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バイク乗りのちょっと寄り道、思った事…

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エストレアな女の子

2014-10-16 07:05:48 | ツーリング
小林から霧島へ向かうえびのスカイラインは今が盛りのコスモスが揺れている。
横目でちらっちらっ見ながら流しているとバックミラーにヘッドライトの光跡が写った。
一つ目なので恐らくバイクであるのはすぐに解かった。
後ろに張り付かれるのはイヤなので少しスピードを上げるとついてくる。
明らかにバイク用のジャケットではないオレンジ色のジャケットで
きっとそれは今風の小ジャレタ野郎だろう。
正統派のバイク乗りとしては舐められる訳にはいかないと更にアクセルを開く。

えびのスカイラインは小さなコーナーが連続しながら高度を上げていくが
旧式の愛車でもちょうどいい感じで走れる道が続く。
後続のバイクを離して行くがすぐに先を行く車に塞がれ追いつかれる。
適当な所で車を追い抜き差をつけるがまたすぐに先を塞がれ
それを繰り返しながら賽の河原までやってきた。

がれ場から噴出す大地の息吹は誰もが地獄をイメージするだろう。
何度も訪れた場所ではあるがやはり一息付く事にし停車すると
そのオレンジ色のライダーは左手を上げて追い越していった。
“おっ、やるじゃん”
つづら折れの下りなのでしばらく小ジャレタ野郎を目で追っていく事ができた。
バイクは非力なエストレア
そんなに力む事はないバイクであり、そんなバイク相手に大人気無い私であった…。
いやはやなんともお恥ずかしい。

しばらく愛車の撮影をしていると
なんと先程の小ジャレタ野郎が戻ってきて私の前で停車した。
少し身構えると「シャッター押しましょうか?」と
微笑む先にはオレンジのジャケットを着た女の子がいた。



「下まで下ったけどたぶん写真撮っているじゃないかと思って」
なんとその子は私の事を思って戻ってきてくれたのだ。
女の子にびっくりしたがこの子相手に大の大人がちっちゃい見栄で恥ずかしかった。
が、でもニコニコ接してくるので甘えてシャッターをお願いするした。



気恥ずかしさでヘルメットを脱いで話す事が出来ずそのまま撮影。
お返しに彼女のアイフォンでシャッターを押してあげた。
「では気をつけて」
お互いの無事を祈ってここで分かれた。
ちょっと惜しいチャンスだったがおじさんとがっかりさせるといけないから
終始最後までヘルメットは脱がず紳士的対応で終えた。

霧島の近くが自宅らしい。
今日もオレンジ色のジャッケトでセパハン キャプトンマフラーのエストレアは
バイク好きってわかる改造できっと元気で霧島を走っている事でしょう。




年齢性別格好、まったく違ったがなぜか同じ匂いがした。
そしてバイクに乗っていればまたどこかできっと再会できる事を願って。


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1 コメント

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おいおい (GS@Honda)
2014-10-19 22:53:38
なんともRIDEXな話なんか~い!
戻ってきたところがいいのに、ヘルメットぐらい脱げよ!
うん、いい話だ!
ちと悔しい~

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