Web Master's Room

バイク乗りのちょっと寄り道、思った事…

スイゼンジノリ

2011-09-28 22:18:31 | ツーリング


噂では聞いた事があったが、黄金川でわずかしか採れないミネラル豊富な幻の川苔
その昔秋月藩が幕府献上用に用いられたと言う一品で
その生育域は秘密裏にされていたという。
そんな話しを聞くと見つけに行きたくなりませんかぁ?(^^ゞ

・・・っで、探してみたんですかで黄金川って見つからないんです。
きっと小さな小川で秘密裏にされていたからでしょうか?
そんな訳で現在販売されているお店を調べて
ここら辺りかと尋ねてみましたが表通りからは発見できません。
近くの住宅地図からここかなっと裏通りに入ってやっと見つけました!



周りは稲穂が頭を垂れて黄色に染まった田んぼですが
ここは今から田植えをするかの様でそこに糸が平行に張られてあり
そこにプヨプヨした物がひっかかている様に見えるこれがあのスイゼンジノリです。
昔は水草の元に絡み付いていたのですが、水はけが悪くなるとの事で
今はこのように糸に絡み付ける様になったらしい。

土手から覗き込んでいると「中には入らないでね」っと声をかけられました。
どうやらここの持ち主の方でこのスイゼンジノリについてお話をしてくれました。
以前は熊本にも自生していたらしいのですが今ではここだけになったとの事
そしてここも上流にダムが出来て水量が減ってしまった事など話してくれました。
もう少し国や県が保護に理解してくれたら…。
なぜかここにしか育たない不思議な川苔、ここも安住の地とはならないのかな。

ここうきは・甘木地区はは筑後川の中流域で
杷木の山々と耳納の山々に囲まれて綺麗な伏流水が多く流れ出す街
そして昔はたくさんの河童がいたという街
今、河童は何処にいってしまったのだろうか?
水が豊かになればきっと河童も川苔も喜ぶに違いない。

スイゼンジノリ

秋晴れの日

2011-09-25 11:56:35 | ツーリングシーン


夏の暑さも一段落したさわやかな雲ひとつ無い青空
こんな日はきっとやっているだろうなぁと思い
日田から耶馬溪に抜ける国道を左に曲がり山の中へとザッパーを走らせる。
途中河川敷プールでは最後の夏を楽しむかのように子供たちが泳いでいるが
いい大人の私はそんな事は出来ないので遠くから眺めている。

小鹿田と書いて“おんだ”と読む。
昔は確か皿山って呼ばれていた気がするが現在では小鹿田が一般的のようだ。
小さな川沿いの山の間のこの集落は先ずは手打ちの蕎麦屋が迎えてくれる。
以前頂いたのだが確かあまりつなぎを使わない
ちょっと太めでブツブツ切れる田舎蕎麦だった様な記憶がある。
今もあのおばちゃんは元気でやっているのかな。

水草の生い茂る冷たい流水
ザァー ギギギィ ガッタン ザァー ギギギィ ガッタン
水車が水を溜め獅子落としのごとく杭が打たれる。
今も現役の三連水車があり小鹿田焼のオレンジ色の土を打っている。

その道を挟んで向かい側に立派な登り窯がある。
今日は火は入ってないようだが素焼き状態になった皿や碗が天日干しに並んでいる。
残念ながら私は焼き物には興味が無いのでどれほど立派な物であるか伝えるすべが無い。
でもひとつひとつ丁寧に作っているであろう事ぐらいは想像できる。
これだけ一度に並べてあると圧巻だ。
撮影に夢中になって引っ掛けないようにだけは気をつけた。

本当に今日は天気がいい。
私も何処かでお昼ねをして帰ろう。
そう、ある秋の一日の出来事でした。


小鹿田(おんた)焼 黒木窯

旅の終わりに

2011-09-17 08:00:25 | ツーリング

予期せぬハプニングがあって予定より数時間遅れて壇ノ浦PAに到着
もう目の前には九州がすぐそこにある。
到着と同時に九州側の門司港から花火が上がった。
まるで無事に帰ってきた事を祝福してくれているよう
まあ、そんな大した事ではありません。
無事に帰ってくる事は必要最小限でありますから。

あと自宅まで30km。

ついてない日

2011-09-16 12:42:35 | ツーリング
なかなか夏ツーの話しが終わりません。
途中でこそこそツーをしているもので…。
話しを夏ツー8月16日に戻しますね。(^^ゞ




