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福井、岐阜へ

2016年05月03日 | 渓流・本流2016年
24日に九頭龍川上流にて開催された Trout Anglers Meeting 2016に出展するため、福井まで出掛けていました。



初回から4回連続での参加となりました。こういう手作りイベント、好きなんですよね。

花桃はピークを過ぎてしまっていて残念でしたが、ご来場いただいた皆さん、有難うございました。
 
 
さて福井に来たからには、もちろん九頭龍川でのサクラは欠かせませんね。今年絶好調が伝えられている九頭龍です。

初日は昼着。年券を購入したのち、川をのぞきに行くと前夜からの大雨でアマゾン状態。せっかく前乗りしたのにな。それでも竿を出すものの、まったくノーチャンス。この状態でも結構な人出があり、今年がいかに好調かを物語っているかのよう。

二日目はこの遠征で一番気合が入っていました。渇水から一気にガーッと増えた水が前日夕方にはすでに落ち始めていたので、朝一番にチャンスありと狙いをつけていた上流部で車中泊、早朝から川へ立ったもののこの日もノーチャンス。

釣りをしていても一時間ごとに水位が下がっていくのがわかるほどの急激な減水。やっぱり瀬で釣りたくてポイントを絞っていたのですが、この急激な水位の変化からして、時合いはわずかな時間だったと思われます。夜のうちに過ぎてしまっていたか、ポイント選択を誤ったか。

夕方からイベント前夜祭があるので、15:00頃には川上がり。前夜祭は久し振りの秋吉、やっぱり美味かったな!

夜は主催者でもある、EGOIST大嶋氏宅にみんなで泊めていただく。もちろん夜中までワイワイと、お世話になりました。

三日目はイベント。

四日目。イベント後の打ち上げで少々飲み過ぎたみたい、市内のビジネスホテルで目覚めるとすでに6:00。やってもうた。

重い身体に鞭打つように川へ。水が落ちてしまったので上流部の瀬はあきらめ、中流部へ。平日でもすでにかなりの人出。見ると右岸側に集中していて、左岸はちょうど人が上がったところ、誰もいない。

そこで左岸へ、流れ込みを中心にフラットシャッド85SSを流すこと15分、ドンというアタリ。おや?

流芯の向こうでヒットさせたので、なだめながら流芯を横切らせようとしたところテンションが変わったと一瞬感じた、その直後にポロリ。

魚をハッキリと見ていないのでサクラだったとは言いません。シーバスも入ってくるし、コイ系も多い。でも残念なバラシでした。

五日目は疲労が溜まっていたこともあり、嫁さんの慰労も兼ねてちかくのあわら温泉で宿をとる。釣りは無し。

六日目、福井最終日。午後からは移動予定なので午前中勝負だったものの、ノーチャンス。
 
地元は変わらず厳しいので好調の九頭龍に賭けてみましたが、残念な結果でした。今年はスタートダッシュが凄かっただけに、終わるのも早かったのかな、代掻きもガンガン入ってきていましたし。

来年はスケジュール繰りして2月か3月には一度行きたいですね。釣れませんでしたが、川を歩いていると昨年も今年も小平さんですかと声を掛けてくれるアングラーさんがいて、関東の、遠方のユーザーさんだったりするのですが、九頭龍だから会える方がいるんですよね。

福井でお会いした皆さん、有難うございました。
 

 
さて午後からは移動。夜からはまとまった雨予報だったので、帰路を変更して岐阜で少し竿を出すことに。

奥飛騨の見慣れた渓へ着くとすでに16:00。九頭龍帰りだと、岐阜でもなんだかホーム感があるのはなぜ(笑)

奥飛騨は好きで、以前はよく通った。雑誌の取材も十年ほど前に一度、数年前にも一度このあたりでやらせていただいたし、きっと何十人という仲間、ユーザーさんをこのあたりの渓に案内してきたと思う。でもやっぱり、年月とともにいろいろあるんだよね。残念なことも起きる。数年前には少々嫌気がさして、それ以来少し足が遠ざかっているのも確か。

私のこの地を見る目はいくらか変わってしまったけれど、それでも山々はそのままに聳え、川や渓も変わらず滔々と流れる。イワナたちはどうかな。



強い雨が落ちてくる。予報より早く、支度を済ませて入渓するのとほぼ同時に。

夕マズメ短時間でも遊んでくれるイワナたち、ありがたいな。

夜は近くの温泉に浸かり、道の駅で車中泊する。夜中、雨音が車を叩く。明日は厳しいかな、そんな気がしてくる雨音だ。



上流部本流、まだ釣りになるころ。早朝は落ち着いていた雨が再び強くなる。みるみるうちに増水し、濁りが入る。





ソリスト50各種やテスト中の60mmなどで、大きいのは出ずもイワナはポツポツ釣れた。この増水する流れの中でミノーをテストできたのは収穫だった。

ひとつ気になったのは、イワナのコンディション。ここは今年から成魚放流を取りやめると、昨年から盛んにアナウンスしていた。それが吉と出るか凶と出るのかを自分なりに確かめたくて立ち寄ったのだけれど、どう見ても成魚放流魚というイワナも釣れた。

もちろん吉と出るのを祈るばかりだけれど、よくわからないな、それがこの日の感想だった。

それはそうと、疲れの溜まった身体にこの日の冷たい雨は堪えた。

川は支流も本流もすでに濁流で、もう釣りは無理だ。制作も山積みだし、横浜へ戻ろう。
 
また六月に。


 
サクラマスタックル
ロッド:レヴェルトラウト82MTL(プロト)
ステラ3000+PE1号+ナイロンリーダー16~20lb
ミノー:フラットシャッド85、ビートアップ各サイズ、ファット各サイズ、70mm シンキング etc

渓流タックル
ロッド:レヴェルトラウト5.0&5.6MT
ステラ2000C+ナイロン4~6lb
ミノー:ソリスト50MD2 FS、シャッド50、50MD2、50DD、60MD、70mmシンキング etc

Photo&Report by 小平




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