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バイク乗りのちょっと寄り道、思った事…

私はバイク乗り 33

2006-11-30 08:52:56 | 私はバイク乗り
夏がやってきた。
でも休みの日もする事が無くて、家でゴロゴロするばかり。
そんな日々を送っていたが
突然先輩がSR500を買ったのでマフラーをキャプトンに変えるという。
適当なヤツを選んで買ってきてくれと頼まれた。
断れる訳も無く、いやむしろ喜んで買いに行った。

マフラーのエンド部分を変えるだけなので
作業はあっという間に完了した。
排気音もポンポンっと弾けるような音色を奏でる。
「ちょっと借りてもいいですか?」
先輩は嫌な顔せずOKをくれた。

翌日の休みにやまなみを走る。
頭打ちの早いビックシングルは速くは無かったし
フロント19インチは思ったようには曲がらなかったけれども
忘れかけていた感動を十分に私を楽しませてくれた。

ビックシングルって大人のバイクだっと、その時思った。

南の島でHarleyを

2006-11-29 07:24:52 | ツーリングシーン

ぐるっと走ると約200km。
一日でほとんど一周できる距離だ。

やっぱりここにもライダーがいて
すれ違う時に“オリオリ”のサイン。
グーをした左手の親指と小指を立て
それを回転させるように挨拶する。
日本で言うピースサインだが
なぜか腕を挙げて挨拶するのではなく
下に伸ばして行う。

それをにのうでの太いピッピー風のヤツがするので最初はビビッていたが
そこは同じ趣味を持つ者。
最後の方は私の方からオリオリだ!


南の島でHarleyを

2006-11-28 10:04:19 | ツーリングシーン

オファフ島も南部はパールハーバーを中心に高速道路が発達し
都会の喧騒漂う町並みが続くが
北側に回るとカメハメハハイウエーでさえも田舎道同然で
道のすぐ脇まで南のビックウエーブが寄せてくる。
車のルーフにはどれもボードが積んであった。

オファフ島は虹の島
ナンバープレートにも虹のデザイン。
途中2度ほど雨にあったが
あっという間に降り出し、あっという間に上がってしまう。
そして空には虹。
濡れは服もすぐに乾くので気にならない。

車の流れものんびりムードで
トコトコ走るHarleyにはちょうど良い。

南の島でHarleyを

2006-11-27 18:54:55 | ツーリングシーン

05.11.11
去年の今頃、太平洋のど真ん中に浮かぶアメリカ合衆国で
アメリカの心に乗ってきました。

1日借りて日本円で2万円くらい。
保険料込みの値段だ。
ここまで愛車を運ぶ段取りと、これで1日遊べると思うと安いと思った。
国際免許証など必要なく、日本の自動二輪免許でOK。
しかもサングラスなどの目を保護するものがあれば
ノーヘルでもかまわない。
バイクなので右側通行もさほど気にならなかった。

初めての海外ツーリング。
ここではやっぱりHarleyが良く似合う。

私はバイク乗り 32

2006-11-26 13:29:04 | 私はバイク乗り
あれ以来ずっと乗ってなかった。
社会人は忙しいんだ。バイクに乗っている暇は無いんだ。
そう心に言い続けてきた。
会社の上司はバイクに乗っていると言うだけで怪訝な顔をする。
あんな子供が乗るものの何処がいいんだとでも言う風に。
もう学生じゃないんだ。立派な社会人にならなきゃいけないんだ。
そう思い続けてきた。

やがて車の窓から流れてくる風が心地よい季節になったが
やっぱり何かが違う。同じ風であるはずなのに。
なぜなんだ。どうしてんだ!
答えがわかっているからこそ
そうじゃない答えを求めていた。

息がつまる…。そう覚え始めた。


リアカーと着ぐるみとオートバイ

2006-11-24 09:56:30 | 最近思った事
先日の着ぐるみ冒険家ともうひとつ気になっていたリアカーマン。
そのリアカーマンの“リアカーマンのでっかい地球!大冒険
という番組が昨夜放送されました。
内容はリアカーをひっぱて世界を旅するというもの。
なぜゆえにリアカーをひっぱて旅行、いや、冒険をするのか?
それは着ぐるみ冒険家と似ているような気がする。