あずぅーい…



1000m以上あった四国の山々から降りてくるとそこは熱地獄…。
いったい何度くらいあるのだろうか?
容赦なく射す太陽光とその照り返し、おまけに車の排気ガス…。
またあの涼しいくらいのあの場所に戻りたい…。(ToT)

とは言っても今日中に帰宅しなければならない
私は可愛そうなしがないサラリーマンライダーで
とりあえず帰路は今治から裏しまなみの島々を通って帰るつもりです。
がっ…、お昼のフェリーに間に合わそうと急いで今治港に着いたのに



あ り え な い ・・・

公共機関のフェリーが盆休みだとぉー!

まあ本来観光用と言うより地元の足としてのフェリーなので
移動する人が少ないだろうし、またお盆は親戚一同が集まるのだろうから
ここでは仕方のない事なのでしょうから諦めるしかありませんでした。
…っで問題は帰りのルートをどうするかです。
本来ここから岡村島に向かうフェリーを利用するのが
お金も時間もあまりかからないしかも楽しめるルートでした。

行きに使った三崎からのフェリーが一番費用がかからないでしょうが
ここからまた松山経由で戻るのはあまりにも遠すぎます。
どうしようか考えていたらお腹が空いたので
ここは今治のB級グルメ“焼き豚卵飯”を食べながら今後の計画を立てよう!と
あの名店“重松飯店”に向かいます!

がっ・・・

あ り え な い ・・・

オープン前の12時前には着いたのにもう20人くらいは並んでいる…。
元来並んでまでというのが嫌いな上に時間が必要以上にかかるので結局諦めて
コンビニでアイスを食べながら作戦会議をしていると
隣に焼き豚卵飯の大きな看板があるではないか!
名店ではないかもしれないがさほど味は変わらないだろうと
入り口にまわってみると営業中の看板が出てるにもかかわらずお盆休みなんだと

あ り え な い ・・・

はい、お盆はお休みするものですから・・・
でも営業中の看板くらいは下げておいて欲しい。

結局しまなみ街道を通って何処かで昼ごはんを食べようと言う事になりました。
ついてない日は本当についてないものです。(ToT)/~~~










残念 四国カルストの夜

2011-09-10 15:14:51 | ツーリング
残照が何とか残っているうちに鶴姫平のキャンプ場に到着。
途中ポツポツと雨に降られたがテントの設営を終了しビールで乾杯!

ここ数年、お盆休みはこの地でキャンプをしながら流星をみる事にしています。
四国の背骨は標高も高く周りに灯が無いので雲さえなければ
テントから頭だけ出すと無数の星や流れ星を見る事が出来るからです。
そんなにロマンチストではないけれども見上げると宇宙は広大すぎて
その中の自分自身がちっぽけな存在である事を認識し今の悩みが
さらにちっぽけな事であるが理解できるって言ったらカッコつけすぎですね。
不思議と疲れていてアルコールが入っているにもかかわらず
深夜に眼が覚めて1時間も2時間も眺めているのが落ち着くのです。

しかし今夜は薄い雲がかかっている。
雲が薄いので満月の月がおぼろげに確認できるがもちろん星達は確認できない。
心地よい風が流れているので深夜には晴れてくれるのを願ったがそれは無理でした。

朝、靄か霧かわからない白い世界が広がっていました。
準備を整え丘の上から高原を見下ろして出発します。



セカンドマシーン

2011-09-08 18:38:49 | Kawasaki KSRⅡ
たまには乗っておこうかなと思ってキックするがうんともすんとも言わず…。
ちっちゃいので押掛けも楽ではあるが4回5回と行うがかかる気配なし…。
チョークを引いて死ぬほどキックをすると火は入るがすぐエンスト…。
最初はかぶっているのかなと思っていたがチョークを引くと一応エンジンは始動するので
しばらく始動してなかったのでやはりキャブが詰まっているのか?

今日は休みだったのでキャブをバラしてみると案の定スロージェットが詰まっている!
ついでに全バラしてキャブクリーナーで綺麗綺麗して再度組み上げると
何も無かったように一発でエンジン始動、今まで白煙が出ていたがほとんど出なく調子もグッド!
たまには乗ってあげないとダメですね。