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ZANMAI BLOG(新アドレス)

遊べや遊べ。
素晴らしいトラウトとの出逢いを綴ります。
タックルのお知らせもこちらからどうぞ。

夜光貝

2019年02月13日 | 制作状況
よい夜光貝が入手できました。



これですよ、これ。

夜光貝を活かしきるためにはこの幅と長さが大切です。


さて、どうカットしようかな。何本取れるかな。

解禁には間に合いませんでしたが、妥協せず制作します。


Photo&Report by 小平

手放せない

2019年02月06日 | 制作状況
一昨年のこと。制作中にその瞬間は突然やってきた。

あれ、いつもと違う。この違和感は何だろう。

それからしばらくこの違和感を拭えないままでいた、そこであるときふと街中で目にとまった老眼鏡を買ってみた。あくまでも試しだったから安物も安物、数百円のそれを。



もともと視力がよく眼鏡とは無縁で過ごしてきたため、理由もなく敬遠していたけれど、使ってみて驚いた。

うわ、これまで見えていなかったものが見えるじゃないか。こんな簡単に世界は変わるんだ、と。

けれど見えることすべてが手放しでよしとは限らないでしょ。知らぬが仏、肉眼の可視範囲ならともかく、カメラレンズや拡大鏡、老眼鏡でズームしてみて初めてわかるあれこれに、どこまで時間を掛ければいいのだろう。


足を踏み入れた以上、これから手放せないあらたな制作ツールなのは間違いない。

葛藤も一緒に連れてきたけれど、我が工房へようこそ。

それにしても老眼鏡って、嫌な響きだな。呼び方を考えよう。


Photo&Report by 小平

顔つきと個性

2019年02月04日 | 制作状況
顔つきは大切な個性。

あえてまったく異なるサイズやモデルのミノーたちを撮ってみました。サイズ感やカラーリングに惑わされぬよう、ズームで撮っています。



ソリストシャッド50。



オーダー品の130ストレート、アワビ貼り。



また別のユーザーさんによる、こちらもオーダー品のビートアップ150。


これまで40mmのように小さいミノーでも、200mmのようなビッグミノーでも、印象を大きく決定してしまう顔つきを変えること無く制作してきました。

サイズやモデルが変わってもひと目でそれとわかるよう、同じようにナイフを入れ、同じ手数で出来る限りシンプルに。少しずつ変化しながら、気がつけば文字通り`顔`となる表情が決まっていったのでしょう。

ナイフを入れられるスペースはいくらでもあります。ふと、あらためて意識してみようかと思いました。


Photo&Report by 小平

ブランク作り

2019年01月31日 | 制作状況
「森と川と海を繋ぐサクラマス復活プロジェクト」ブログも無事にスタートしましたし、ZANMAIブログでは制作状況などバシバシアップしていきたいと思っています。本当かなあ。



毎月のうち1週間ほど集中的に行うのが、ブランク作り。

バルサ板から切り出し、仮組みしたのちカット、サンディングして成形。サンドペーパーの番手を変えて仕上げたら仮組みを外して、ウェイトやワイヤーを組んでいきます。

ZANMAIのミノーはバルサにしては丈夫とよく言われますが、使用しているセルロースが頑丈なだけで無く、この際に面倒でも2~3の手間を掛けることでより頑丈に仕上げることができます。

ルアー制作において基本中の基本であり、最も大切な作業と言ってもいいであろう、このブランクス工程。ご存じの通りバルサは板によって、また部位によって差が激しいため、削り方も組み方も少しずつ変えるのがZANMAIのやり方です。

一例として、ウェイト。バルサに合わせヤスリで重量や形状を微調整します。ウェイト一個ずつ、すべてやります。この微調整も年を追うごとに、かつてよりずっと緻密に行うようになりました。組み上げるまでの時間は掛かる一方ですが、見えない場所ほど肝心ですからね。

このブランクス制作ウィークも終盤に差し掛かり、昨日から徐々にブランクスの下地コーティングを始めたところです。


Photo&Report by 小平

New!ソリスト60MD&DDフラットサイド

2019年01月24日 | 制作状況
2019年新作の渓流・本流用フラットサイドモデルをご紹介します。

フラットサイドは数モデルの新作を予定していますが、まずはソリスト60MD、ソリスト60DDからリリースです。



先日のナチュラリストさんイベントでお披露目しましたが、バルサ板から自身の手で削り出すフルハンドメイド。今回そう多くはご用意出来なかったため、アナウンスは控えておりました。ご了承ください。

*ソリスト60MD・ソリスト60DDフラットサイド
スロー気味のシンキング約4.5g(フックレス)
¥4.800(税別)20th記念ボックス入り¥5.100(税別)


*ホームページでのミノー紹介ページが更新できていません、ここで60mmのラインナップをあらためて。重量は目安としてください。

・60MD フローティング約3g スローシンキングおよそ5g強 シンキングおよそ6g強 
体高の無いMD。リリースからすでに10数年が経過しても色褪せないスタンダードMD。

