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夏ヤマメ、釣ってもらいたいし釣りたいし。

2018年07月19日 | 渓流・本流2018
丹沢へガイド役で出掛けてきた。

ホームリバーが先日の豪雨でしばらく駄目なので初めての丹沢を案内して欲しいという、静岡の橋本さん。地元だけれどまったく渓流には出掛けられていない八橋さんにも声を掛け、3人釣行となった。

お二人とも初めての山なので、珍しく気合いを入れて集合は2:00。支度を終え、談笑しながら定刻までのんびり待っていると、あれれ。そりゃないよぉ。

いくらか出鼻をくじかれたが、一同気を取り直して歩く。早朝から鳴くヒグラシが暑い一日を予感させる。10年ほど前、大型台風直撃で大きな被害を受ける以前の、このあたりの川のこと。釣れるヤマメやイワナ、橋本さんが苦手らしいカエルのこと。丹沢のクマのこと。

ちなみに私は丹沢でクマに出会ったことは無いけれど、八橋さんは昨年、二度目の渓流釣行および初の単独釣行となった丹沢の別の山で、なんとばったりクマに遭遇。堰堤を越えたらそこにクマがいたそう。初単独でばったりとは、なんたる確率。その天文学的遭遇率がクマじゃなくて、40ぐらいの大ヤマメだったらねえ。

そんなことを話しながら、目的の川に着。荷物をデポしてさっそく釣り上がった。





追いにせよ、アタックにせよ、もう完全に夏ヤマメのそれ。橋本さんが体高のある良型を釣った。ベテランの橋本さん、ホームリバーはアマゴになるから、滅多に顔を見ないヤマメに嬉しそう。やった。





八橋さんも美しいヤマメをキャッチ。二年ぶりのヤマメにこちらも破顔一笑。やったやった。

ミノーはソリスト50MD2 FSの限定カラー、イチゴヤマメ。この日は40DDも50MD2もFSが大アタリだった。



ソリスト50MD2 FSを踊らせる。猛烈に追うヤマメ、カンッと金属的な余韻だけを残して泳ぎ去るヤマメ。どれも夏ヤマメの精悍さで、フッキングできないヤマメも多いのだがまあいいか。そう思わせてくれる。





適当に抜きつ抜かれつしながら、3人とも飛び出てくるヤマメの高速アタックにもう夢中。みな日頃はいろいろ抱えていて、下界で藻掻いたり喘いだりしているのだけれど、ジャブジャブ歩いて夏ヤマメに歓喜しているこの時だけは、川に流せてしまうんだよね。きっと。





さっきからポツポツとイワナが交じってきた。谷も狭まり、尾根の気配を感じる。そろそろ詰めにかかろうか。

そこで話し合い右俣、左俣に分かれることにした。

このあとちょっといいイワナに出会えたのだけれど、そのお話しはまた次回に。

*渓流ヤマメタックル
ロッド:レヴェルトラウト5.0MT
リール:2000番にナイロン5lb
ミノー:ソリスト50MD2 FS、ソリスト40DDFS、ソリストシャッド50ほか

Photo&Report by 小平


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