦でした。

100km以内の利用なら半額で利用できるので
何処までいけるか計算をすると
門司ICを通過する時、トリップメーターを0にセットしたが
どうやら山口JCTの先まで行けそうだ。
ナビとにらめっこしているとどうやら94~95kmで防府東ICまで行けそうなのだ。
山口ICから徳山ICにかけてはトンネルが多いものの
道は直線なのでいつもはかなりのスピードでかっとんでいるのだが
降りそこなってはいけないのでゆっくり走っていた。
防府西ICを過ぎ次が防府東ICだ。
それにしてもこの防府西と東の間は短いなっと思っていた…。
その時気がついていればこんな事にはならなかった。

そしてナビが防府東ICを示したので降りようと思ったが
降りる道がない!

ナビのマークはとっくに防府東のマークを過ぎ
左から上ってくる車線が一本。
そう、ここは上り車線は合流のみのハーフICだったのです。
もうどうする事もできず、結局次の徳山西ICで降りました。
結局割引を使う事はできず通常の料金を支払いました…。

策士、策に溺れるってヤツです…。(T_T)

予想以上の出費に帰りは下関まで一般道で帰りました。
九州方面の門司ICから山陽道を使う場合は防府西ICが100km以内なので
皆さんもお間違えのないように。(^^ゞ


気になる東京モーターショー

2007-10-28 09:52:46 | 最近思った事

いよいよ東京モーターショーが始まりました。
数年前に一度行った事があるのですが
お気に入りのメーカーのバイクなどの最新モデルは見てみたいものですが
あまりの人の多さにまともに見ることさえ出来ず
もう二度と行く事はないだろうと思っていました。

今年の東京モーターショーのバイク関係はこちら

さて、ザァーッと見て思った事は
あまりバイク関係は力が入ってないような気がする。
コンセプトカーも少ないし、これと言ったNewモデルも少ない。
その中でちょっと気になったモデルは“Tesseract”
YAMAHAはもちろんバイクメーカーなのだが
昔、あのTOYOTAの名車2000GTにエンジンを供給したこともあり
現在でもVOLVOのフラッグシップモデルにV8エンジンを供給しているのだ。
このモデルももちろんバイクのカテゴリーには分類されるだろうが
いかにも自動車的作りが見て取れる。

現在どの2輪メーカーも人気があるモデルのみを生産し
バラエティーが少なく、利潤も上がっていないようだ。
これからYAHAMAも新しい4輪方向に進む第一歩かもしれない。

そんな事より、実は一番気になった事
それは…

ちょっと気になるこの子のスペック! (^^ゞ

白いバイク

2007-10-27 09:28:51 | 街で見かけたバイク乗り

帰宅中、車で都市高を走っていると
後ろからHONDAの白いバイクがやってきて横に並んだ。
バイクにしては遅いので初心者なのか?
でも白いだけでなく時々赤いランプもつけていた!

雨が時々ぱらつくせいなのか
よく確認してみると
夏用のスカイブルーのツナギの上に白いレインウエアー
でもレインコートタイプなので足元からはスカイブルーがちらり。
とっととサヨナラしたかったのですが
指定速度で永遠と走る。
彼はみごとな運転技術を披露することなく後ろに渋滞を作っていました…。

もうどっか行って!
心の中でそう叫んでいました。

R6

2007-10-26 15:11:32 | 街で見かけたバイク乗り
仕事中、車で信号待ちしていると
後ろからYAMAHAの青いバイクがやってきて横に並んだ。
R1にしてはちっちゃいのでR6なのか?
でもちっちゃいのはバイクだけではなかった!

妙に細いウエストライン
よく確認してみると
お洒落なジーンズに豹柄で首周りフサフサ付きのジャケット
白いヘルメットの襟からはショートヘアーがちらり。
いつまでも眺めていたかったのですが
無常にも信号が赤から青へ。
彼女は見事なアクセルワークで私の視界から消えていきました…。

カッコいい!
心の中でそう叫んでいました。

気持ちのいいところ

2007-10-25 08:40:54 | 最近思った事
いつもは世界一安全と言われる車に乗っているが
ちょっと訳ありでイギリスのF1に参戦した事のあるメーカーの車に乗った。

そのメーカーでは一番小型のタイプなので仕方がないのかもしれないが
一般道では低速ではトルクがないしハンドルも重たい。
とばすタイプの車なので足回りが固めでゴツゴツ感は仕方がないが
一番しっくりこなかったのがシートのすわり心地。
無理やり姿勢を起こさせる気がした。
コイツはダメだな、そう思った。

しかし高速に乗ると一変
カチッとした足回り、程よいハンドルの操作感
アクセルを踏み込むとバイク並みに回転数があがり
あっと言う間にレッドゾーンに入っていく。
すごく楽しい。
いつものスピードで走っているつもりだったが
メーターを見ると感覚より+20kmの表示。

そう、車には走っていて気持ちのいいところが必ずある。
そのシーンにハマっるってヤツだ。
もちろんバイクもそうだ。
我がR1100Rも市街地ではトロっくて重たいバイクなのだが
高速を300kmくらい走ると違いが良くわかる。

決してトップスピードが速い訳ではないのだが
粘りのあるトルク感、強制されない自然なポジション
なんといっても肉厚なシートは絶品だ。
結局、疲れが少ないのでロングツーリングでも最高の相棒となる。
これが一番私のタイプに合っているのだ。