着ぐるみ冒険家はなぜ着ぐるみを着て歩いて日本一周をしているのか?
彼が以前言った言葉に「自分探しの旅をしている」と言ったことがある。
もちろんそれはそうだが、じゃあなぜゆえに着ぐるみなのか?
私が想像するに彼は内気な性格ではないのだろうか?
だからこちらから声をかける事ができない。
実際TVのインタビューなんかも味気ない返事ばかりだ。
でも変なカッコで歩いていれば何かしら声がかけられる。
もちろん野次なんかもあるが、ほとんどが応援のメッセージだそうだ。
また警察官による職務質問が多いのも
裏返せば他人に気にしてもらっている証拠の様な気がする。
彼にとって着ぐるみは自分探しの旅の中で
良い意味でも悪い意味でも自分に持ち合わせていない
他人と話をする為のツールになっている気がする。

リアカーマンの話は私が北海道をツーリングしていた
20年くらい前に噂で聞いた事がある。
その彼が50になっても自分で歩く事に意義を感じて
世界中を歩いていたなんて知らなかった。
でも歩くのに多くの荷物を持てる訳も無いので
リアカーに荷物を積んで歩いている。
でもそれはただ便利がいいからだけでは無い様な気がする。
荷物という現実を背負って歩いているからこそ
一歩一歩、歩いて前進する事の意義がわかってくるのだろう。
それは現代社会でもがき苦しんでいる私たちといっしょだ。
その為に選んだ道具がリアカーだったのではないだろうか?

私は歩いたり、荷物を背負って旅など出来ない。
でも知らない土地でこの先何があり
どうなるのだろうという事には興味がある。
それを調べに行くのにちょうど良かったのが
オートバイという乗り物だったのだ。
車の方が天候に左右されないし、荷物も多く乗せれられるけれど
頬を撫でる風から季節を感じ
否応なしに薫るにおいに嫌になったり楽しくなったり
狭い道でもどんどん進め、何処でも停める事ができる機動性の良さが
私の旅のアイテムにぴったりだったのです。
だから私はバイクは好きだけど
やっぱり旅が好きなのだなと思います。
バイクはその旅に必要な道具だと考えています。

それがリアカーマンにとってはリアカーであり
着ぐるみ冒険家にとっては着ぐるみであり
私にとってはオートバイなのでしょう。
でも少し違うところは彼らは冒険家を名乗って入ること。
もちろん私が冒険家と名乗れる様なはずもありません。
そんな大それた事はしてないからです。
でも彼らと同じ事があります。
それはその道具を通じて旅おかげで
自分自身の事や周りの環境、故郷が
もっともっと理解できるようになった事だと思います。

最近行動力が落ちてきたなと思ってましたが
50のおじさんが頑張っているのだから
まだまだ私もチャレンジしなければと思いました。
もちろん私の相棒のロードスターといっしょに。

着ぐるみ冒険家 再び登場

2006-11-22 11:43:29 | 今日の出来事・・・
以前紹介した“着ぐるみ冒険家”
何気にTVを見ていたら、また紹介されている。
現在千葉県を北上中との事。
物珍しさでTVが取材する方法はいつもと同じで
興味本位の内容は少々嫌気せえ覚えてきている。

着ぐるみを洗濯するシーンがあり
初めて着ぐるみを取ったところを拝見したが
結構なお年との事。
てっきりフリーターな20代と思っていました。
冬将軍の到来前に函館に着くのが現在の目標らしい。
是非がんばってもらいたいものである。

最後に彼になぜこんな事をしているのか尋ねている。
答えは「自分探しの為に…」だそうだ。
そして自分がバイクに乗ってる理由
それは「ホントの自分と出会う為に…」

彼はこの旅を終えたら何を見つけるのだろう。
私には何処が終着点かすら見えていない。
まだまだ修行が足りないのだろう。

着ぐるみ冒険記ブログ

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