末つ森でひとやすみ

映画や音楽、読書メモを中心とした備忘録です。のんびり、マイペースに書いていこうと思います。

RICHARD III edited by Jamie Lloyd

2014-09-28 21:59:14 | PJ版:役者のはなし
9月27日(土)に、ロンドンのトラファルガー・スタジオにて千秋楽を迎えたシェイクスピア劇、
「リチャード三世(主演:マーティン・フリーマン)」の シナリオ本 を、買ってしまいました。


RICHARD III edited by Jamie Lloyd


私自身は、お芝居を見に渡英するのが難しい状況なので、
こちら を始めとする、実際にイギリスまで足を運んだ方々の観劇レビューを拝見し、
いろいろ思いを巡らせていたのですが、やはり、何かしら関連するものを
手元に置いておきたいなと思い、購入した次第です。

最後までちゃんと、読みきれるかな?

「リチャード三世」関係で、これまでに触れたことのある作品は、以下4点です。

 【映画】アル・パチーノのリチャードを探して
  ( 原題 : Looking for Richard
    アル・パチーノが「リチャード三世」を映画化する(架空の)設定のドキュメンタリー。
    役者陣やスタッフが、シェイクスピア作品についてディスカッションし、
    主要場面が実際に、衣装などもつけた状態で演じられていくので、
    見ている我々は、プロの説明や解釈を聞きながら、
    「リチャード三世」のストーリーと、名場面を楽しめる構成になっています。

 【映画】リチャード三世
  ( 原題 : Richard III
    サー・イアン・マッケラン製作総指揮、脚本、主演作。
    物語の舞台を1930年代に移すことで、リチャード三世の残忍な独裁ぶりが、
    当時の欧州に台頭していたファシズムを彷彿させる演出となっています。
    出演陣が豪華で、美術や衣装も素晴らしい、贅沢な作品です。
    (一方、マーティン主演版の時代設定は、1970年代。
     舞台美術などは、「 Tinker Tailor Soldier Spy(裏切りのサーカス)
     にも似たつくりになっていたとか)

 【小説】時の娘
    ケガで入院中の警部が、退屈しのぎに、歴史上の人物 "リチャード三世" の
    犯罪容疑を推理していく 長編ミステリー 。現在、読書中です。

 【戯曲】リチャード三世
    シェイクスピアの戯曲の邦訳版( 訳:松岡和子 )。まだパラ見状態です。

マーティン舞台版のシナリオ本には、
演出家Jamie Lloydのインタビューや、リハーサル日誌も収録されています。
のんびりと、楽しみながら、読みすすめていこうと思います。



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