・ソリスト60DD フローティング約4g シンキング約5.5g ヘビーシンキング約7.5g
体高を出しアピールを増したソリストシリーズのDD。

・ソリストシャッド60 シンキングおよそ6g強
安定感とアピール力の両立が持ち味。

・60ストレート スローシンキングおよそ5g弱
2017年に仲間入りのストレートモデル。


渓流域から里川、小規模本流まで広く活躍するので何かと便利な60mmです。

Photo&Report by 小平

`亥年`スペシャル、ナチュラリストさんへ。

2018年12月06日 | 制作状況
`THE TREE 2018!presents by 15 handmade builder`

昨年に続きナチュラリストさんから届いた、新年に向けてのSPカラー製作依頼。





2019年は亥(イノシシ)年。そこで梵字の亥を使い、得意のオーロラ金箔散らしで新年を表現してみました。


そうそう、三昧とはそもそも`妄想を離れて心を静寂にし、心の鏡に映る実相をみきわめること。あることに熱中すること。`そんな意味を持つ梵語です。

ナチュラリストさんは12/7から営業再開、店内の巨大ツリーは必見ですよ。

1/19~20はイベントでお邪魔します。


手割りシェル

2018年11月13日 | 制作状況
皆さんに長くご愛用いただいている手割りシェル。

これまで何度もこのブログでご紹介していますが、その製作方法も少しずつ改良を加え、完成度を上げて現在に至ります。

作り始めてたぶん17~18年ほどが経ちますが、手割りシェルと名付けたのはもう少しあとですね。ダイヤカットしていない様々なシェルをパリパリ手で割りながら曲面に合わせて貼っていく様から、手割りシェルと名付けました。

きっとこれまでも先達が同様のシェル貼りを製作していたのだろうと想像しますが、私は手にしたことが無く、通常のいわゆるアワビ貼りとはまったく異なるこのようなシェル貼りをどう呼んでいたのかわかりません。









なくてはならないキンクロOB。黒・ゴールド・オレンジの3色だけという潔さながら、組み合わせ相性のよさは抜群、常に一軍であり永遠に不滅ですよね。私も折に触れて誌面などに書いてきましたが、ラパラ、ボーマーのロングAなどのキンクロは大好きでした。

このキンクロを手割りシェルで製作するとこれがまた、抜群にカッコイイ。

手割りシェルはもちろん、1本ずつダイヤカットしたダイヤカットモデルも製作しています。細かなキラキラ感を出したかったらダイヤカットですが、私はあえてダイヤカットしないモデルが好きです。厚みのある貝を使うので、貝が持つ深みや奥行き、独特の輝きをより活かせると思うからです。

輝きすぎないからこその艶めかしさは、ダイヤカットしない手割りシェルの独壇場と言ってもいいでしょう。





こちらはアカキン。アカキンも抜群ですね。



ファットは渋くサビヤマメで、というご依頼通りに。

毎年この時期になると来春用にまとめて製作に取り掛かります。よい貝素材には限りがあります、お届けまで時間をいただきますが、ぜひという方はZANMAIのホームページ`ORDER`よりメールをください。

http://www.zanmailures.com/order.html

カラーリングや納期相談など詳細はできるだけメールでのやり取りをお願いしています。もちろん取扱店さんへのお届けも出来ます(送料別のケースあり)。また変わったカラーリング、オリカラの場合は塗料の準備など製作の都合上、2本以上でのご注文をお願いしています。この場合、モデルは別々でも結構です。

もちろん、通常のアルミ、アワビ貼り、オーロラなど各モデルも製作ご依頼を承っています。いずれものんびりお待ちいただくことになりますが、お気軽にメールをください。確実にオンリーワンを手にしていただく唯一の方法です。


さあ、製作繁忙期に突入。

2018年11月04日 | 制作状況
11月に入り、いよいよ来春を見据えての製作繁忙期に突入です。



50ストレートのアルミを貼っているところ。

うちのミノーはハンドメイドの中でも原点であり、同時にもっとも手間暇を要する`フルハンドメイド`。



こちらはソリスト60DD。今でもフリーハンドを大切にしているため、それぞれに個性が出ます。左右で表情が違います。一本一本に異なる表情があります。

 
やりたいことがたくさんあるので、朝5時や6時に始まる工房仕事。珍しくもない、当たり前のことです。

Photo&Report by 小平

さてリップ

2015年02月18日 | 制作状況
今月分の制作状況です。



アルミ各種の塗装、最終コーティングが無事に完了しました。
取り返しのつかない塗装ミスがあり、貴重な数本をダメにしてしまいましたが、それ以外はしっかり仕上がっています。

バリを取って、リップ付け。補強と防水処理。

今日中に追われれば、明日からアワビ、シェルの仕上げに入ります。
アワビなどは別工程なので、まだまだ気が抜けません。

町田ではあんな話、こんな話をしてみようかな。たくさんの顔を思い浮かべながら、楽しく作業しています。