末つ森でひとやすみ

映画や音楽、読書メモを中心とした備忘録です。のんびり、マイペースに書いていこうと思います。

METライブビューイング/2018-2019シーズン

2018-11-06 10:19:56 | 音のはなし
先週11月2日(金)より、METライブビューイング 2018-2019シーズン が開幕しました。

このシリーズを初めて見たのが、夏の東劇での ワーグナー <リング・チクルス> だったので、
何となく、METライブビューイングは夏のアンコール上映でまとめて見るもの、
という状況が続いたのですが、こちら に書いたように、最近は土壇場で行けなくなることもあり、
(今夏も結局、「魔笛」しか見られませんでした。。)
新シーズンは夏まで待たず、絶対見たい! 作品は、先に足を運ぼうかと思います。

今回、個人的に外せないのは次の2作品。
 ■サン=サーンス:サムソンとデリラ ※上映期間 2018年11月16日(金)~11月22日(木)
 ■プーランク:カルメル会修道女の対話 ※上映期間 2019年6月7日(金)~6月13日(木)

あとは、新演出の下記も気になります。
 ■ヴェルディ:椿姫 ※上映期間【東劇】 2019年2月8日(金)~2月21日(木)

もし、初回上映期間中に行けなくても、夏のアンコールもあるし(決めつけ・笑)、
やはり機会は多い方が良いので。

以上、自分用覚書き。


   ++ '19年11月8日追記 ++

     今年も結局、夏のアンコールでの鑑賞となりました。
     見ることができたのは、モーツァルト「 コジ・ファン・トゥッテ 」(2017-18シーズン)と、
     プーランク「 カルメル会修道女の対話 」(2018-19シーズン)の2作品だけでしたが、
     どちらもスゴく良くて、見終えた後の満足度が非常に高かったです。

     特に「カルメル会修道女の対話」は、以前にフランス革命のことを調べていた際に初めて知って、
     とても興味を引かれたのですが、同時に、でも、日本で見るのは難しそうだなとも思ったので、
     METライブビューイングにラインアップされたと知った時は、本当に嬉しかったものです。
     内容的に全体としては厳かな印象ですが、修道院長の死の場面で描かれる恐れと激しさは強烈な
     インパクトを残し、終幕の、修道女たちが一人ひとりギロチンへと歩みを進めていくシーンは
     音も歌も圧巻で、息を呑むほどでした。
     それほど頻繁に上演される演目ではないでしょうから、鑑賞できたことはラッキーだったし、
     来年以降のアンコールで再度上映機会があるなら、是非また見に行きたいです。


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