'いつか行ってみたい場所' が、国内、海外、ともにあります。
スペインのマドリードに位置するプラド美術館は、そうした場所の一つ。
理由は、ヒエロニムス・ボスの三連祭壇画「快楽の園」 を所蔵しているからで、
この作品の実物を見るために、いつか行きたいと思っているのです。
プラド美術館は昨年の秋、2019年11月に開館200周年を迎えました。
ドキュメンタリー映画「プラド美術館 驚異のコレクション」は、
名優ジェレミー・アイアンズのナビゲートによって時代を16世紀にまで遡り、
神聖ローマ帝国皇帝カール5世(スペイン国王カルロス1世)の晩年と、
スペイン王家の美術品コレクションの原点としてティツィアーノの絵画に言及し、
それを皮切りに、同美術館と作品たちの歩んだ歴史や背景が語られていきます。
美術館を舞台にしたドキュメンタリーは、過去にも何本か見ていますが、
所蔵する美術品の逸話を聞いたり、絵画の修復作業の様子を垣間見たりできるのは、
この類の映画で嬉しい、定番ポイントですね。
退位したカール5世が、隠棲先のユステ修道院に飾った ティツィアーノの名作「ラ・グロリア」。
鑑賞者の動線を踏まえたドラマティックな構図で描かれている、ティントレット「弟子の足を洗うキリスト」。
マグダラのマリアが取るポーズに興味を引かれる、ウェイデン「十字架降架」。
室内の人物たちの一瞬を、写真のように切り取って描かれた ベラスケス「ラス・メニーナス」。
男中心の17世紀美術界で、生々しさと美しさが滲み出る迫力の静物画を手掛けた クララ・ペーテルス の作品群。
── 本作を見て、いつか実際に鑑賞できたらと ・・ 新たに思った作品たちです。
クララ・ペーテルスは、上記リンク先にあるように、2016年10月25日-2017年2月19日の期間、
当のプラド美術館で特集展が開催されていたのですね。その頃に、知っていたかったです。。
*~*~*~*~*~*~*~*~*
映画 『プラド美術館 驚異のコレクション』
◇原題:Il Museo del Prado - La corte delle meraviglie
◇関連サイト:公式サイト( 日本版 )、IMDb( 関連ページ )
◇鑑賞日:2020.9.22. 映画館にて
スペインのマドリードに位置するプラド美術館は、そうした場所の一つ。
理由は、ヒエロニムス・ボスの三連祭壇画「快楽の園」 を所蔵しているからで、
この作品の実物を見るために、いつか行きたいと思っているのです。
プラド美術館は昨年の秋、2019年11月に開館200周年を迎えました。
ドキュメンタリー映画「プラド美術館 驚異のコレクション」は、
名優ジェレミー・アイアンズのナビゲートによって時代を16世紀にまで遡り、
神聖ローマ帝国皇帝カール5世(スペイン国王カルロス1世)の晩年と、
スペイン王家の美術品コレクションの原点としてティツィアーノの絵画に言及し、
それを皮切りに、同美術館と作品たちの歩んだ歴史や背景が語られていきます。
美術館を舞台にしたドキュメンタリーは、過去にも何本か見ていますが、
所蔵する美術品の逸話を聞いたり、絵画の修復作業の様子を垣間見たりできるのは、
この類の映画で嬉しい、定番ポイントですね。
退位したカール5世が、隠棲先のユステ修道院に飾った ティツィアーノの名作「ラ・グロリア」。
鑑賞者の動線を踏まえたドラマティックな構図で描かれている、ティントレット「弟子の足を洗うキリスト」。
マグダラのマリアが取るポーズに興味を引かれる、ウェイデン「十字架降架」。
室内の人物たちの一瞬を、写真のように切り取って描かれた ベラスケス「ラス・メニーナス」。
男中心の17世紀美術界で、生々しさと美しさが滲み出る迫力の静物画を手掛けた クララ・ペーテルス の作品群。
── 本作を見て、いつか実際に鑑賞できたらと ・・ 新たに思った作品たちです。
クララ・ペーテルスは、上記リンク先にあるように、2016年10月25日-2017年2月19日の期間、
当のプラド美術館で特集展が開催されていたのですね。その頃に、知っていたかったです。。
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映画 『プラド美術館 驚異のコレクション』
◇原題:Il Museo del Prado - La corte delle meraviglie
◇関連サイト:公式サイト( 日本版 )、IMDb( 関連ページ )
◇鑑賞日:2020.9.22. 映画館にて