TOHOシネマズシャンテでの上映最終日に、滑り込みました。
第二次世界大戦終結直後、1946年のイギリスを舞台に描かれるストーリーは、
●本と読書が繋いだ、人との出会いと絆
●戦争で大切な誰かを失った人にとっての、戦後
●あの時代に、自分の信念を貫いて生きていく女性たち
など、興味を引かれる要素が多く、十分に楽しんで鑑賞しましたが、
一方で、物語の見せ方に疑問や違和感を感じた箇所もあり、
(後者の一部は、伏線との絡みで仕方無い部分もあるようでしたが)
私の中では、'嫌いではない作品' という位置づけで落ち着きそうです。
しかし、第二次世界大戦中のイギリスにもドイツに占領された地域があったことを、
今回、この映画を見て初めて知りました。
当時の欧州で、イギリスは最後までナチスに屈しなかったイメージが強いのですが、
そこには、ドイツ軍の侵略を受けたチャネル諸島を戦略的に切り捨てるという、
王室保護領の島民たちに強いた犠牲が、少からずあった訳です。
劇場用プログラムにはガーンジー島の歴史を簡潔にまとめた頁があり、必読と思います。
(他にも、読書会のエピソードで登場した作品・作家の紹介や、
件のポテトピールパイのレシピ(苦笑)も載っているなど、
本作のプログラムは鑑賞後の補足に読むと、丁度良い具合に面白いです)
■ 以下、完全に自分のための余談メモ ■
主人公のジュリエットが、ガーンジー島に渡るために乗船する場所は「ウェイマス港」。
私の目に馴れたウェイマス港 は、ロケ地も ドーセット州にある同港 ですが、
本作でのウェイマス港の場面は、こちら がロケ地です。
*~*~*~*~*~*~*~*~*
映画 『ガーンジー島の読書会の秘密』
◇原題:The Guernsey Literary and Potato Peel Pie Society
◇関連サイト:公式サイト ( 日本版 )、IMDb ( 関連ページ )
◇鑑賞日:2019.10.17. 映画館にて
第二次世界大戦終結直後、1946年のイギリスを舞台に描かれるストーリーは、
●本と読書が繋いだ、人との出会いと絆
●戦争で大切な誰かを失った人にとっての、戦後
●あの時代に、自分の信念を貫いて生きていく女性たち
など、興味を引かれる要素が多く、十分に楽しんで鑑賞しましたが、
一方で、物語の見せ方に疑問や違和感を感じた箇所もあり、
(後者の一部は、伏線との絡みで仕方無い部分もあるようでしたが)
私の中では、'嫌いではない作品' という位置づけで落ち着きそうです。
しかし、第二次世界大戦中のイギリスにもドイツに占領された地域があったことを、
今回、この映画を見て初めて知りました。
当時の欧州で、イギリスは最後までナチスに屈しなかったイメージが強いのですが、
そこには、ドイツ軍の侵略を受けたチャネル諸島を戦略的に切り捨てるという、
王室保護領の島民たちに強いた犠牲が、少からずあった訳です。
劇場用プログラムにはガーンジー島の歴史を簡潔にまとめた頁があり、必読と思います。
(他にも、読書会のエピソードで登場した作品・作家の紹介や、
件のポテトピールパイのレシピ(苦笑)も載っているなど、
本作のプログラムは鑑賞後の補足に読むと、丁度良い具合に面白いです)
■ 以下、完全に自分のための余談メモ ■
主人公のジュリエットが、ガーンジー島に渡るために乗船する場所は「ウェイマス港」。
私の目に馴れたウェイマス港 は、ロケ地も ドーセット州にある同港 ですが、
本作でのウェイマス港の場面は、こちら がロケ地です。
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映画 『ガーンジー島の読書会の秘密』
◇原題:The Guernsey Literary and Potato Peel Pie Society
◇関連サイト:公式サイト ( 日本版 )、IMDb ( 関連ページ )
◇鑑賞日:2019.10.17. 映画館にて