年内最後の更新は、久し振りの「旧作覚書き」。
3作品すべて、自宅鑑賞です。
*~*~*~*~*~*~*~*~*
まずは、今年2020年に日本で劇場公開されながら、足を運べず残念に思っていた2本。
両作品とも、ネタばれ に繋がる記載があります。
★コリーニ事件( 原題 : Der Fall Collini )
原作は、ドイツの著名な弁護士でもある作家フェルディナント・フォン・シーラッハの同名ベストセラー小説。
1968年に施行された通称「ドレーアー法」という法律が、ストーリーのカギを握っており、
上記の原作小説がきっかけとなって、ドイツでは「過去再検討委員会」が設置されたそうですが、
原作者自身の血縁も含め、いろいろと考えさせられる背景を持った作品でした。
★名もなき生涯( 原題 : A Hidden Life )
第二次世界大戦中に、ナチス・ドイツに併合されていたオーストリアで、
良心的兵役拒否の立場を貫いた、農夫フランツ・イェーガーシュテッターの生涯を描いた伝記映画です。
イェーガーシュテッターは、後にカトリックの殉教者として列福されました。
なお、本作は、2019年2月に他界された故ブルーノ・ガンツ氏の遺作にあたるそうです。
そして、今年の鑑賞納めに選んだのは、以下の作品です。
★裏切りのサーカス( 原題 : Tinker Tailor Soldier Spy )
この12月にお亡くなりになった イギリスの小説家、
故ジョン・ル・カレ氏の「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」が原作で、
何度見ても、とても好きな映画です。 ご冥福をお祈りいたします。
3作品すべて、自宅鑑賞です。
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まずは、今年2020年に日本で劇場公開されながら、足を運べず残念に思っていた2本。
両作品とも、ネタばれ に繋がる記載があります。
★コリーニ事件( 原題 : Der Fall Collini )
原作は、ドイツの著名な弁護士でもある作家フェルディナント・フォン・シーラッハの同名ベストセラー小説。
1968年に施行された通称「ドレーアー法」という法律が、ストーリーのカギを握っており、
上記の原作小説がきっかけとなって、ドイツでは「過去再検討委員会」が設置されたそうですが、
原作者自身の血縁も含め、いろいろと考えさせられる背景を持った作品でした。
★名もなき生涯( 原題 : A Hidden Life )
第二次世界大戦中に、ナチス・ドイツに併合されていたオーストリアで、
良心的兵役拒否の立場を貫いた、農夫フランツ・イェーガーシュテッターの生涯を描いた伝記映画です。
イェーガーシュテッターは、後にカトリックの殉教者として列福されました。
なお、本作は、2019年2月に他界された故ブルーノ・ガンツ氏の遺作にあたるそうです。
そして、今年の鑑賞納めに選んだのは、以下の作品です。
★裏切りのサーカス( 原題 : Tinker Tailor Soldier Spy )
この12月にお亡くなりになった イギリスの小説家、
故ジョン・ル・カレ氏の「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」が原作で、
何度見ても、とても好きな映画です。 ご冥福をお祈りいたします。